いちばん難しい英語のプリント
こんばんは。
上板橋の学習塾、久賀塾の久保田です。
お久しぶりですがみなさんいかがお過ごしでしたか?
山賀家は娘が先日1歳になり、動く範囲が増え、あわただしく幸せな日々を送っています。
さて、久賀塾には、丸付けを頼むと山賀先生が悲鳴をあげるプリントがあります。
久保田が完全にオリジナルで作った、その名も「英語ひたすら練習シリーズ」です。
英語を教えていて、いつも歯がゆく思っていることがありました。
もっとシンプルに、基礎の基礎だけを、繰り返しやりたい、と。
英語のテキストはどれも、網羅できていないところがないように、1つのページになるべく多くの情報を詰めて作られています。
例えばbe動詞の単元。
肯定文の作り方、否定文の作り方、疑問文の作り方を学んだあと、演習問題に入ります。
その中に暗記必須の熟語や特別な表現など、覚えてほしい要素が随所にちりばめられています。
解いていて、「こんなのさっき解説のページに書いてなかった」という問題が出てきたりするんです。
確かに、つまずかずにそのテキストを使いこなせる生徒にとってはそれで充分です。
解説ページに書いていなかった熟語は、バツがついた段階で暗記して前に進んでいく…。
しかし、なかなかそうはいかないのが現実です。
1つの単元で引っかかるところが複数あると、その間違いが「暗記すればいいだけ」なのか「そもそも文法が理解しきれてなかったせい」なのかが分からなくなってきます。
そうして、とにかく全部分からない感じがする、英語って辛い、やめたい!に繋がってしまうのです。
その感じを払拭するために久保田が作り出したのが、「ひたすら練習シリーズ」です。
このプリントはあまりたくさんの英単語を必要としません。
練習するのはとにかく基礎の基礎。
主語の次に動詞がくるとか、一般動詞の否定文はdon'tを使うとか、数えられる名詞に注意するとか…。
そういった、英語を学ぶ上でそもそも身につけておかないといけない技術を身に着けるために作ったプリントです。
例えばこんな感じ。
I am a student.のあとに I am an English teacher.を書くことで、aとanの使い分けに気づけます。
むしろ、それしか気を使わなくていいんです。
だってI am は変わらないんですから。
そうしたら、We are students. です。
私は を 私たちは にするとbe動詞が変わり、a student がstudentsになることで名詞の複数形を気にすることができます。
ものすごく難易度の低いプリントに見えますが、初回で満点をとれた生徒は今まで1人もいません。
高校3年生にもやってもらいましたが、名詞のsなど細かい見落としがやっぱりありました。
そんな小さな間違い、見つけても仕方ないでしょうか。
ケアレスミスにすぎないように思えても、受験の場でやってしまったら、どんな間違い方にせよバツはバツです。
かといって、回数をこなしていれば必ずできるようになるプリントです。
英語の「なんとなく嫌な感じ」「出口のないトンネルに入った感じ」が、必ず払拭される素晴らしいプリントなんです!
問題は、丸付けをする側にも相当の集中力がいるということです…。
なので山賀先生はいつも悲鳴をあげています。笑
久賀塾にはこのシリーズが今どんどん作成されていっています。
いまに中学3年間分の全単元を網羅できると思います!
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