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くふうAIスタジオ テックブログ

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くふうAIスタジオに所属するエンジニアが共同で運営する note です。
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#採用広報

Go言語の勉強会やってみた

はじめにこんにちは Isa と申します。 くふうAIスタジオのサーバーサイドエンジニアとして家計簿アプリZaim の開発を担当しています。 今回は私たちの部署で行ったGo言語の勉強会についてご紹介したいと思います。 きっかけZaimのサーバーサイドは主にPHPとRubyで開発されていますが、PHPで開発された機能をGoにリプレイスする作業を進めています。しかし、私を含め、部署内でGo言語の経験者は少なく、初めて触れるメンバーもいるため、我々は共同でGo言語を学ぶための勉強

勉強会に無関心だった僕が自動テストの社内勉強会を開くまで

はじめにはじめまして!くふう AI スタジオの 110 です。 普段はサーバーサイドエンジニアとして、 主にトクバイ のtoB向けコンテンツの開発を担当しています。新卒採用や新卒研修にも関わらせていただいたりもしています。 タイトルにあるように、僕はこれまで『勉強会』と呼ばれるような会には開催も参加もほとんど関心がありませんでした。 そんな僕が今、自動テストに関する社内勉強会を開催しているのですが、そこまでに至った経緯やどんなことをしているのか?について書いていこうと思い

狼少年化していたMagicPodの自動テストの健全化

こんにちは、くふうAIスタジオでQAエンジニアをしている岡です。 トクバイアプリの開発において狼少年化していたMagicPodの自動テストの健全化の取り組み事例をご紹介します。 狼少年化していたMagicPodトクバイアプリの開発時、ビルド毎にMagicPodを一括実行しています。 しかし、テスト自体の問題による失敗が多発しており、「テストが失敗した!」と通知しても、「またか。失敗しているけど本当に問題があるわけではないだろうから多分大丈夫だろう」と考えられていました。 こ

Railsでgem splitを使って AB テストの基盤を開発した話

はじめにこんにちは、くふう AI スタジオの 長嶺 です。 普段はサーバーサイドエンジニアとして、 「R+house ネットワーク」や加盟店向けの Web サイト構築サービス「R+house Web」の開発を行なっています。 Web 開発を進める中で、多くのエンジニアが直面する課題の一つに「コンバージョン率(CV)の向上」があります。私たちのチームも例外ではなく、いかにして訪問者にアクション(例:問い合わせフォームの送信や資料請求など)を起こしてもらうか悩んでいました。そこ

SEOを守るためのドメイン変更戦略

くふうAIスタジオの地域サービス開発部に所属しているzanakaです。 私たち地域サービス開発部では、くふうロコの開発を行っています。 くふうロコは、「地元での生活をもっと豊かに、便利に、楽しく」をテーマに地域のグルメ・おでかけ・ニュース・イベント・子育てなど暮らしに役立つ情報を毎日配信する情報メディアです。 そんなくふうロコですが、今年6月にサイトのドメインを変更しました。 本記事では、くふうロコにおけるドメイン変更の影響を最小限に抑えるための戦略と手順について紹介しま

不具合を未然に防ぐためにテストデータを定期的に自動投稿する仕組みを整備した話

こんにちは!くふう AI スタジオの桃原です。 今年から品質向上部に所属し、テストの運用や追加を行なってきました。 今回は、その中でトクバイのテストデータを追加した際のお話をします。 既存のテストデータの課題トクバイのアプリの新機能開発時には、開発者がデバッグやコードレビューを行い、その後 QA エンジニアが手動でテストを行うプロセスを経ています。しかし、開発期間中に検知されるバグが一時期増加してしまいました。 発生した不具合を分類したところ、特定のパターンでレイアウトが崩

1万超の記事をKibelaからNotionに約1ヶ月で移植した時の失敗談

こんにちは。くふうAIスタジオでQAエンジニアをしている岡です。 私は前回のような文脈でNotion起点で業務を行っていて、トクバイサービスに関わることが多いのですが、グループ内での情報共有に向けて、トクバイの運営会社であるロコガイドのKibelaにあった1万ページ以上の情報をNotionで参照できるようにした事例の紹介とその失敗談です。韻を踏んで1万字書きたかったのですが、5千字程度となります。 前提としては、こちらの記事を参考にしており、記事内でご紹介いただいているk

くふう AI スタジオ 2024年新卒エンジニア研修のコンセプトと目的

こんにちは!くふう AI スタジオの hachiya です。 くふうカンパニーグループには、今年もたくさんの新卒社員が入社しました。 このたび私は、新卒エンジニア研修の全体取りまとめを任されました。 私自身にとって初めての挑戦ということもあり、多くの事例記事や本を読みながらさまざまな学びを得て、準備を進めてきました。 2024年新卒エンジニア研修全体のスケジュール4 月 1 日:入社 4 月中旬まで:人事研修 グループ理解、社会人マナーなど 6 月まで:エンジニア研修

社内AIハッカソンで知見マッチングbotを作ってみたお話

はじめにこんにちは! hanachanm です。 くふうAIスタジオのサーバーサイドエンジニアとして、トクバイ の開発を行っています。 先日くふうカンパニーのグループ合同で行われた「AIハッカソン」に参加してきました。 今回は、私たちのチームが作成した「知見マッチングbot」について紹介したいと思います。 知見マッチングbotとは「〇〇の知見を持っている人が知りたい!」そんなとき、社内で運用されているNotion記事や過去のSlack投稿を元に、適切な専門家や知識を持つ人

SRE3名で社内AIハッカソンに参加した話

こんにちは、くふうAIスタジオの技術研究部でSREを務めるboy2です。 先日、くふうカンパニーのグループ合同で開かれたAIハッカソンに、『おっさんずA💚I』というチーム名で参加しました。SREの3人でチームを組みました。私たちのチームの取り組みについて紹介します。 AIハッカソンについてはこちらをご覧ください SREが認知しておいた方が良い社内PJの情報を効率的にキャッチアップしたい課題 私たちSREは複数の社内外のサービスに対応しているため、参加しているSlackチ

くふうの歩き方 ~エンジニア編~

くふうの歩き方 ~エンジニア編~はじめにはじめまして。 くふうAIスタジオでトクバイ(Android)の開発を担当している(執筆時)itoです。 さて、GWも終わり社会人1年生の方々は研修が終わり配属先が決定する時期なんでしょうか? 新しい配属先どんな先輩がいるのかな?上手くやっていけるかな? 不安とワクワクでいっぱいというところでしょうか。 私にもそんな時代がありました。あれから〇年... 振り返れば色々なプロジェクトに携わり、色々な方々と関わりお仕事してきました。 今

メンター体験記

はじめにこんにちは、くふうAIスタジオでトクバイを担当した後、現在、住まい領域でクラスマッチ のバックエンド開発を行っているsKanekoと申します。 みなさんは、漫画家の藤田和日郎さんをご存知でしょうか?「うしおととら」や「からくりサーカス」の作者と言った方が分かりやすいかもしれません。ご存知の方、こちらの本は知っていますか? 「読者ハ読ムナ」 今回は新入社員のメンターをさせてもらったので、その振り返りと得られた教訓など書いてみたいと思っているのですが、上記の書籍は新人ア

ビルド構成を Version Catalog と KTS に移行しました

はじめにこんにちは。くふう AI スタジオで Android 版 Zaim の開発を担当している kiyosuke です。 Zaim では日々メンテナンスや改善を続けています。 今年の頭にライブラリ管理を Version Catalog へ、build.gradle を kts へと移行を行いました。 移行前の状態Version Catalogへの移行前は、特に運用ルールがなく、必要に応じて都度 dependencies にライブラリを直接追加していました。 その結果、モジ

家計簿データの分析に使っている集計指標の紹介

データソリューション開発部、データエンジニアの yuni です データソリューション開発部では家計簿サービスである Zaim が保有する家計簿データを分析し、購買トレンドや消費者のインサイトを提供しています 本記事ではそんな弊部署で使われている集計指標について紹介します はじめに家計簿データは消費者の購買に関するデータという側面があり、小売業界に向けた分析することも多いです。そのため小売業界で使用される指標について集計することが多々あります。理解するのにとまどった部