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発信初心者

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義手や義足、車椅子などを「ユニフォーム」にする。

パラリンピックがオリンピックを凌駕する日がくればいい、と思う。 そのために、どんなことをすれば良いのだろうか。 2020年まで、1年を切っている中で、出来そうな具体的な提案を思いついた時に書き連ねてみる。 提案1 「義手や義足、車椅子などのユニフォーム化」 現在の義手や義足、車椅子などは、「障害を象徴するもの」としての意味合いが強い。 そして、まだ、障害に目を背けたくなる、という感覚は多くの人が持っている。 つまり、「義手や義足、車椅子といった障害の象徴に、目を

    • パラリンピックがオリンピックより注目されるように

      えてして、スポーツというものは、「人が持つ身体的な能力を高めること」が目標にされがちです。 そこには、「道具に頼らずに」という暗黙の信仰のようなものがあります。 例えば、水泳では一時期、スピードが開発した水着は大会では使用不可になったり、 スキージャンプでは、日本が開発した板の企画が使えないようになったり、 また、卓球の板には補助剤を利用してはいけなかったり、 そういったことからも示唆されていると思います。 このような「道具に頼らない」という暗黙の信仰こそが、実は

      • 生きていてはいけない人間でも、生きていて良いんだ。

        夏休みが終わるころ、僕は夏休みにやったことを指折りして数えていました。 部活後にコンビニによって、アイスを食べたこと。 家族で海に行ったこと。 友達と自転車で遠くまで行ったこと。 それらが今では全て大切な思い出になっています。 それでも、10代の頃の僕には、これらの思い出は凶器でした。 あぁ、アイス食べている時、変なこと言っちゃったな。 家族で海に行った時、帰り道、母と父が喧嘩してたな。 遠くで行った先でヘロヘロで、友達に迷惑かけちゃったな。 必ず、思い出の

        • 真横にあるオリオン座

          深夜2時。 すでに多くの方が準備をする音で目が覚めました。目的は富士山頂上でのご来光。 山小屋までの旅路で濡れていた登山服に着替えながら、私はすでにワクワクしていました。 朝食?のカレーを食べ終わり、山小屋を出たその瞬間、私の求めていた致景が大きく広がりました。 視界のおよそ270°を覆い尽くすほどの星、星、星。 その絶景に息を飲みました。 星々に飲まれながら、私はある星座を探します。 星座を探すために、8年経った今でも覚えている父の言葉を反芻します。 「オリ

        義手や義足、車椅子などを「ユニフォーム」にする。

        • パラリンピックがオリンピックより注目されるように

        • 生きていてはいけない人間でも、生きていて良いんだ。

        • 真横にあるオリオン座

          ーー死ぬつもりで来た。

          命のランプは一本だけ。つまり、後15分で、人工心臓の電源が切れる。 すでに薄明な海岸を眺めた。何も思い出せず、いかに寂しい人間かを思い知らされる。 「寂しい砂浜にもヒトデはあるのにな」  返事は波の音だけ。 ビーーーー!!! 聞くに耐えない最終警告音が鳴る。さて、五分前の命。寝転がって、腕時計をかざす。 四、三、二… ふと、目の前の天の川に気づく。大小の星が散りばめられ、夏の大三角形が鎮座している。 目を見張ったその時。 針はとうに0を指していた。 血の気

          ーー死ぬつもりで来た。

          MY AI

          30年後にあったらイイなと思うもの。それは、「MY AI」 まず人間は生まれた時と同時に、自分専用のAIが渡される。 そのAIはとんでもなく学習機能が高く、赤ん坊の頃から今までにに興味を持ったもの、嫌いだったもの、初めて発した言葉は何か、といった私に関する全ての情報を記録して、学習するのだ。 そして、最終的には私専用のコンシェルジュになる。私の好きなものも嫌いなものも。得意なことも不得意なことも。私の全てを知り、そして理解して、導いてくれる。そんな理想の存在となるのだ。