見出し画像

歪んだ言葉の捉え方は誰もがしているということ

2020年12月14日 更新

どうも、くえりです。

今回はよく考えてみたらおかしいなと気がつくのに何故か脳みその構造上、勘違いしてしまって陥り易い認識の偏りについてお話していきます。

さて、早速本題です。
具体例を元にやっていきます。

血液型に関してですが、「○○さんと××さんはA型だからやっぱり几帳面だ」と言ったとします。
そこで歪みがおきます。「A型の人は几帳面だ」というのよく聞きますが、果たしてA型の人全員にあてはまるのでしょうか。

冷静に考えてみる、というより実際は全くもって関係ないことが証明されています。『心理学・入門:サトウタツヤ・渡邊芳之[著]』より。

「自分の考えと一致する出来事があった」ということだけでは、自分の考えが正しいことを示す証拠、情報量として十分ではないのにも関わらず、何故か正しいと判断してしまい、認識に偏りや歪みがでてしまうのです。

このように自分の考えや推測が正しいかどうかを確かめようとするときに私たちが陥りやすい誤りが確証バイアスといわれているものです。

血液型と人の性格にはなんらかの関係があるとする説は巷(ちまた)に溢れています。

特に聞かれなくても、自己紹介のときに出身地や趣味を答えるように自分の血液型を言う人も多いことでしょう。

ところが、同じことを言いますが、血液型と人の性格に関係があることを証明する信頼できる科学的証拠はいまのところ存在しないということが明らかになっています。

感想

占いとかを盲信するひとは少ないとは思いますが、全てが当てはなる訳ではないのにも関わらず、何かひとつ自分に当てはまることがあれば都合よく解釈してしまい、全てそうだと思い込んでしまうんですね。

※占いを否定している訳ではなく、あくまで一例として挙げているだけです。
占い本って、面白いですよね。
何冊かもっていますが本当に当たることもあります。

こんなことが頭の中で起こっているのか「へぇ〜面白いなぁ、気をつけよう」となれたので大きな収穫です。

占いに限りませんが、分かっていれば防げることでもないのでなんとも言えませんが、入ってくる情報に対し、一歩引いて物事が考えられるようになれば、情報の海に流されることなく、
自分の意思で行動できることに繋がるのではないかと思えるきっかけとなりました。

参考文献 : 心理学・入門 サトウタツヤ渡邊芳之[著]

たいへんありがとうございます。 かつてないほどの喜びです!