23歳になりました。爆ぜろリアルな1年にします。
こんにちは。工藤柊です。
本日、ありがたいことに人生23周年を迎えました。
誕生日には、昨年の振り返りと次年の抱負を考えるようにしています。
「この頃は、こんなこと考えてたなー」と振り返られるように、ポイントごとに記憶と感情をセーブしておきたい、個人的な記録になります。
読んでくれる方には
22歳の工藤は何をしてきたのか
23歳の工藤が何をしていくのか
がわかると思うので、興味がある方はぜひ読み進めてみてください🙇♀️
22歳は、ずっとスタートラインの上で走っていたような気持ちでした
22歳の1年間を簡単に振り返ると、ブイクック社でのことばかりを思い出します。
こんなに熱中できて、本気で悩むことができる対象があることは、本当に幸せなことだと感じています。
一方で、これまで以上に自分の能力不足を痛感した年でした。
後で振り返られるように、ざっと何をしたかを記録しておきます。
2021/02
talikiファンドなどから初めての資金調達
2021/03
ブイクックデリをリリース
2021/04
初めての社員が入社
神戸から東京に引っ越してくる
(※5〜9月は、事業方針転換を考え、新規事業づくりのため仮説検証)
2021/06
期間限定ブイクックモール
ブイクックハウスに引っ越し
2021/07-08
記事作成・sns発信、ヒアリングなど プロトタイプをたくさん作成
2021/09
先輩スタートアップalma社で社会人インターン
有楽町マルイでポップアップ
2021/10 ブイクックモールβ版リリース
PJ制度の導入
2021/11
ブイクックスーパー開店(2日限定)
採用活動スタート
インパクト評価制度スタート
ライクチキンとコラボし、レシピコンテスト開催
2021/12
クリスマス・おせち特集リリース
2022/01
ビオライフとコラボしレシピコンテスト開催
バレンタイン特集リリース
2022/02
ブイクックモール正式版リリース
ブイクック企業向けプラン プロトタイプ作成
そんな1年でしたが、力不足を実感したポイントを、具体的に2つ記録しておきます。
①組織を設計/運営すること
昨年4月に正社員が増え、10月に採用活動をスタートさせてから、業務委託で関わるメンバーも増加しました。
一方で、僕自身は正社員として採用されたこともなければ、採用したこともない身。知識不足と経験不足をこれほど痛感したことはなかったです。
ワークフローが整備されていない故に非効率になってしまったり、ポテンシャルも思いもあるメンバーがいるのに明確な目標や機会が作れていなかったり、希望してくださる方のブイクックのカルチャーに合うかを見極めることができなかったり。
一つ一つ、経験してきた先輩方や専門家に相談しながら進めてきたけど、まだまだできないことばかり。来年はもっと知識をつけ、組織に対しても色々な施策を打って、自分の経験値をつけていきたいと思います。
②事業・戦略をつくるということ
メンバーが増えたことで、これまで以上に明確で、それでいて魅力的な指針を示す必要が増えてきました。
また、資金調達をはじめ、スタートアップとして本格始動したからには、向こう5年10年のビジョンや、そのための戦略を求められるようになりました。
当然、これまでもざっくりは考えていたけど、それを実現可能な道筋と感じさせるほどには至っていなかったように思います。(今でもまだまだ)
納得し、むしろ唸らせるような事業戦略や全社戦略を考えられるようになりたいと思っても、ここでも自分の知識や経験不足ばかりで、何もわからない状態からスタート。
どれだけ走っても足元にスタートラインが引かれているような、ずっと「振り出しに戻る」のような気持ちでした。
これに対しても、できることは同じで、優しい先輩方に相談させてもらったり、偉大な方々の本や記事を読み、それを実践しながら経験を積み、一つ一つレベルアップしていくことだと思います。
まだ全然解決できていないので「難しいんです...」みたいな内容だけになりましたが、上記2つは来年24歳になる頃には、ペラペラと話せる程度にはできるようになっているはず。(23歳の自分に期待)
仕事軸以外の記録
あとは、仕事軸とは別ですが、パートナーや友人にすごく助けられた一年でした。
解けるか分からないイシューが目の前に横たわっていて、感情がごちゃごちゃする時もありましたが、一人の人間として受け入れてくれるパートナーや、仕事なんて関係なしでスマブラしたりご飯食べたりして笑い合える友人の存在にすごく救われてきました。
僕にはもったいないくらい、本当に良い人生でした。
23歳は「爆ぜろリアル」な1年にします。
毎年誕生日に決める抱負は、1年間の在りたい姿・習慣化したい行動・つけたい思考の癖を獲得するために、「これが抱負だし、やるか!」と背中を押してくれるような存在にしています。
これまではこんな感じでした。
20歳「一つ一つ丁寧に。」
21歳「初心を忘れない(Don’t forget.)」
22歳「更なる前進(PulsUltra!)」
21歳からは、漫画やアニメから引用することで、より感情の動きが伴った言葉を選択しています。
今年の抱負は「爆ぜろリアル」です。
ご存知の方は少ないかもしれませんが、僕が初めて好きになったタイトル長い系のアニメ『中二病でも恋がしたい』のキャラが使う言葉です。
主人公たちは、中二病を経て高校生になり「自分が特別ではないこと」「社会が自分の思い通りにならないこと」など、受け入れ難い現実と向き合います。
現実を受け入れ、理想を諦めて”普通”の高校生を目指す人もいれば、現実を受け入れず「自分には何かができる、何者かである」と信じ続ける人もいる、普通な人たちの話です。
そのアニメの中で、主人公がヒロインに向かって放つ「つまらないリアルに戻るのか?それとも、俺と一緒に、リアルを変えたいと思わないのか!」という言葉が好きです。
僕は中学生の頃から「世界平和」という言葉を好んで使い、会社のビジョンにもしています。
しかし、最近は半端に身につけた知識の中で物事を理解し思考したり、1年後の会社の経済状況から逆算して小さくまとめてしまったりすることがあります。
ずっと願ってきた、誰も不条理に殺されない社会、大切な人の命が無慈悲に蹂躙されない世界ではなく、”つまらないリアル”に目を向けることが多くなりました。
もちろん、現実的に考えることは重要ですが、僕の原動力は反骨精神にあります。
高校生の頃に「学校で自習しない人は合格しない」と言われれば「図書館で勉強して合格してやる」と腕捲りをしたり、大学に入ってからは「一人の力では変えられない」と言われれば「一人一人の行動が社会を変えられる環境を作ってやる」とヴィーガン生活を支える活動を始めたり。
話は変わりますが、先週にロシアがウクライナに侵攻し、戦争が始まりました。
何千、何万人、もしかしたらもっと多くの人の命が奪われ、その分の家族を失う人がいて、悲しみの憎しみが蔓延していくことを想像し、すごく悲しくなりました。
この意思決定をしてしまう大人も、そうさせてしまう構造も絶対に許せません。
同時に、これまでの一定の平和状態や民主主義が簡単に揺らぐことも実感を伴って理解しました。
だからこそ、23歳は、スタートアップのCEOとして、一人の人間として、今の世界・今の現実に抗いに抗って、大きな理想を、不可能に思えるアンチテーゼを掲げ続ける人間になれるように頑張りたい。
自分の影響範囲をもっと大きく広げられるように、視座を高めて、まずは口だけでも大きくしていきます。
つまらない現実に負けないように、変えられるだけの力を手に入れるために、気持ちを強く持ちます。
さいごに
書き殴ったようなまとまりのない文章でしたが、最後まで読んでくださった方がいたなら、ありがとうございました。
23歳も頑張って生きていきますので、どうぞよろしくお願いします。
22歳を支えてくださった全ての方に感謝です。
僕は十分幸せなので、「誕生日プレゼントをあげよう」という気持ちがある方は、たった今も避難を強いられる方のために支援いただけると嬉しいです。
僕も微力ながら支援した寄付は以下URLより。
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