こんにちは、工藤柊(くどうしゅう)です。自己紹介します。
みなさん初めまして。工藤柊(くどうしゅう)です！
普段は、株式会社ブイクックというスタートアップの代表をやっていて、「誰もがヴィーガンを選択できる社会」を目指して活動しています。
このnoteを通じて、僕のことやブイクックのことをあまり知らない方に、「🥕どんな活動をしているのか」「🍅なぜこの活動をしているのか」について知っていただけると嬉しいです。
周りの方からは、よく「ヴィーガン事業をしている起業家」とご紹介いただくので、まずは事業の内容から書き進めています。
🥕ヴィーガンレシピ投稿サイト「ブイクック」
まずは、日本初のヴィーガンレシピ投稿サイト「ブイクック」です。
ヴィーガン生活のハードルの一つである「どんな料理が作れるかわからない...」という課題を解決するために、みんなでレシピを投稿できるプラットフォームを運営しています。
2019年7月に正式リリースし、現在は4,800以上のヴィーガンレシピが投稿され、毎月20万人近くの方々にご利用いただいています。
また、2020年にリリースした公式LINEアカウントでは、材料名や料理名を送信すると、公式キャラクターの「シェフくん」がヴィーガンレシピをLINEで教えてくれます。
気軽にヴィーガンレシピを検索できることが好評で、既に8,000人以上の方に登録していただいています。
🥕ヴィーガン商品専門通販サイト「ブイクックモール」
次に、2022年2月正式版提供を開始したヴィーガン商品専門通販サイト「ブイクックモール」です。
ヴィーガン生活のハードルの一つ「どんな商品が、どこで買えるのか...」という課題を解決するために、全国のヴィーガン商品を購入できるマーケットプレイスを運営しています。
2021年10月にβ版リリースし、半年で150店舗が出店し、1,000以上のヴィーガン商品を購入することができます！
🍅高校三年生からヴィーガンを始めた
僕自身、高校三年生の頃から「動物倫理」と「環境問題」を理由に、ヴィーガン生活を始めました。
直接的なきっかけは、車に轢かれた猫を見たことでしたが、こちらは長くなるので以前に投稿した記事でご覧ください。
ここでは、ヴィーガン生活と「動物倫理」「環境問題」がどのように関係しているのかを簡単に説明したいと思います。
🐶動物倫理と食事
一つめの理由は、動物に対する倫理的配慮です。
難しい話を抜きにすると、「痛みを感じる存在に痛みを与えるべきではない」と「生まれた種によって扱いに差をつけること（差別）はしない」の二つの考えの組み合わせです。
積極的に動物を救う、ということではなく、自分の消費行動によって生まれる苦痛だけでも減らそうという考えです。
🐻❄️環境問題と食事
二つめの理由は、環境問題の原因の一つに工場畜産があるためです。
牛のゲップに含まれるメタンガスが地球温暖化の原因になっている他、森林伐採や地下水の枯渇、海洋汚染など、実は様々な環境問題につながっています。
具体的に、一食をヴィーガン料理に変えると、どれほどの影響があるのかをご紹介します。
🚗走行距離9.6km分のCO2排出を削減
💧水資源370L分の消費を削減
🍚カロリーベースで2.2人分の穀物商品を削減
この数字を見ると、これまでの寄付やボランティアなどと比べて、食事を変えるだけの「ヴィーガン料理」は気軽な社会貢献の一つになるのではと思っています。
🍅誰もがヴィーガンを選択できる社会へ
ここ数年で、ヴィーガンに興味を持つ方や、実際に始められる方が増えてきましたが、「今日からやってみよう！」と気軽に始められる環境には、まだ遠いと考えています。
他の先進国では(と、なんでも他国と比較するのは良くないと思いつつ)、スーパーにヴィーガンコーナーがあったり、飲食店やカフェで対応メニューがあったりと、ヴィーガンを選択するハードルはとても低いです。
（ロンドンのスタバで食べたヴィーガンブリトー）
一方で、日本でヴィーガン生活をする中で、商品や外食での選択肢の少なさや、認知度の低さなど、暮らしにくさを感じてきました。
そして、周りのヴィーガンやベジタリアンの友人も同様に世知辛さを感じ、中には人間関係がうまくいかずに涙している様子を見て、「もっとヴィーガンを選択しやすい社会をつくりたい」と思うようになりました。
誰もがヴィーガンを選択できる社会を実現することで、ヴィーガンを選択する人が増え、無理なく継続できるようになれば、結果的に環境や動物への負担をさらに減らせるのでは！と思っています。
そういった理由から、僕自身がヴィーガンを実践することに加え、もっと気軽にヴィーガンを選択できる社会をつくるための活動を続けてきました。
🍅優しい人が笑って生きられる社会に
ここまでヴィーガンヴィーガンと言ってきましたが、今取り組んでいる活動の目的をもう少し広く捉えると「優しい人が笑って生きられる社会にすること」だと思っています。
僕は子どもの頃から、誰かのために涙を流せる人や躊躇なく手を差し伸べられる人が、羨ましいほどかっこよくて、美しいと感じてきました。
悪いニュースばかりの世の中でも、こんな人たちがいるなら「まだこの世界も捨てたもんじゃない」と、心を救われました。
でも、そんな優しい人たちが、その優しさゆえに傷ついたり、悲しんだりしているのも同じくらい見てきました。
文字通り、「優しい人は損をする」ような社会。
そんな社会に生きていれば、人の優しさは擦り切れて、他者への配慮はなくなり、誰かの幸福を蔑ろにする方が合理的になっているように思います。
反対に「より良い社会」「持続可能な社会」「平和な世界」を実現するためには、一人ひとりの優しさや小さな行動が重要で、それが根源となり構造的な変化やテクノロジーの発展があるのではと思っています。
だからこそ、「優しさを発揮しても損をしない社会」にしたいです。
その一歩目として、僕自身が当事者であり、プレイヤーが少ないヴィーガンの領域で活動しています。
できるところから、一つ一つ頑張って、より良い社会に近づけられるようにこれからも頑張っていきたいと思います！
最後に
最後の方が長くなってしまい、ここまで読んでくださっている方は少ないかもしれません。数少ない皆様、、ありがとうございました🙇♀️
今後も、どんどんヴィーガンの選択を気軽なものにできるよう頑張っていきたいと思います！
それではありがとうございました！！！
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