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【双子生活】双子が同じぬいぐるみを持ったからといって喧嘩にならないとは限らない(むしろする)

長男(6)は動物園や水族館などが大好き(見る限定)、ファンタジスタ次男は恐竜や未確認生物からアリさん、ダンゴムシまで、見ることから触ることまで幅広く生物的なものを愛しています。

普段、どこかに遊びに行ったとしても、お土産などを買い与えないのですが、年に1回くらいの宿泊を伴う旅行や、何か特別なときにお土産を買えたりする曖昧なルールが工藤家にはあります。

先日、葛西臨海水族園に何気なくいったところ、最後の関門でつかまりました。そうお土産屋さんです。そーっとスルーしようと思ったのですが、その日は朝から東京マラソン財団主催の親子ランに妻と長男が参加。しかも、予想を裏切り1km5分ジャストで走り切りました。

運動は得意な方に見えますけど、1kmを走るということはたぶんなかったはずで、しかも「パパはマラソンで1kmはどれくらいで走るの?」と事前に聞かれており、「うーん、だいたい5分くらいかな」と回答してしまっていたのが運の尽き。

そして、こういう慣習というのか、長男のときから続く伝統のあるお土産購入は、気が付くと次男が増え、双子が増えて、一回のコストが馬鹿になりません。ので、避けたかったわけです。極力。

既に長男が生まれて6年ほどで、自宅には大量の動物(恐竜含む)が生息しています。

これは本当に一部で、寝るときにほぼ全員をベッドにあげ、起床すると寝室から持っていくという謎の行動が繰り返されます(最近頻度が減る)。民族大移動みたいなもので、工藤家消灯20:00にパチッと明かりを落とすと「ぎゃー、〇〇がいない!」とひと騒動。

だいたい、ファンタジスタが捜索活動に乗り出します。他の3名は暗闇が怖いので本部で待機(逃避)。

で、もうひとつ面倒なのが、すべてのぬいぐるみに「名前」が付けられています。ぬいぐるみ男子、面倒です。

写真左の大きなイルカ:イルーガ
手前の馬:ばんばくん
馬右上のペンギンおよび写真中央上のペンギン:ともにぺんぺん(四体あり)
真ん中のジンベイザメ:まるちゃん
右端のジンベイザメ:ベンベン
緑のトリケラトプス:とりちゃん
赤い頭のプテラノドン:ぷてちゃん
真ん中上のシロイルカ:ベルーガ(まま)

こんなのがたくさんおり、名前を間違えると怒られます。ガチで。

ここ1年で双子が加わったのでカオスです。名付け親として不適切な人材なのではないかと思うことも多々あります。

マンタです。そのままですが、名前は「エイくん」。わけわかりません。エイくんどこ?とマンタを探させられます。

ラッコです。そのままです。名前は「くまちゃん」です。しかも、双子がそれぞれ購入し、それぞれが名付け親になり、その名前がともに「くまちゃん」です。

同じものを選ぼうが、違うものを選ぼうが、それは個人の問題なので口を挟むことはありませんが、子どもたちにとって誰がどのぬいぐるみの所有物か決まっているものの、双子が同時に選んだ二体のペンギン(ともにペンペン)と、二体のラッコ(ともにくまちゃん)は所有の概念がはっきりません。同じものですから。

そして、彼らは喧嘩します。まったく同じラッコのぬいぐるみ、その名はどもに「くまちゃん」のどちらかを自分の物だと言い張って取り合い、殴り合い、泣きます。

そのすぐ傍に、まったく同じラッコのぬいぐるみで、「くまちゃん」と名付けられたものが寂しげに転がっています。

ひどいときには、一体のくまちゃん(ラッコです)を勝ち取った方に対して、放置されていたラッコのぬいぐるみ(名前はくまちゃん)が、ラッコのくまちゃんを取り返すための武器となります。

僕としては、もうぬいぐるみいらないんじゃね?という気持ちと、頼むからわかりやすい名前をつけてくださいというお願い、そして喧嘩はやめて、二人を止めてと、完全に双子の喧嘩を無視する長男次男への要望を心に秘めて、今日も部屋のどこかに転がるぬいぐるみの捜索隊として活躍しています。

やれやれ。

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