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【双子生活】シャボン玉で新たな生物を創造しようとする長男次男に双子が加担するとどうなるのか。

何気ないお休みのひとときであっても、「公園連れてけ」「走りたい」「お腹空いた」と、とにかくじっとしていることが罪であるかのようにふるまう男児四人。

彼らは明らかに疲労感があって、少し休憩した方がよかったとしても、やはりじっとしていられない。ときどき、ひとりくらい「ぼけー」っとしたい希望があっても、四人全員がそのようになることはこれまでほとんど経験していない。

そんな好天に恵まれた日常のお助けアイテムと言えば、「シャボン玉!」ということで、四人にそれぞれ渡すことに。

だいたい、連射砲を競うか、いかに巨大なシャボン玉を形成できるか、そんなことが評価となり、もっともたくさんの/大きなシャボン玉を創造した人間が尊敬され、王となります。まぁ、だいたい長男(6)ですけど。

男児四人がシャボン玉を連射し、それらが風に飛ばされている風景はなかなか見ごたえがありますが、たまたま近くを通ったひとが「わ~」と優しい声をあげてくださるといいんですけど、予想外のシャボン玉が襲って来るときには、「ヴァ~!」「ギャ~」となったり。速攻で謝罪しに行きます。頭下げます。すいません、すいません。

で、何やら長男と次男(4)が地面の石に水をまき始めました。何しているのかまったく想像できなかったので、双子(2)を見守りながら眺めていると、そこにシャボン玉を重ねていくではありませんか。

で、「何してんの?」と聞いたところ、

「新しい生物作ってるの!!」

と。何その気持ち悪い感じ。というか、お前ら創造主なの?と思いつつ、次々と生み出されては消えていくシャボン玉に、生産性を高めることでその規模を拡大させていきます。3個作って、2個割れる的な。

普通に考えればシャボン玉の集合体でしかないわけですが、新しい生物というので、そういうレンズで見てみると、なんと気持ち悪い生物なのでしょう。どうやって生命活動を維持しているのか不明です。

そもそも食物連鎖のどこに位置付くのか、現代科学で存在証明が可能なのかもわかりません。

当然、そこに双子が加担します。「いれて~」「やる~」と。案外、ウチの長男と次男は優しいので、「いいよー」とか、「ここにシャボン玉も作っていくんだよ」と仲間に入れてあげます。

そして四人が石を取り囲んでぶくぶくしているので、上から眺めて観察をしてみると、これまで3個作って2個割れることで巨大化してきた生物が、3個作って5個割れるようになり。中には一個も作らず、どんどの破壊していく人間(三男)も。

これには創造主たる長男と次男も怒りを隠せません。感情的になります。こんな創造主は嫌だなぁと思いながら、三男が外され泣く。四男も排除され泣く。そして泣きながらこちらに来る。

「完全にお前らが悪いのでかける言葉が見つからない・・・」と思いながら、抱きしめます。ギューッと抱きしめます。

たぶん、そういうセレモニーをやりたかっただけの双子は、スッキリした顔でまた独自のシャボン玉開発に取り組みます。両方が作ったシャボン玉を合わせて「双子ちゃん!」とか言ってます。ニコニコ。

なるほど、双子が双子のシャボン玉を作るのか、なんてクリエイティブなんだと思いながら、抱きしめたときにぶちまけられた原液が洋服のかなりの面積を濡らすのでした。

シャボン玉、おススメです。

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