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突然餃子が大量に届くと、男児四人のテンション・フルマックス。でも、なぜこの餃子が届いたのかだけは冷静に伝えた話。

本日も、男児四人を20:00消灯で締めくくった工藤です。ストレスの蓄積なのか、運動量激減なのか、それにしても寝つきが悪くなった気がします。子どもにとってもいろいろあるんでしょうね。親ももちろん。

宅配屋さんが来てくれて、大きな箱を届けてくれました。ネットでの注文も結構するので、あまり詳細を見ずに箱を開けたら、そこには大量の餃子、餃子、餃子。

これには「箱と言えば開けるでしょう~」が謎に口癖のファンタジスタ次男(6)も、沸き起こった歓声を聞き逃さない双子4)も、ひとり「読書タイム」にちゃんと読書する真面目くん長男(8)も、今夜は餃子だと思ったようです。

男の子が四人いるとか、双子だとか、明らかに食費が右肩のハイパーインフレが目に見えているため、ときどき、食料をいただきます。田舎のご両親が作られているお米を安くご提供いただいたりもします。もう、救援物資みたいなものです。

そう言えばお歳暮とかいただくのも、子どもたちのことを考えてくださったんだろうな(ひいては僕ら夫婦のことを)という内容になっている気もします。

そんなありがたいお申し出、贈り物であることをちゃんとわからせるために、目を輝かせて今か今かと待ちわびる男児四人に、毎回、僕か妻から、「なぜ、こんな素敵なものを贈っていただけるのか」をレクチャーします。

多くの場合は、ウチは男の子ばかり、兄弟が多くてたくさん食べる。本当にたくさん食べる。そんな君たちのために「もっと食べてね!」「おおきくなれよ~」というお気持ちをいただいているんだ(→ちゃんと一杯食べよう)で済みます。

そして、いつか大人になったら、ご飯がたくさん食べたい子どもたちのためにやれることをやってねを付け加えて。

贈ってくださった方はご厚意で、本当にいつも工藤家のこと、子どもたちのことを考えてくださっています。しかし、今回は子どもたちにする話が違います。

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コチラの餃子は、めちゃくちゃ美味しいのですが、どこから発送されたかというとこちらです。

熊本のNPO法人さんで、障害を持っている方々を支援されています。レストランなども開いておりますが、やはり、新型コロナウィルスの影響もあるようです。どこも同じですよね。飲食業はかなり厳しい状態であることは誰もがわかっています。

そこで出されている餃子を注文することが、NPO法人を、そしてそこで活動する方々を応援することになります。ただ、この超美味な餃子も、ひとりで何百個も食べられません。

そこでなのかわかりませんが、何百個も(数日あれば)食べられるであろう工藤家男児四人(と僕と妻)に、こちらの餃子を贈ってくださいました!

本当にたくさん贈っていただきました。そして、本当にたくさん男児四人が食べて、翌日以降も、そして数日であれだけの量がほぼないです・・・

「〇〇さん、いつも美味しいもの贈ってくれるね」なんて無邪気に言う子どもたちに、今回はいつもと違う話をするよ、と。コロナウィルスのこと、レストランが大変なこと、そのため美味しいものを作ってくれるレストランのコックさんらを応援するため、注文して自宅でそれを食べること。

「〇〇さん」は、そこまで考えて、でも自分でいっぱいは食べられないかもしれないから、君たちのために贈ってくれたんだよ、ということを伝えました。

それに加えて、たくさん食べることが誰かを支えられるよね、と言ってしまったものだから、餃子のおかわり!ということで目の前のお皿にある僕と妻の餃子がさっとなくなったのは言うまでもありません。

ぜひ、こちらの餃子を購入しませんか?工藤家に贈っていただく必要はまったくありません。(笑)

こういうのはご縁みたいなもので、全国にたくさんのレストラン、餃子屋さんがあるはずですが、なんとなく近くだったり、知り合いがやっていたり、知人から聞いたり、というつながりが、購入きっかけとしては案外いいんじゃないかなと思ってます。

僕も存じ上げない熊本のNPO法人さんの餃子、とても美味しいですよ!!

現場からは以上です。

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