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僕と妻が作った双子本は無料で読めるようになっていた話。

僕はkindle unlimitedでも本を読みますが、自分(と妻)の本が「¥0」と表示されているのを見ると、言葉にしづらい感情が生まれます。とても不思議です。

予期することなく、偶然授かった双子。その報告を妻からLINEで伝えられて思考が固まったあの日から、おかげさまで双子も5歳になりました。

多胎児に限らず、子育てに追われる日々は記憶を曖昧にさせますが、長男(9)次男(7)と比べても、その記憶はほとんど曖昧で、記録も上二人と比べると少ないです。それだけ余裕のない日々、いまはお金のない日々です。

しかし、僕ら夫婦が歩んできた双子家庭の道は、自分たちが双子の親であることがわかっていれば、通る必要のない道であり、事前に知っていたら回避しやすい道です。準備があれば衝撃が小さくできる道でもあります。

これから双子家庭になる、つい最近双子家庭になったひとたちに、しばらくはつらい道も、少しでも笑って読んでほしい。そんな気持ちでクラウドファンディングを立ち上げました。

たくさんの応援者の気持ちを背負って、毎晩ファミレスに通って執筆、校正した一冊は、藤原印刷さんを経て、バリューブックスさんのおかげで書籍(紙・電子)となりました。

そして、昨日か本日のどこかの時間で、『双子妊娠がわかったときによむ本』は、kindle unlimitedを使われている方には無料で読めることになりました。

それを知ったときの気持ちは複雑でしたが、これまでは双子を妊娠されたり、双子を出産されたひとたちに読んでもらえたら、と思うだけでした。

しかし、せっかくなので、双子の親であるかどうか、関係者に双子がいるかどうかではなく、多くの人に「双子家庭がどのように毎日の子育てをしているのか」を知っていただけたらと思います!

僕と妻は、この本を少しでも笑って双子家庭のことを知っていただけるように工夫しました。僕自身の子育ての在り方に対して、妻がどのように考えているのかもちゃんと書いています。

何より、双子家庭の子育ては悲惨で、つらそうなことばかりがニュースになりますが、本当にその通りと思いながらも、結構楽しいこともあるんだというのも知ってほしいです。

せっかく無料・・・ですので、ぜひ、kindle unlimitedを使える方はDLして読んで見てください。

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