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【双子生活】ふと、「双子割引」してくれるお店や施設があったら嬉しいのに、と思う。

雨天は工藤家にとって大敵です。男児四人は運動が大好きなため、運動できない空間や環境に滅法弱いです。いや、弱いのは彼らではなく僕かもしれません。

台風から長男、次男、双子の三男四男を守るためにさまざまな準備をしました。お水を貯えたり、懐中電灯を用意したり、お金も精神力も使いました。

ある程度の備えを終えたあと、僕と妻が次の備えに、それは一日から数日、仮に表に出られない状況になったとき、自宅および家財道具を彼らから守る備えです。

投げそうなものは仕舞い、捕まりそうなところは外し、ぶつけそうなところはガードしてました。一応、LaQやLEGOのようなパズル系はあるのですが、SWITCHのようなゲームはありません。図書館で本や絵本は借りてありますが、数時間をもたせる自信がありません。

翌日、風は残っていましたが、天気はよかったので午後から近所の公園に繰り出しました。そこにはたくさんの子どもたちがいました。解き放たれた四人は、ときに一緒に、ときに個別で好きなことを好きなだけやりました。

丸一日以上、身体を動かせなかったから予想よりも早く疲労してました。4,5時間は帰れないかなという覚悟をしていたくらいですが、そこまで行く前に「腹減った」というので自宅に戻ることができました。

やっぱり雨が降っていないっていいな。双子も4歳になって公園で放牧できるようになってきたので、ワンオペでも十分に遊ばせられます。その分、妻は休んだり、自宅を片付けたり、少しは好きなことに時間を割けるようにもなってきました。

そして、今朝、外を見たら雨・・・

しばらくどうしようか逡巡した結果、雨天の工藤家御用達の科学技術館へ。

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ここは自宅から車で30分から50分くらいで行くことができます。昔、ひとりで電車チャレンジしましたが、次男がホームに草履を落としたり、誰もがふいにトイレに行きたくなるなど、なかなかたどり着けず、いまなら行けそうですが、雨天は怖いので車にしました。

そして、入り口で料金を支払ったとき、「え?」となりました。双子も4歳となったので、利用料金が当然かかります。ただ、一気に双子(2名)分が増えていて戸惑いました・・・。正規料金なので文句はもちろんありません。ただ、ちょっと雨天に遊びに行くには躊躇する合計金額になってしまいました。

昔は、料金も安かったのでランチは地下の食べ放題(ここも同じく格安に)で、子どもたちが大喜びみたいなのもあったのですが、今日はお弁当持って行ってよかった。

飛行機や新幹線、映画館など、最近では公営施設でも、ちょっと遊びに行くのを躊躇するようになっています。単純に「移動労力」「移動コスト」「その他のコスト」の総和が、負担であり厳しくなってきています。

遠くは教育費とかどうしよう・・・と手の打ちようがほとんどないのですが、直近でも食費が右肩上がりで、二人分が増えていくのかと。買い物ひとつにしても利便性よりも価格を選択しなければならず、そうなればおのずと時間や労力が割かれていきます。

今日、科学技術館に入るとき、ふと思ったのが、「双子割引」ないのかなぁというものです。ただ、子どもが二人いれば支払うものだから、同じ二人という意味では割引おかしいよね、という話があっても受け止めます。

そうではなく、あくまでも支払いコストの面よりは、精神面が大きいんです。子どもが4人いれば仕方のないことかもしれませんが、そこに双子が加わり、ちょっとやらせてあげたいなということも躊躇するようになってくると、やや子どもたちに申し訳ない気持ちも出てきます。

そんなとき、「双子割引」という表示なり文字があると、気持ちの面で嬉しさや、喜びがにじみ出てくるのではないか。受け入れられている気持ちになるのではないかと思いました。

以前、JクラブのFC東京が双子および双子コーデの方を対象にしたイベントを打ちました。双子と双子コーデの方なので基本的には誰でもなんですが、対象者に「双子」があっただけで、「あぁ、FC東京さん、最高だな!」って思いました。

そう思って、検索サイトに「"双子割引"」と入れてみました。少しだけありました!が、さまざまなサービスや施設にあるわけではありませんし、それが悲しいというわけでもありません。ただ、もし、「じゃあ、こういう双子割引作るよ!」と言っていただける方がいらしたら、ぜひ、ご連絡ください!!

その割引制度を作ってくださったからといって、双子家庭が殺到するということはないかと思います。ただ、僕自身の気持ちで言えば、双子割引を作ってくれたひとたちのことはずっと心に留めておく、そう思います。

▶いま、双子の子育てについて書籍にまとめて残していくための協力を募っています。こちらのクラウドファンディングサイトに想いを綴っておりますので、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです!

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