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「多胎児家庭支援を立川市で実施すると宣言してください」を清水庄平立川市長に送りました。

東京都の小池知事が来年度より双子・多胎家庭の支援を充実・拡充させるアナウンスがあり、メディアでも取り上げられています。

アンケートをまとめ、厚労省で記者会見を行い、小池知事にも提言を進めてくださっている多胎育児のサポートを考える会の市倉さんが以下を訴えています。ぜひ、一読ください。

東京都の新制度を解説!そして東京の多胎児ママパパ、最後にお願いを載せています|市倉加寿代

すごく雑駁に言えば、東京都が双子・多胎家庭支援を拡充しても、市区町村の役所がやらないと、住んでいる地域でサービスを受けられないので居住する自治体にちゃんと声を届けましょう!というものです。

これは本当にその通りで、国や〇〇省がやるといって予算をつけても、実行者となる都道府県や市区町村がやると言わないと、何も起こらないというのは本当です。

で、ウチの双子は4歳でこれらの支援策にはもうハマらない年齢です。それでも、僕ら夫婦が歩んできた苦行の道を、いままさに多胎育児ど真ん中、そして、これから多胎育児をすることになるひとたちに、そのまま放置して「さあ歩んでね!」というわけにはいきません。

そこで、僕は以下の文章を清水庄平立川市長宛に出しました。立川市役所のウェブサイト右側に「市政へのご意見・お問合せ」というバナーがあります。

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そこをクリックすると、以下のページが出てきますので、下部に要望を打ち込めるフォーマットがあります。そこに入れて送信すれば完了です!!

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僕は以下の文章を送りました!

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清水庄平立川市長

件名:多胎児家庭支援を立川市で実施すると宣言してください

私は立川市民として立川で暮らしております。長男(8)次男(6)そして三男四男(4)の双子の四人を育てています。

子育てに関しては、周囲の理解や立川市の政策制度のおかげで大きなトラブルはないままに子育てをしています。

しかしながら、三男四男が双子としてこの世に生まれ、多胎児家庭となったとき、これまでの子育てとは世界が一変しました。夫婦それぞれが仕事より子育てを優先しても手が足らず、病気や怪我などが重なると働くことも簡単ではありませんでした。

特に入院時から出産を経て、双子が4歳くらいになるまでは、外出するにも大きな手間暇がかかり、移動することが困難になりました。さまざまなサポートを活用するに至らず、「双子で仕方がないのであきらめよう」ということも少なからずありました。

周囲の助けに恵まれながらも、何度も頼むことははばかられ、また、こちらのタイミングで助けがほしいときに友人に頼るということは簡単なことではありません。双子を授かった喜びとともに、何度「このままで日常生活が送れるのだろうか」と思ったことは一度や二度ではありませんでした。

来年度より、東京都の小池都知事の要請を受け、多胎児家庭のための子育て支援策の拡充がなされる報道が目立っています。

1. 1世帯あたり年2万4千円を上限に乳幼児健診、予防接種なおの移動にかかる経費を補助
2. ベビーシッターや家事支援ヘルパーなどの「家事育児サポーター」派遣
3. 多胎ピアサポート事業(多胎育児経験者との交流会や相談会)
4. 待機児童向けの「ベビーシッター利用支援事業」を多胎児向けに拡充

これらが東京都からアナウンスされておりますが、実際の運用は自治体になります。すでに双子が4歳となっている私の家庭には適応されませんが、ひとりの多胎家庭の父親として、私たち夫婦が苦労またはあきらめてきた支援がここに実現されようとしています。

立川市内にも多胎家庭はいます。市民全体からしたら少数かもしれませんが、清水市長の所信表明には家族多くの子育てに関する政策がうたわれています。ぜひ、私たち多胎育児を行う家庭もその政策の中に入れていただきたく、来年度からの多胎家庭支援に関しまして、立川市は率先して行っていくことを、清水市長に宣言していただき、いままさに、そしてこれから多胎育児の難所を乗り越えるべく努力する家庭を立川市として支えてください。

何卒、よろしくお願い申し上げます

工藤 啓

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長々書かなくても大丈夫です。助けて!でも、自分の地域でもお願い!でもいいと思います。そして僕のように双子育児が少し落ち着いてきた家庭でも、多胎家庭でなくても、自分の街に必要だと思われたらぜひスマホでさっと一言、要望していただけると嬉しいです!!

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