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早春訃(そうしゅんふ)

私達に

俺達に

春は早すぎました


櫻子の話

私の父は炭鉱のボタ拾いから一気にのしあがったいわゆる成金と言うものです

私が産まれた頃には今太閤等と呼ばれておりました

読み書きの出来ない父は私の名付けをお寺のご住職に依頼し、丁度桜が咲いていたので櫻子と付けられました

父が私の名前に特にこだわり、いずれは華族に嫁ぐものに相応しい物をと願いの込められたこの名前はおおよそ私に相応しくないものでございました

私の顔は父に似て、およそ桜とは思えないおかめ顔

陰でこそこそと心無い者達が笑い、成金のおかめ娘と陰口を叩いておりました

父はひとり娘の私を溺愛し、父のみが私を可愛いと誉めてくれました

「お前は三國一の器量よしだ。いずれ名家に嫁がせるぞ」

私は女学校で、名家に嫁ぐ相応しい立ち居振舞いを覚えさせられました

しかし、その女学校で私は運命の出会いを果たしてしまったのでございますそれは早春の頃でございました

暦の上では春と言えず、ウグイスの鳴き声も花の蕾すら見かけません

春とは名ばかりの寒い季節

かじかむ指に息を吐きかけ家路に向かう最中にあの御方に出会いました

他の殿方と談笑しながら歩く学ラン姿は眩しく、整った顔立ちが絵物語の美丈夫の様でございました

一目で私は恋に落ちてしまいました

しかし名家に嫁がせたい父には知られては行けません

父は普段は私に甘いのですが、結婚になると愛娘であっても自由な恋愛は許されません

赦されない恋

いずれ結婚する顔も知らない相手への不義理

恥知らずの恋

自分の顔を見ろ

こんな面相の女にあんな美丈夫が降る向くものか

図々しい

自分を責める自分の声に苛まされる日々

決して叶うことのない恋


嗚呼せめて夢の中だけでも

あの御方の細くも力強い腕が私の右手を取り共に見知らぬ土地へと逃げていく

暗闇の中不安に震える私を大丈夫だと

俺についてこいと

あの御方が私を導いてくれる

そんな事ばかり考えておりました


愚かな小娘の夢とお笑いください

それ程までに恋焦がれておりました



そんな私を憐れに思われたのでしょう


「櫻子喜べ!お前の縁談が決まったぞ!」


神様が縁を結んで下さいました




私の結婚相手は



「彼の名は吾郎。お前の通う女学校の近くの大学生だ」


「はじめまして櫻子さん」


神様


神様お願いします


この幸せが夢でありませんように


目が醒めてこの幸せが夢でありませんように



本当に私は愚かな小娘でございました




私の許嫁となった吾郎さんは、華族の出身で本当に美しい青年でした

決め細やかな肌

長い睫

柔らかな笑み


私の隣で微笑み

優しく私の手を取り一緒に歩いてくださいました

本当に夢の様な出来事でした

私達の結婚話はあっという間に世間の話題となりました

悪い意味で

華族の親戚と言う身分を金で買った

貰い手の無いおかめが金で不釣り合いな男を買った

口さがない世間は私の父の威光が届かない陰でさえずり、私の耳にねっとりとまとわりついてきました

そのような事は言われなくても私が十も承知なのです



それより何よりも私が恐れていた事が起きました

吾郎さんが恋した相手は別の女でございました


あの女

お辰

吾郎さん行きつけのカフェーで女給をしていた女です

過剰に化粧で固めたバタ臭い顔立ち

殿方を誘うような濡れた赤い唇の下に有るホクロが仇っぽさを増し

胸元が見えるか否かまで着崩した着物姿で大きなお尻を揺らし、殿方を誘惑する娼婦の様でした

カフェーでは連日お辰目当ての殿方が押し寄せ、下品な歓声で盛り上がっておりました

「あらぁ吾郎さん。このような店にこんなお嬢様を連れてくるものじゃござんせん」

珈琲にミルクと砂糖を入れ飲む私にケラケラと下品な笑い方をする嫌な女

「しかしだねお辰。ここいら辺には彼女を連れてお茶をする店がなくてね」

吾郎さんとお辰の親しげな様子から2人の仲が許嫁の私よりも深い物でございました

それに私は見てしました

カフェーの裏で睦合(むつみあ)う2人

お辰の乳房にむしゃぶりつく吾郎さんの姿は母の乳を求める赤子のような純粋さはなく

鼻息の荒い発情した獣そのものでした

お辰は着物の裾をたくしあげ更に吾郎さんの手を…

おぞましいことにあの女の股からいやらしい音が響いてきて


私は耳を塞いで逃げて行きました


悔しい

悔しい


私の面相の悪さは分かってはいました

けれどあのように下品な女に奪われる謂れはございません

ましてや華族であらせられる吾郎さんが獣のように女の体をかき抱いて

あのような下賎な場所で醜く身を重ねるなどとあってはならないのです

泣きながら帰宅した私を両親が心配しました

特に父が吾郎さんが私に何かしたのか問い詰めると言っておりましたが

「帰る最中に見知らぬ男につけ回されただけです」

と嘘をついてしまいました

私は自分が見たものが信じられず、眠れぬまま夜を明かしました

翌日、私が付きまとわれた事を知った吾郎さんが護衛のために付き添って下さいました

本来ならば胸の高鳴りでどうにかなってしまったのでしょう

しかし私の心は昨夜の吾郎さんとお辰の睦事を思いだし、気分が悪くなり結局家に引き返してしまいました

父は慌てふためきお医者様を呼んでくださいましたが、心の病はどうにか出来るものではございません

それに心優しい父がこのまま私の事で頭を悩ますことを考えるとどうしようもなく心苦しく

私は全てを打ち明けたのでございます

「あの女の事は知っている。あれは根っからの男狂い商売女だ。幼少の頃、養父を誘惑し、寝床に引きずり込んだとも聞いた。吾郎君も若気の至りという物だ。後は任せなさい」

海千山千のお辰に私のような世間知らずこ小娘が敵う訳が無いと

父の仰る事はもっともだと思いました

この件を父に任せると、あのカフェーからお辰は消え、カフェーも私達女が前を通るにも安心できる場所となりました

しかし

「君のお父上の仕業だろう?」

私と吾郎さんの仲は縮まるどころか離れて行くもののと相成りました

「彼女は哀れな女だ。養父に迫られ、家を追い出された後は男にすがるしか方法がなかった。何不自由なくお父上の庇護のもと育った君には浅ましい女に見えただろう。僕だってそうだ。落ちぶれた華族の身で、君の父上の支援がなければ大学に通うことも出来なかった」

自分は金で買われたのだと吾郎さんは悔しげに語っておられました

望まない結婚だと

「心まで醜い君とは仮初めの結婚すら拒絶したい。だが家族の為だ」

それが吾郎さんのお気持ちでございました

当人がどう思おうと結婚は決められた事

吾郎さんは相変わらず私に優しく接してくれますが、その瞳は氷のように冷たく

決して春は来ないものだと思い知らされたのでございます

あの女

お辰のせいで


吾郎さんの心からお辰を消し去りたいのは山々ですが、それは叶わぬ事でございます

ですが、お辰自身を消してしまう事は出来るかもしれません

私は人を使い、密かにお辰の居場所を探らせました

お辰は意外にもすぐに見つかりました

隣街のキャバレーで働いているということでした

しかもあろうことか吾郎さんと未だに付き合いがあったというではありませんか

私は目の前が真っ暗になったのを覚えております

最早猶予はございません

私は家を飛び出し、暗い夜道を駆け出しました

灯りも着けず、薄暗い街灯の光を頼りに髪を振り乱し走っていく私の姿はさぞや滑稽だった事でしょう

私は池のほとりで睦み合う2人に声をかけました


「その方は私の許嫁にございます。あなたのようないかがわしい女が触れて良い方ではありません」

懐に隠していた千枚通しをお辰に振り上げました


しかしあろうことか吾郎さんはお辰を庇い、私を池に突き飛ばしたのです

暦の上では春とはいえ、池には氷が張っておりました

池に落ちた私は一瞬で死ぬことは叶わず

もがき

助けを求め吾郎さんの名を呼び続けました

吾郎さんはお辰を連れて私の声が聞こえない場所へと逃げて行きました

感覚の無くなる手足

水が入り込み、息が出来なくなり

混濁する意識の中、私の共をするように千枚通しが胸元に落ちていきました


こうして私は死んだのです



気がつくと私はあの池のほとりに千枚通しを持って立っておりました

前髪が纏わりつき、雫が落ちている事から私は濡れたままと言うことに気づきました

おかしなもので死んでも冷たさを感じるものですね

震える体を抱き締めていると、ふと地中から声が聞こえてきました

呻き声のようなものに聞き覚えがありました

吾郎さんです

なんと桜の木の下に吾郎さんが埋められていたのです

私はいても立っても居られず土を掘りました

何分素手でございましたので硬く冷たい土を掘るのに苦労いたしました

かじかむ指に息を吐きかけ、掘り起こすと顔だけですが吾郎さんが現れました

顔は土気色で、死人だと一目で分かりました

「おお…櫻子さん…」

弱々しい声で囁く吾郎さんはかつて私が愛した優しいものでした

「僕がバカだった。お辰に騙されていた」

吾郎さんのお話によると、池から私の死体が見つかりました

偶然あの現場で吾郎さんが私を突き飛ばした事が父の耳に入りました

あの後お辰は行方をくらませ、吾郎さんだけが責を負うことになったと仰られました

「娘の沈んだ池の近くに娘の名前と同じ桜の木があったな」

父の命令で、吾郎さんは桜の木の下に生き埋めにされたと言うことです

「そこで死んでも娘の事を忘れるな」

それが吾郎さんが聞いた最後の声だと言うことです


「君は僕を助けに来てくれたのだね!ありがとう!僕は君だけを愛し続けるよ!」

嗚呼

なんと言うことでしょう

あんなに愛した吾郎さんの言葉とは思えない薄っぺらいものでございましょうか

私の顔など見えてはいない

いいえ、誰でも良いのです

私でなくても良いのです

「頼む櫻子さん」

懇願する醜い男の眉間に

「私はまだあなたのせいで今も冷たい池の底です」

思い切り千枚通しを突き立てました





吾郎の話

僕の家は昔は名の知れた華族だった

父が慣れない事業に失敗し、多額の借金を残して失踪した

それを肩代わりしてくれ、更に進学の為の費用まで負担してくれた人物がいた

勿論無償の社会奉仕等ではなく

「借金も学費も返さなくて良い。勿論仕事も斡旋する。私の娘と結婚して私の跡を継いで欲しい」

要するに彼は華族の親戚という地位が欲しい成金だった

俺は金で買われたのだ

彼のたった1人の溺愛する娘との婚姻

最初は容易いと思っていた

僕の容姿は自他共に整っている

容姿の劣る小娘を手懐けるなんて容易い物だ

金持ちの生意気な小娘は機嫌だけ取っていれば良いのだから

予想に反して娘…櫻子は大人しく男に従うべきという教育を施していた

従順な許嫁との婚約ごっこ

至極退屈だが確約された未来

全てに満足していた

しかしこのぬるま湯のような生活を退屈だと思い始めた


男の器量だと悪友にそそのかされて行って遊びに行った宿屋に居た飯炊き女(娼婦)

お辰という女を紹介された

はだけた着物からふっくらとした胸を見せてくる

口元には艶っぽいホクロ

「あらあら、あたしの乳にこんなにもむしゃぶりついて。困った赤ちゃんだねえ」

よしよしと撫でるお辰の心地よさ

あの櫻子には決して求められない睦合いに俺は霧中になった

「あたしの良い人がカフェーを経営し始めましてね。そこで女給として働くんですよ」

乱れた着物を直しながらお辰が上ずった声で囁く

「売り上げに貢献してくれたらまた良いことをして差し上げますよ」

お辰が女給勤めるカフェーは盛況だった

僕も櫻子を連れて行った

お辰も喜んで僕に話しかけて給仕をしてくれたが、意外な事が起きた

「私はお辰さんがいるカフェーに行きとうございません」

よりによって櫻子がお辰に悋気(りんき。嫉妬)を起こしてしまったのだ

「あの方はあなた様ばかり見ておいでで。あなた様の許嫁は私なのです」

大人しく従順な女の始めての反抗

「吾郎君がモテるのはお前も知っているだろう?ややこでは無いのだから」

櫻子の父は僕の味方で

「聞き分けの無いややこではないのだから夫の交遊関係に口を挟む物ではないよ」

膨れ面の櫻子は渋々納得したようだ

翌日から僕は昼間はカフェーでお辰に会い、夜はカフェーの裏で睦合う

そんな生活を過ごしていたが

「男なら女遊び位は構わんが、娘を蔑ろするような遊びは感心しないな」

櫻子は僕とお辰の合瀬を見てしまっていたのだ

「人に調べさせたのだが、幼少の頃から養父と関係を持つほどの毒婦だ。君のような青二才には少々難しい女の様だ」

含み笑いの櫻子の父に多少苛ついたが、お辰を諦めさせられた

正直はらわたが煮えくり返る程だ

お辰はそんな女ではない

生まれ持った色気から色に狂った養父から襲われて無理やり関係を持たされたという

櫻子の父のせいでお辰は折角の仕事を失い、また元の宿屋に戻された

「君は容姿だけでなく心まで醜いのか!」

そう僕に言われた櫻子表情は歪んでいた

その醜さに嫌悪感を抱いたが、婚約は続いた

櫻子の父の力がなければ俺のような力も金もない男は野垂れ死ぬのみだ

この女とはいやでも死ぬまで添い遂げなければならない

陰気で悋気の強い娘との絶望的な結婚生活

俺は益々お辰にのめり込んだ

お辰と交わり、お辰の体に触れている時が僕の癒しとなった

「僕は櫻子の夫となり、後継者となればお前を引き取ること出来る」

僕が櫻子の父の跡を継げばお辰を妾として迎え入れる

櫻子にも口を挟ませない

「嬉しい吾郎さん」

僕とお辰の愛は本物


のはずだった


「その方は私の許嫁にございます。あなたのようないかがわしい女が触れて良い方ではありません」

いつもの合瀬に突如現れた櫻子

手には千枚通し

「櫻子!止めなさい!危ないだろう!」

髪を振り乱し、目を見開いた櫻子の勢いにお辰を庇う

「吾郎さん!」

悲鳴のように僕を呼ぶお辰に促され僕は櫻子を突き飛ばした

しかしそれがよくなかった

櫻子は池に落ちもがいていた

「吾郎さん!吾郎さぁん!」

僕の名を呼ぶ櫻子に池に向かいかけるが、僕の着物の裾を握るお辰に我に返り、一緒に逃げた


それから3日は櫻子の最後の顔が頭に浮かんで離れなかった

下宿で布団を被り震えて過ごす僕の元に数人のヤクザ者がやって来て僕は引きずり出された


「あの女はみつけしだいあの木に吊るせ。娘と同じ名前のあの木だ」

櫻子のお気に入りのリボンを握りしめた櫻子の父の命令でお辰が1人で逃げたことを知る

「あの女…」

僕の呟きに

「だから私は言った筈だ。あの女は止めておけと」

冷たく僕を見下ろす櫻子の父

「娘がここの池で見つかった。可愛そうに池に落ちてしまったようだ」

冷たかったろう辛かったろうと

リボンを握りしめ泣く櫻子の父

「色男。一番怒らせちゃいけない人を怒らせたな」

男達が笑いながら僕を見る

「社長!穴を掘りました!」

木の下にぽっかりと空いた穴

「連れていけ」

涙で掠れた声で櫻子の父が命令を下す

「悪いな。あんたに恨みはない」

「社長のお嬢さんを殺しちまったんだ。楽に死ねると思うなよ」

縄で拘束されたまま運ばれていく

「止めてくれ!社長!社長!申し訳ありません!許して下さい!」

僕は櫻子の父に赦しを乞うたが

「娘もそうやって助けを求めたんじゃないのか?」

穴に入れられ、重い土が

かけられていく

「お願いします!許して!許して下さい!」

懇願もむなしく叫べば土が入り込む

そのうち視界全てが塞がれ、暗闇が支配した



畜生

畜生

全部お辰のせいだ

あんな女に構ったせいで

いや

櫻子だ

あの陰気な娘


僕は女達によって不幸な目に遭った

そうしてしばらくたった頃だ

頭上からザクザクという何かを掘り出す音が聞こえる

野良犬が穴を掘っているのだろうか?

いずれにしろこれは好機だ

顔だけでも出せれば助けを求める事が出来る

穴を掘る音が近づき、ようやく視界に光が差し込んだ

懐かしいその顔は

「吾郎さん」

「櫻子さん。助かった」

櫻子だ

あの狸オヤジめ

櫻子は助けられていたんだな

きっと僕が仕置きを受けて埋められるのを聞いたのだろう

娘に甘いあの父親なら娘の言うことを聞いてくれるだろう

櫻子に一縷の望みをかけた

「櫻子さん。助かった。僕を助けに来てくれたのだね」

「吾郎さん」

「すまない。僕はお辰に騙されていたんだ」

僕を見下ろす櫻子の顔色は心なしか悪いようだが構わない

「君は僕を助けに来てくれたのだね!ありがとう!僕は君だけを愛し続けるよ!」

僕を捨て逃げたあの女は本当に毒婦だった

僕には櫻子だけだ

だが

「あなたのせいで私は今も冷たい池の底です」

櫻子は握りしめた千枚通しを僕の額に突き立てた





私(さくら)の話

暦の上では春とはいえまだ寒い

父が親友とやらの借金の連帯保証人になってしまった

親友とやらはさっさと逃げてしまい、気の弱かった父は自殺した

母もどこかに消え

残された私は就職も決まらずここに死にに来た

桜の名所で、以前は家族で花見をして楽しかった思い出の場所

そこの池に飛び込めば一瞬にして心臓が止まるだろうと向かうもずぶ濡れの櫻子という女が身の上話をし池に落ちても簡単に死ねない事を知る

ならば木で首を吊ろうとしたら土の中から吾郎と名乗る男が殺されて埋められたという

この人達の話が一方的で正直ウザくて

親のせいで若くして命を断ち、このまま我が世の春も謳歌出来ないと思うと

いや

この人達みたいにウダウダと死んだ話を聞かされてウザがられるのはいやだ

せめて本当に春がくるまでは必死にもがいてやろうじゃないか

自分の顔を叩き、前を向いて歩き出す

「ねえ…あたしの…あたしの話も聞いて…」

木に首がぶら下がった女も話しかけるが無視をし口元にホクロがある

「あたし辰って言うんだけど…悪い男に騙されて…」

これ以上死人の無駄話なんて聞いていられない


私の名前はさくら

春を生きる女なんだから



終わり




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