呪いを解きたい。

先日、１つ、記事を下げた。

このnoteを始めようと思ったきっかけの一つが、
『今もまともに生きられなくて苦しんでいるけど、よく考えたら10年ずっと苦しんでいる気がする』
だったから、その経緯をまとめた。

だけど、読み返して思う。苛立ちまぎれに暴露したいわけじゃない。

私は過去の呪いにかかっている。
数々の呪縛は足を引っ張り続け、時を経て、私自身の恨みつらみや後悔を養分に成長して、より強力になる。

具体的にはこうだ。

過去のことを言っても仕方がない、人のせいにするな、前を向けと人は言う。しかしその蟻地獄みたいな陥穽に落ちるきっかけの出来事が明確にあり、更にどうしてもそれを自分のせいだとは思えない。

その選択に責任を持て、それを背負って生きろと人は言う。いつもお前が選んできたのだと。

本当にそうだろうか？
選択肢なんてあっただろうか。

他に選びようがない場面というのは存在する。あとからこの話をしたとき、あんなこともできたこんなこともできた、なのにこうしなかったのはお前の選択だと言われたこともあるが、あんなこともこんなことも全く現実的でない。存在しない選択肢を選ばなかったことを私のせいにされても困る。

以上は私にかかった呪いの根っこのあたりの一部だ。年々成長している気がする。

私に必要なのは、絡み合って私をがんじがらめにしている呪いを１つ１つ分解して調べて、丁寧に解して巻き直して分類して整理することだ。(そして、それがこのnoteの目的のひとつでもある。)具体的に暴露してさっぱりしようとしても全然さっぱりしないのはよくわかっている。

分解して整理して分析すれば、傾向と対策が見えてくるかもしれない。そうすれば、やっと呪縛から自由になるための一歩が踏み出せるのだろう。