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10代の僕に影響を与えた本20選を発表!!の前に僕の読書体験記を語る

間もなく20代に突入してしまうので、誕生日(7/11)まではせっかくだから10と20をテーマにあれこれ書いていくぞ!

今回は、僕の読書体験記を整理するのがテーマ。

次回、影響を受けた20冊を紹介するための前説です。

はい。

それでは行ってみよう!


10代の僕の読書話 前編

僕は、小学生の頃は足の病気のため、中学の頃は一年半ほど別室登校をしていたため、一人でいることも多く、自然と本を読むようになりました。ゲーム機やスマホは持っていなかったんです。

小学生の頃に何を読んでいたかは正直あまり覚えていませんが、図鑑、偉人伝、自伝、人体の仕組みについての本なんかをよく読んでいたような。

本はなかなか買ってもらえなかったので図書館から借りていました。

あの頃は祖父が心筋梗塞だったし、自分が病気だったこともあり、医者になりたいと思っていて、見るテレビ番組も「ビートたけしの家庭の医学」みないなのばっかり。そういう番組を見ながらいつも必死でメモを取っている少年でした。

小学校を卒業する頃には人体に関するメモがノート8冊分ほどになっていて、本当に医者になるかもなと想像していました。

ところがいろいろあって、医者になるという夢は中学に入るとすっかり消えてしまい。家庭の医学も見なくなっていくのでした。

中学の頃、別室登校をしていた時期は人生で一番読書に時間を使っていました。精神的に参っていたはずなのですが、はまっていたのはミステリー小説でした。殺人の話ばかり。中1のうちはミステリー以外ほとんど読んでいなかったくらいです。

綾辻行人、有栖川有栖、我孫子武丸、歌野晶午、貫井徳郎、法月綸太郎、東野圭吾、東川篤哉、西澤保彦、はやみねかおる、江戸川乱歩、コナン・ドイルなどなど…

とりあえず推理小説家を片っ端から調べて、ノートに略歴と作品をまとめたり。読んだことがない作家の情報もメモ。自分でもトリックを考えたり、書いてみたりもしていました。

作家になりたいなと考え始めたのがこの時期です。


10代の僕の読書話 中編

中学の間に読んだミステリー以外の本は星新一のショートショートや、日本史の雑学、自己啓発、政治、環境、ビジネス書などなど。

心療内科に通ったりしながら、徐々に学校にいける日数を増やしてようやく中学三年生になって教室登校ができるようになりました。

復帰してからは調子に乗って、自分を日本史の人物や政治家になぞらえて級長まで務め…。

あの頃の発言は恥ずかしいものが多いです。燃やしてしまいたい笑

そんな中3の僕の密かな野望は地元を離れた(と言っても県内)進学校に通って、一緒に起業する仲間を探すこと。

起業のネタも読書から得ていました。海上知明先生の『環境問題の戦略的解決』で知った水耕栽培(ハイポニカ農法)です。

簡易水耕栽培キットを超安く作って、沖縄の児童の貧困問題、栄養不足問題を解決したる!!と意気込んでいました。

そんなわけで、入学した那覇国際高校にて4人の仲間を説得し生物同好会を発足。水耕栽培の研究を始めました。

結局、研究はまったく上手くいかなかったのですが、生涯の友となるであろう仲間ができ、地域の方々とのつながりも生まれました。起業するのもいいなと明確になったきっかけです。

高校1、2年生の間は起業の本、ビジネスや経済の本、が読書の中心になっていたかと思います。

生物同好会でこんなことを成し遂げようとか、こんな問題と結びつけたら面白いぞということをこれまたノート何冊かにわたってあれこれ書いていました。


10代の僕の読書話 後編

高校生の中頃は哲学や進化生物学、地政学、社会学系の本も読むようになっていました。橘玲さんとかですね。

本を読むの自体もそうですが、何が楽しいって、生物同好会のメンバーの反応ですよ。

僕の仕入れてきた、僕が個人的に面白がっている話を熱心に聞いてくれるんです。そして彼らの話もまためちゃくちゃ面白かったなあ。

哲学は入門書ばかり読んでましたね。哲学入門書プチオタクだったと思います。考え方についての本をよく読んでましたね。

受験が見えてきた高2の終わり頃からは、勉強法の本をとにかく片っ端から読んでいました。

ついにはノウハウ本は本質的じゃないと思い至り、脳科学やコーチングの本を読むようになりました。『フロー体験 喜びの現象学』はめちゃくちゃ読みこみましたね。仏教とか瞑想の本にも手を出していました。

少し自慢をすると、ちゃんと受験勉強は趣味と両立しながら楽しんでやることができ、大学も無事合格できました。あまりにしょぼい大学ですが。

実は、高校生の時は文芸同好会の創設にも携わって作品を書くようになっていました。ショートショートのレベルの長さしかありませんでしたが楽しかったのでOKです。

作家にはなれなくても、書くことをやめないでいたいなと思うようになっていました。

大学に入ってからも割と高校生の時の路線のまま本を読んでいます。大学では、起業しようというメンバーと一年過ごしてきたのでビジネス書ばかり読むようになったところはあるかもしれません。

最近は建築とかネットワークとか貴族の歴史に興味が出てきています。


10代の僕の考察

最近ようやく察したのですが、僕はハマるとめっちゃノートを消費します。たぶんインプットを材料にあれこれ考えたり、知識を体系化していく試みが好きなのです。

そして、たぶんそれ以上に、ノートにまとめた自分が面白がっていることを人に話したり、書いて読んでもらったりするのが好きなんです。

基本的に省エネ低欲望人間な僕は、何か大胆なことをするきっかけのほとんどが、”あいつら(生物同好会メンバーなどなど)に面白い話をしたい”なのです。

そういえば、医者になるのをやめにした決定的なきっかけは、当時の友達が「医者って変態がやる仕事だろ」と言って冷ややかな眼差しを向けたことでした。

僕は、自分の大切な人たちが面白がってくれたり喜んでくれることでなければ、いとも簡単にまったくやる気がなくなってしまうのです。良くも悪くも。

依存的で危ういともいえますが、失敗にはたぶん強いです。

別に失敗しても面白い話になるからよくて、飽きっぽい上に失敗をあんまり気にしていないので、本当にいろいろ目指してはいつの間にかやめていることが多いです。

とはいえ、僕としてはずっと同じことをしているつもりでもあります。

”やり続けてしまえること”を軸に、変化し続けているんです。

読書やメモや考えごと、面白がっていることを話すこと、アイデアを出すことなどは僕の”やり続けてしまえること”であり、そこだけは否定されても失われることはないでしょう。たぶんそうです。



最後に

休学して沖縄に帰ってきている現在、仕事はライティングで、それ以外の時間は読書かすごく話したい人たちとzoomをするか弟に勉強を教えるかyoutubeを観るかの日々で人生の理想に達した感があります。

復学したらやっていけるか心配になるほどです笑

そんな話はこれくらいにして、

こんな自分ごとにここまで付き合ったいただきありがとうございます。

人に自分の面白がっていることを聞いてもらえるのは生きがいなので嬉しい限りです。ちなみに人が面白がっていることを聞くのも好きです。

さてさて、

次回、いよいよ「僕に影響を与えた本20選」という誰に需要があるかよくわからないテーマで書きますので、お楽しみに😃







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