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【わらしべ1発目!】”始まりの一冊”はこれからどんな物語を紡いでいくのか?〜家わらしべ③

コロナの煽りでもともと貧乏な実家が大ピンチ
不器用すぎて自分の生活もピンチ
そのため彼女に心配をかけちゃう…
そんな沖縄生まれ富山住みの大学生ライターが
まさかの一手で
危機を打開しようとする物語です

noteを徘徊していたら、Facebookの「友達かも?」みたいな欄でも見た方がいて、ふと気になったので読んでみました。1月のことです。

その方とは、高岡慧さん。あだ名はけーやま

僕が読んだのがこちらの記事です。アイコンおしゃれ。

記事からわかるけーやまさんおもしろ情報をまとめると、

・文系高専生
・小学生の時、ランドセルを背負うの忘れて学校行ったことあり
・複業マッチングプラットフォームを展開しているAnother worksで長期インターン中→会社公式と自分のTwitter運営に励む
・「圧倒的成長のために東京に出よう」と就活中。

こんな感じです。
なんだこの人、おもしろそう。話聞いてみたいな。
と思ってTwitter(@kei_tkok)も覗いてみました。

そしたら、
まだ始めて2ヶ月なのに
フォロワーが1500人!
ちなみに僕は2年間で420人。
この人完全にTwitter攻略してはる。
分析力とコツコツ続ける力の賜物でしょうね。

そんなけーやまさん、当時はTwitterで1on1を募集していたのでさっそくDMを送ってみました。わらしべ1発目をお願いしてみようという企みも持ちつつ。

僕の切実な理由から始まった家わらしべ企画について知らない方はこちらからどうぞ。

わらしべ決定!

沖縄-富山間だったのでオンラインにて1on1。

顔合わせ1発目は1500キロ離れての画面越しです。

まあ、1on1募集してるくらいだし進行も慣れてるんだろうなと思ってあんまり準備せず(FacebookとTwitterの最近の投稿を見たのみで)臨みました。

ところが!

・1on1はいつも何も決めず相手の進めるままやっている
・事前に僕が送った自己紹介記事は読んでいない

などということが浮き彫りになり。
うぉぉぉい!マジか!と思いましたが、想定しない僕が悪い。

その場の流れで会話を進めていきます。

結果、楽しかったです。すごいなけーやまさん。

話し始めて1時間もしない間に、わらしべ1発目を引き受けてくれることもサクッと決定。僕の富山帰還後にゲストハウス寄処で会うことになりました。

僕の準備力のなさとけーやまさんのアドリブトーク力が浮き彫りになった初顔合わせでした。

始まりの1冊の価値

さて、まだ物々交換の話に入らないのかと思われた方もいるかと思われるのでそろそろ本題に。

記念すべき最初の交換は

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ちんすこう→思い出の文庫本になりました!

パチパチ〜👏👏

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あれ?値段的な価値でいうとあんまり変わってなくないか?ブックオフに持って行ったら数円だろうし。

って?

まあそうなんですけど、けーやまさんにとって思い入れのあるものなんです。それも込みで「ええな」と思ったので交換させていただきました。

彼女が『くちぶえ番長』に出会ったのは、小学生の時。この本をきっかけに小説に興味を持ち、初めて作家さんを意識して本を選ぶようになったそうです。

自分にとって何かが始まるきっかけとなった本っていいですよね。ふと本棚で背表紙を見かけるだけでなんとも言えないじんわりとした悦びがあります。書き込みなんかがしてあるとまたグッとくるものがあって。

いいですか?(急に諭す口調)

今回手に入れた1冊の中古本は、これから飛躍するけーやまさんの「始まり」を形作った1冊であり、このわらしべ企画の始まりを飾った1冊でもあるのです。

手に持つだけで何かエネルギーを感じられるかもしれませんよ。

次交換する方、ラッキーです!笑

2時間近く取材してわかったけーやまさんの”ここがおもしろい”

わらしべの後、けーやまさんの魅力をさらに探るべく、そのまま寄処(よすが)にて2時間のインタビューをさせていただきました。

長時間ありがとうございます!

英語は話せないが韓国語はかなりしゃべれるとか、かつてはザリガニ大好き少女だったとか、物理的な意味での石頭エピソードとか、プチおもしろ情報もたくさんあったのですが、なにより一番おもしろかったのはインタビューされる姿勢です。

けーやまさんのTwitterのやり方やFacebookでの投稿を見ていたらわかるのですが、彼女はかなりクレバーに、そして着実に行動される方です。SNSによって投稿内容の密度やキャラを(おそらくかなり分析して)若干変えているところとかほんとすごい。

そんな、状況を分析し、自分を分析して、筋の通った決断ができる方なので根拠ある自信に満ちた堂々とした感じなのかなと思っていましたが、これが全然違くて。

インタビューしている間中頻繁に「ネタがない」「実はネガティブで」「もっとすごい人いっぱいいる」とかそんなことを口にするんですね。

(めっちゃ謙虚!とも思ったのですが、案外ネガティブゆえに分析力が高く着実に行動できているのかも)

正直、謙虚ガードが固くて僕の取材力では話を引き出すのに苦戦しました。

でも、あとでしっかりFacebookやTwitterの投稿を遡ってみると、視点も思考も行動も同世代では際立っているなとやはり感じたんです。学ぶところが多い。

そんなわけなので、けーやまさんから学びたい後輩のみなさん、彼女から学ぶには彼女の行動を見るのが一番です。

どうすれば見られるかって?

高岡慧の軌跡は彼女のnoteとTwitter(@kei_tkok)にあります。

けーやまさんのSNSまとめ

次回の交換もお楽しみに!

家わらしべ企画1発目、なかなか幸先の良いスタートとなったのではないでしょうか。

物語を伴うのが物々交換の魅力であり価値でもあるので、交換相手のことをじっくり腰を据えて知ろうとするのってすごくいいですね。

もしかすると、家にたどり着く頃には本1冊分くらいのストーリーにはなるのでは。

そう考えると今から楽しみすぎる!

けーやまさん、1発目の交換相手を引き受けてくださり本当にありがとうございました。

今度会った時は交換でなくちんすこうたくさんあげます笑


今回も最後までお読みいただきありがとうございました🙇‍♂️


わらしべ次回予告

昨日(2021/2/28)第2回目の交換をしてきました。

なんと、文庫本1冊が腕時計2本に!

一体どんな方が交換してくださったのか?

そんな、自社の社長からもらった物を公開であげて大丈夫なんですか!?

ぜひお楽しみに!



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久高 諒也(Kudaka Ryoya)|対話で情熱を引き出すライター
サポートいただいたお金は、僕自身を作家に育てるため(書籍の購入・新しいことを体験する事など)に使わせていただきます。より良い作品を生み出すことでお返しして参ります。