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娘の思考力に驚く父親

毎朝幼稚園と保育園に行く前に、子供にはYouTubeで10分ほど動画を見せてあげます。家にはテレビを置いていないので、YouTubeの時間は彼らにとって大事なアニメの時間です。

最近は娘がどこで見たのか、少年アシベという少し昔のアニメに興味を持ち出したようで、朝のYouTubeタイムでも「ゴマちゃん見たい!」とリクエストします。それで検索して、4分未満の動画になるようフィルターをかけて(←これ重要)、以下の動画を見せてあげました。

https://www.youtube.com/watch?v=Dk11EVIyCcM&t=315s

  (少年A 2 / Aの楽しい夢)


このアニメの途中では、スガオ君のお父さんがネパールに転勤になるというくだりがありました。動画を見終わった娘は、「お父ちゃん、テンキンって何?」と聞きました。

僕は「テンキンっていうのは、例えば会社から『お父ちゃん、君は大阪で仕事しているけど、明日から東京で仕事してください』って言われることだよ。今まで仕事していたところから別の場所で仕事しなきゃいけなくなることを、テンキンっていうんだよ」と説明しました。すると娘は言いました。「じゃあ、私も大阪の幼稚園から神戸の幼稚園に来たから、転勤だね」と。

僕はその一言に驚いてしまったのです。

というのも、娘はまだ5歳で、小学校にも上がっていないのですが、ここまで物事を考えることができるのかと、親バカながら思ったからです。5歳の標準的な思考力というのは分かりませんが、僕が驚いたのは、娘はテンキンという言葉とその定義を聞いて理解し、さらに自分のこれまでの経験(転園)に照らし合わせて同類比較として考えることができた点です。

こういう考え方は僕を含め、大人でもできていないことが多いのではないでしょうか。

娘のみならず子どもの吸収力はスポンジのように凄まじく、驚かされるばかりです。3歳でイヤイヤ全盛期の息子には手を焼いていますが、娘の学習能力や考え方には毎回、新鮮な驚きがあります。息子とも近いうちにこういう知的な会話ができるようになりたいものです。


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