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初めての大学講師、初めてのシラバス入稿

2022年4月11日。有難くご縁あって、来週の月曜日から、関西の私立大学で週一日、通訳を教えさせていただくことになりました。採用は1月に決まっていたのですが、それからというものの、シラバスの作成に結構時間を使いました。

一度シラバスを書いただけでは思考が深まらないので、一度保存し、また翌日見返すというプロセスを数回繰り返し、シラバスシステムに入稿したのが3月の中旬でした。

その間、大学の先生や通訳勉強会の学生に助言を求め、他人が僕のシラバスを読むとどんな印象を持つか聞いてみました。最初は学生にかなり要求的な授業計画をしていた為、先生からは「それじゃ学生がついてこないと思うよ」とアドバイスいただきました。修正して、もう少し気の張らない授業計画にしてみました。

そして授業4日前となった今日。外で昼飯を食べていると学生が数名、何やら楽しそうに履修登録をしています。大学生の頃を思い出しても、「この授業取りたいな〜でもあの授業と重なってしまうな〜どうしようかな〜」などとワクワクしながら履修登録をしたのを思い出します。

学生時代はシラバスを見る側だったので、それでいいと思うのですが、今はシラバスを作る側になりました。自分が書くシラバスが学生にどんな印象を与えるのだろうとすごく気になりだしました。「こう書いたら厳しすぎるかな」とか「ここは学生の反応を見て臨機応変に教えられるようにしよう」とか。

そして大学のシステムで履修登録者を見てみると、何と5名!でした。これは多いのか少ないのか、どちらなのでしょうか?おそらくシラバスで厳しい感じが伝わってしまったのか、履修者が極端に少なくなってしまったのかもしれません。

しかし通訳を教える時は、少人数で教える方が通訳力を効果的に伸ばせるのも事実です。そういう意味では5名というのは有難い数字なのかもしれません。とは言えシラバスを見て「この授業取ってみたい!」と思ってもらえるように書かないと開講すらできないわけで、そこの匙加減が難しいところです。

というわけで第一回の講義が4日後に迫ってきました。どんな学生に会えるのか楽しみです!

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