KuCoin AMA With Verasity (VRA) 日本語版 ~広告業界の不正に対抗するために設計されたオープンなエコシステム~
時間：2023年4月28日23:00～0:21(JST)
KuCoinは、KuCoin Exchange Groupにおいて、VerasityのCMOであるエリオット氏とのAMA（Ask-Me-Anything）セッションを開催しました。
Official Website: https://verasity.io/
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Guest
エリオット・ヒル（Elliot Hill）、VerasityのCMO。カルダノエコシステムのために設計されたDeFiエコシステムとローンチパッドであるOccam Financeの前"Head of Communications"、カルダノブロックチェーンを専門とするスイスの非営利団体であるカルダノ財団のコミュニケーション＆エンゲージメントマネージャーを務めている。企業、政府、機関、開発者など、複雑で多様な対象に対して、ブロックチェーン、金融、フィンテックのコミュニケーション戦略を立案・実行する。
KuCoinからのQ&A
Q：Verasityについてお聞かせください。Verasityのアイデアはどのようにして生まれたのでしょうか？
エリオット： Verasityは、広告業界の不正と戦うために設計されたオープンな台帳エコシステムです。2017年にICOでローンチし、その後数年間は特許取得済みのProof of Viewモジュールを含め、インフラとコンポーネントの構築に奔走してきました。
私たちのチームは約50名で構成されています。当社のエグゼクティブチームもご紹介します。
広告キャンペーンの資金調達、VeraWalletによるステーキング、Watch & Earnリワードの配布に使用されるVRAトークンは、あらゆる用途に使用できる単一のユーティリティ・トークンとして、Verasityエコシステムの中心となっています。今期（2023年第2四半期）には、真新しいウェブサイトを立ち上げ、AMAの後半でお話しする、VeraCardの最初のユーザーをお迎えする予定です。
Q：「Proof-Of-View」とは何か、そしてVerasityはこの技術VeraViews（ブロックチェーンを活用した広告ソリューション）をどのように活用しているのか。
エリオット： Proof of View、つまり「PoV」は、広告キャンペーン中に不正なビューが記録されるのを防ぐ、Verasityが特許を持つ広告不正検出モジュールです。
Proof of Viewテクノロジーは、PoVを統合したビデオプレーヤーで配信される広告が、あなたや私のような本物の視聴者に提供されることを保証します。これは、ブロックチェーンと、人工知能（AI）および機械学習（ML）を含む13のモジュールの組み合わせを使用して、広告の本当の視聴者を決定することによって実現します。
そして、Proof of Viewは、このデータを当社の専用技術であるVeraChainにオンチェーンで保存し、広告主やパブリッシャーがキャンペーンを監査できるようにしています。
Q: VeraCardについて教えてください。
エリオット： VerasityトークンであるVRAは、まもなくヨーロッパに拠点を置くDAMEXの決済アプリでサポートされる予定です。これはVeraCardの最初の展開に向けたもので、ユーザーは物理的なカードを通じて、VRAを実際に使うことができるようになる予定です。
Verasityは、DAMEXに上場する最初のアルトコインの1つであり、独自のブランドカードを持つ最初のトークンとなります。VeraCardを使えば、Verasityのコミュニティメンバーは、DAMEXアプリにVRAをロードすることで、数回のタップでGBPを使って店舗やオンラインで支払いをすることができます。これは、現在www.verawallet.io、15%のステーキングリワードを活用しているコミュニティメンバーにとって、特に便利なものになると思われます。
VeraCardの登録はすでに英国居住者向けに開始されており、年後半には欧州の他の管轄地域にもVeraCardを展開する予定です。英国居住者向けのカード注文に関するニュースを数週間後にお届けします！
Q：今後3年以内に、広告とブロックチェーン技術の交差点はどこにあるとお考えでしょうか？Verasityは、広告の不正防止にブロックチェーンを活用することをどのように想定していますか？
エリオット： まず、現在の形の広告がなぜ壊れているのか、この市場がどれほど大きいのかを探る必要があります。
VeraViewsは主にVideoプログラマティックエコシステム向けに運営しています。Videoプログラマティック広告は、自動化されたシステムとアルゴリズムを用いて、動画コンテンツの広告在庫を売買するものです。これにより、広告主は特定のオーディエンスをターゲットにし、リアルタイムの広告掲載を最適化することができます。しかし、ビデオ・プログラマティック広告には詐欺がつきものです。このため、広告主はキャンペーン予算の損失として、年間約800億ドル（約8.8兆円）を負担しています。
動画プログラマティック広告は、ドメイン偽装、ボットトラフィック、広告スタッキングなど、さまざまな種類の不正行為にさらされています。その結果、広告の3回に1回はボットや偽のビューに見られており、これは他の広告形態に比べてボットの数が73%多いことになります、
全米広告主協会（ANA）は、プログラマティック広告の購入は、従来の広告購入方法よりも17％多くの詐欺事件と関連していると報告した。これは2025年までに1,000億ドルの問題に成長すると予測されています。つまり、VeraViewsにとっては巨大なアドレス可能な市場なのです。
この資金は、残念ながら、不正行為に目をつぶる国で活動することが多い犯罪組織によって盗まれています。これらの資金の多くは、麻薬、人身売買、サイバー犯罪など、他の犯罪活動の資金となっているため、広告詐欺をVerasityが解決することで、世界をより良い場所にすることができます。
ブロックチェーン、具体的にはVeraViewsは、広告の売買プロセスにおけるすべての取引の透明で不変の記録を作成することで、この不正行為を減らすのに役立つと考えられます。これは、不正行為を特定し、関係者全員の説明責任を高めるのに役立ちます。私たちは、ブラックボックス化した広告エコシステムに、ついにデータの透明性をもたらすことができるのです。
Q: チームのVRAに対するビジョンは何ですか？また、長期的な目標や願望は何ですか？
エリオット：VRAトークンは、私たちのエコシステムをまとめる接着剤となるものです。私たちのソリューションとテクノロジースタックに力を与えるユーティリティであり、エコシステムトークンです。
VRAは主にVeraViewsの広告スタック内で、広告キャンペーンの資金調達、VeraWallet内、VeraWalletステーキングの基礎として使用されています。VeraViewsでは、流通供給からVRAを購入し、エスクロープールに預ける必要があり、エスクロープールは、当社のプラットフォームで実行される広告キャンペーンに資金を提供します。
VRAはデフレで、収益を使って燃やされます。私たちは最近、2023年第1四半期に7000万トークンを超えるトークンを消費しましたが、今後も収益を上げながらトークンを消費していく予定です。
Q: 広告業界におけるVerasityのロードマップと今後の開発・拡大の計画について、洞察をお願いします。
エリオット：今期の主なアップデートとしては、ウェブサイトを新たに更新し、当社のマーケティングプレゼンスを他の業界と同等にする予定です。
特にVeraViewsについては、いくつかのバックエンドのアップデートがあり、ロードマップ（www.verasity.io/roadmap）で確認できます。また、今年はいくつかの大きなイベントが予定されています。1つはフランスのカンヌライオンズ・フェスティバルで、60人近い参加者が集まるネットワーキングイベントを開催する予定です。
2023年は、私たちの製品がすでにお客様のもとで実使用されているため、採用を拡大する年です。ですから今は、ビジネス開発チームを増強し、新しいパブリッシャーを当社の広告スタックに迎え入れることに重点を置いています。
Q: Verasityは、広告エコシステムを複数のパブリッシャーに展開する際のスケーラビリティの課題に、どのように対処する予定ですか？
エリオット： VeraViewsのスケーラビリティに関しては、開発当初から計画していたことです。
私たちは、広告キャンペーンのデータを保存するために、「VeraChain」と呼ばれる専用のサイドチェーンを用意しています。イーサリアム・ブロックチェーンをベースにしながらも、コストを低く抑えるためにこのサイドチェーンを使用しています。キャンペーンからデータを一括してサイドチェーンに送信することで、透明性とアクセス性を確保し、数百のパブリッシャーが当社のソリューションを利用する際にもスケーラブルです。
スケーラビリティに関する唯一の考慮点は、私たちのチームサイズでしょう。また、新規アカウント作成やオンボーディングなど、VeraViewsの主要機能の自動化にも取り組んでいます。それについては、最新のロードマップの更新で詳しく説明しています。
Q: Verasityのコミュニティの成長と関与に対するアプローチについて教えてください。
エリオット：私たちはVerasityのコミュニティがどれだけ成長したかを非常に誇りに思っており、社会的成長とコミュニティへの参加に関して、世界中のアルトコインの中で常にトップクラスに位置しています。
私たちは今、新しいオーディエンスにリーチし、新しいチャネルでコミュニティをさらにエンゲージしようと考えています。例えば、私たちは最近、教育的なコンテンツを共有するために、Verasity Communityという新しいコミュニティ指向のYouTubeを立ち上げました。また、Zealy（Crew3）コミュニティを立ち上げ、サポーターの方々と十分に関わり、コミュニティへの還元を図っています。
今後数ヶ月の間に、私たちはさらに多くのソーシャルチャンネルを立ち上げ、Verasityを成長させ、暗号マーケティングとコミュニティの成長において確実に先んじることができる場所について、従来のチャネルの外に目を向ける予定です。
Q: Verasityのパートナーシップとコラボレーションについて、何か洞察を教えてください。これらのパートナーシップは、プロジェクトの全体的な成功や成長にどのように貢献しているのでしょうか？
エリオット：はい。私たちの主要なパートナーは Brightcove で、Brightcove Web Player を通して、パブリッシャーがウェブサイト訪問者に動画コンテンツを提供できるようにする動画プレーヤーのエコシステムです。ブライトコーブはNASDAQ上場企業で、VeraViewsはブライトコーブのウェブプレーヤーに統合された最初のサードパーティ広告スタックです。つまり、ブライトコーブの3000のパブリッシャーが、広告キャンペーンにVeraViewsを使用できるのです。
また、私たちはAmazon Adsパートナーでもあり、同様の広告市場において、パブリッシャーや広告主がキャンペーン全体の広告詐欺を防止するのを支援することができます。VeraViewsは、ORACLEのMoatテクノロジーを統合して、ユーザー向けの広告スタックを強化し、Hoopla Digitalを広告需要パートナーとしています。
また、VeraCardのためにDAMEXと、ユーザーとニュースを共有するためにAlphaday（暗号ダッシュボード）と提携しています。
コミュニティからのライブ質問
Q: プロジェクトをより明確に知ることができるように、チュートリアルビデオや、YouTubeチャンネルはありますか？共有することはできますか？
エリオット： VerasityのYouTubeチャンネルを新しく更新してリリースしたところです。ここでは、プロジェクトの情報、ビデオインタビューやポッドキャスト、AMA、四半期の総括、技術の深堀りなどをすべてホストしています。
Q: Verasityは、Proof of Viewモジュールの正確性と妥当性をどのように確保しているのでしょうか？
エリオット： Proof of Viewは、ボットを識別し、このデータをチェーン上に記録することを扱う、当社の広告スタックの単一のモジュールに過ぎません。Verasityは中国、米国、香港、韓国、ユーラシア大陸でPoVの特許を取得しているため、他のプロジェクトではできないことが、当社のコアなユニークセリングポイントです。
ただし、PoVは不正を防ぐために、他の12個のモジュールと一緒に展開されます。これにはAIモジュールやMLモジュールも含まれます。さらに、ライブの広告キャンペーン中にPoVが収集したデータを使って、不正を検知・拒否する未来のAIモデルをトレーニングしています。
ですから、私たちは常にPoVを改良し、特許保護を求めます。その結果、その精度は常に向上しています。
Q: VeraViewsは、そのパブリッシャーとアドバイザーに何を提供するのでしょうか？
エリオット： 既存の広告スタックや無効トラフィック防止ソリューションと比較して、透明性を提供します。簡単に言えば、オープン台帳（ブロックチェーン）技術を使って、広告キャンペーンのパフォーマンスをオンチェーンで検証できる唯一の広告エコシステムなのです。
これは、現在キャンペーンの効果を証明するのが難しいブラックボックス・ソリューションに頼らざるを得ない広告主や出版社にとって、真の前進と言えます。
Q: ほとんどの暗号ビザカードが非ヨーロッパ諸国ではサポートされていないのを見たことがあります。あなたのビザカードは非ヨーロッパ諸国をサポートしていますか？
エリオット： はい、私たちのパートナーであるDAMEXと一緒に、他のヨーロッパの管轄区域、そして最終的にはヨーロッパ以外の他の管轄区域でVeraCardを発売する計画を持っています。米国居住者には商品を提供していないため、米国は含まれませんが、東アジアの国々は含まれるかもしれません。
Q：以前は何をされていたのですか？また、R J Markとは実際に会ったことがありますか？あなたの意見として、VRAが完全採用されるにはどれくらいの期間が必要ですか？
エリオット：私たちのコミュニティの多くが知っているように、私は過去7年間暗号で働き、以前はCardano Foundationでコミュニケーションをリードするのを手伝っていました。他にも、分散型ローンチパッド、デジタルアセットバンク、オラクルプロバイダーなど、いくつかのプロジェクトで仕事をしてきました。
そう、私はR J Markにリアルに会ったことがあります。月に数回、チームでロンドンに集まって戦略会議をしますし、事業開発チームは全員ロンドンを拠点に、週のほとんどを直接会って仕事をしています。世界中にチームメンバーがいるにもかかわらず、いつもつながっているんですよ。
KuCoin AMAクイズ - Verasity (VRA)
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このAMAのリポートを公開してから5日間、フォームはオープンになっています。
プレゼント🎁
KuCoinとVerasityは、AMA参加者にプレゼントするために合計342,500VRAを用意しました。
AMA前の活動：68,470VRA
フリーアスクセクション：8,565VRA
フラッシュミニゲーム： 68,470 VRA
AMA後のクイズ： 196,995 VRA
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