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スシロー・ペロペロ事件

子供の将来が・・・とか、反省してるから・・・とか、若者に再び人生のチャンスを・・・と言う「未熟な未成年への情状酌量」を理由に、この子供への賠償請求をするスシローを「非情だ」「許してやれ」と責める人もチラホラいますが、それを見るたび思うのです。本気で言ってる?・・・と。

個人的には示談にも応じず1円もまけずに全額請求し、この子供か親には申し訳ないが徹底的に罪を償わせる姿勢を世間に知らしめた方がいいと思いますが、その理由はそんな情緒的な話ではないのです。

なぜならスシローは上場会社であり、ペロペロ事件の犯人が仮に、ペロペロする前にスシローの株を信用取引で大量に空売りしておき、ペロペロした動画を上げて、スシローの株価が暴落したときに一気に買い戻したら、ボロ儲けできます。こんなものインサイダー取引と同じで、かなり悪質な経済犯罪になり得るのです。証券取引法違反の取引にも関連してきます。また子供の面白半分のイタズラであっても、その後ろに悪い大人がいて、その人から命じられたお小遣い稼ぎである可能性だってある。
なので、それで儲けることができる金額分くらいは賠償請求しなきゃ、捕まっても「やった方が得!」となり、世の中がおかしくなります。
徹底的に罪を問う姿勢を貫き、今後似たような事件が起こっても同じようにしなければなりません。

少年においては、自分のやったことがいかにひどい事か?を真摯に学び直し、返せるなら働いて返して、ダメだったら自己破産して、少し不自由ですがそこからもう一度人生を頑張ればよいのでは?と思います。

これ、それくらいのことと思うのですが、どうでしょう?

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