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ゼロヒッチハイク成功

 ヒッチハイクの服装としてはCITADEと書いてある灰色のスウェットとm65の軍パン、その上にアトランタオリンピックのウインドブレーカー、セカストで買った青い帽子という大学生らしい服を選んだ。荷物は何がいるか分からなかったが、とりあえずフットサル用の服と替えのスウェット一着、パンツ靴下3セットずつ詰め込み、車内で演奏するためのウクレレを肩からぶら下げていた。
 朝早くからフットサルをするために出発し、2時間ほど筋肉の悲鳴の声がかれるほどボールを追いかけ回した。そうしてフットサルで同じチームになった男性に声をかけゼロヒッチハイクを成功させた。
 その男性との会話は多岐にわたるものであったが、その中でも大切なことはタイミングが何よりも大切であるということだった。タイミングとチャンスを掴むことは難しいけれど、そのタイミングをものにするためにどれだけ準備を整えるかが大切だと思った。そうした話をしているとあっという間に時は過ぎ、神奈川方面の高速PAに停めてもらうことができた。ここから本格的なヒッチハイクが続いていくことになる。

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