#435 コトバを眺め 憲法前文(前半)

日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

 ロシアのウクライナへの戦争につき、日本国憲法の前文の後半をピックアップした。引続き日本国憲法の前文の前半を読んでみた。憲法を置く前提となる前文。正々堂々としており実に美しい。
 政治を司る方たちは国政の軸がココにあることを心に持ってもらいたい。法律を犯していないから問題ないと、殺人を正当化する政府があった(最近です)。そして政治家を律する憲法を自ら替えようと声をあげる。戦争に負けた時の事を思い出し勉強をし(映画や記録で)、日本国憲法の前文を心に留めたい。
 

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