#653 コトバを眺め きっと上手くいく!

それが一緒だったらきっと世の中は上手くいく。

 JR九州の36+3=39を設計した三戸岡鋭治さんのコトバ。
 最高の物を子どもに提供していく。例えば床を木にする、に対して、担当者の方は木はやめてください、プラスチックにしてください。だって安いしメンテが楽だし加工性も良い、と職員はいう。
 対して三戸岡さんは自分の子どものために電車を設計するとしたら、担当者に子どものためだったら木とプラスチックどちらにしますか、の質問に、木に決まってるででしょって言うわけ。
 お前さっきプラスチックって言ったよな。企業の立場ならプラスチック、お父さんの立場なら木。それが問題なんだよ、と。

 問題が浮かび上がった。経済と文化、どちらが大事か扱う企業の心持ちひとつ。適材適所で文化を忘れない様にしたい。

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