口から肛門まで消化器官は1本のホース。腸から有害な物が漏れ出す危険性が…

おはようございます。港区で訪問整体をしている窪寺です。


最近はずっと姿勢とか足首とかが様々なカラダの不調につながるとお伝えしてきましたが、本日はもっと根本的な栄養についてお伝えしますね。



食べ物を消化するのは口から始まって食道、胃、小腸(十二指腸、空腸、回腸)、大腸(盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸)、肛門と1本のホースのようにつながっています。



本来はホースだから漏れるようなことはありませんが、腸の粘膜から有害な物質が漏れ出してしまう危険性があります。


腸の中の腸粘膜はタイトジャンクションというタンパク質が隙間を埋めて、必要がない有害な菌やウィルスなどが体内に循環することを防いでいます。



しかし、そのタイトジャンクションを破壊してしまうゾヌリンというタンパク質が発見されました。



ゾヌリンによってタイトジャンクションが破壊されてしまうと腸のバリア機能が不十分となってしまい、未消化のタンパク質や細菌、ウィルス、重金属、化学物質などが腸から漏れ出してしまい身体に不調が出てしまうといわれています。



その腸もれ症候群(リーキーガット症候群)は医学上は認められていない仮説の疾患ですが、リーキーガット症候群が原因で過敏性腸症候群や腸の炎症、肥満、アレルギー、精神疾患などと関連するという指摘もあります。




グルテン、カゼイン、カンジタ菌の増殖、食品添加物、農薬などがゾヌリンの分泌を促すといわれています。



カンジタ菌?膣カンジタはよく聞くかもしれませんがカンジタ菌はカビの一種の常在菌でカラダの様々なところにいます。



最近はグルテンフリーやカゼインフリーなど表示されていたりするのもこのような理由があるからかもしれませんね。



また、グルテンやカゼインを消化しにくい方も日本人は多くいると言われています。



特に牛乳はα-カゼインで、母乳はβ-カゼインのため、日本人は牛乳を消化できない人が多くいます。ちなみにヤギのミルクはβ-カゼインです。



我が家は数年前から牛乳を豆乳に変更しました。大豆や白インゲンなどの豆類にはレクチンという毒性があって体調不良を起こすことがあるとも言われていますが…



もし原因不明の体調不良などがある方は、「リーキーガット症候群」、少し注意してみてください。



本日もブログをご覧いただきありがとうございました😊

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