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「グラレコ教育学の会」から「グラレコ美術館」へ

一冊の本をグラレコして語り合う「グラレコ教育学の会」。気づけば5回終了した。グラフィッカーとして参加しているが、毎回ドキドキが止まらない。直前まで不安というか楽しみというかなんというか。

回数を追うごとに感じているのが、グラレコは上手くなくていいということ。その人の個性が出るもので、それぞれのグラレコの特徴が出て面白い。グラフィックにこだわりすぎると逆に伝わりにくいこともわかってきた。

そもそも誰に対して一冊の本をグラレコしているのか。

読者はどんな人とするのかで、見方は変わってくるし、グラフィッカーも対象が誰かで描き方も違ってくる。

肝となるのは「本のエッセンスを一枚のグラレコに」だ。

つまりお得感があればいいのだ。このグラレコきっかけで詳細を知りたくなる。本が読みたくなる。そんなグラレコを。

教育書を扱っているわけだから、そりゃ現場に還元してもらえたらこんなに嬉しいことはない。自分がではなく子どもたちがだ。

関係性が出来てきて、お互いの特徴や描くコツなどを掴み始めたこと、新しいプロジェクトを立ち上げてることになった。

描き手と鑑賞者を増やしてこの会をもっと盛り上げる。もっと広げる。

題して「グラレコ美術館」。

話が盛り上がって、なんやかんやで館長になって仕切ることになった。できるんだろうか。

またドキドキが始まった。それは不安もあるが、プロジェクトの舵を切って前を進むなんて想像してなかったから変な感じ。期待されていると思って、時間を効果的に使ってこの美術館を運営していきたい!

まもなく開館です。

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