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僕はすごくない

できないことがたくさんある。

朝起きれない。やろうと決めたことを後回しにする。家族との時間を作れていない。その場限りの対応をしてしまう。調子に乗ってしまう。読書が続かない。ダラダラしてしまう。

でも、それらをやめようとも思わない。やめたいけれど、やめようと思えばやめられるのだけれども、やめようと努力していない自分がいる。

できていないことなのか?肯定的に考えてみる。

朝起きれない。そんなことはない。毎日遅刻せずに出勤できている。なんなら、職場でも5番以内に出勤し、教室環境を整え、デジタル学級通信を発信し、授業の準備をしている。

やろうと決めたことを後回しにしている。そうかもしれないが、後回しにしでも、順番が来ればやっている。追い込まれるまでやらないだけで、それってある意味超効率がいいのでは?内容はともかく。

家族との時間を作れていない。10年前の熱血教師時代と比べれば、だいぶ落ち着いた。当時はまだ子どももいなくて、連れ合いを一人にする時間が多かったな。結婚して子どもができてからは家庭の時間も考えるようになった。当たり前のようにこの教師という仕事は子どもが近くにいる環境だけれど、その子どもには保護者がいて、保護者の思いも少しずつわかってきた。我が子を愛するが故に理不尽な言葉を投げかけてくることも。連れ合いには迷惑ばかりかけているけど誰よりも理解者であり、甘えているところも確かにある。限られた時間ではあるけれど、今以上に子どもとの時間、連れ合いとの時間を作り出す努力はしなきゃな。きっとできるはず。

その場限りの対応をしてしまう。これはある意味できていることに入るのかも。その場その場で臨機応変に対応できるスキルって結構すごいのかも。一瞬にして脳をフル回転させてその場にふさわしい行動、手段を選び行動に移す。ただしそれでよかったのかと反省することも多々ある。前述の追い込まれないと行動ができないに類似しているのかもしれない。じゃあ事前に準備できるようになるにはどうすればいいのか。

事前に準備をしていたことを想像する。例えば最近始めた登山。必要なものを購入した。登山をしている自分を想像しながら。また登山経験者の話を参考にしながら。楽しかった。興奮して眠れなかった。何にいつも以上に早く起床できた。すぐに起きれた。寒さも忘れて。楽しいことややりたいことの力は計り知れない。いつでもどこでもそんな力が出せればいいのに。ということは、いかに楽しむか。いかに面白がるかにかかっているということか。その場限りの対応ができるのなら、その場を楽しむスキルも身につけることができるような気がしてきた。

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