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Saturday night TA(交流分析) @note #14

こんばんは。

今日明日は大学入試なんですね。
例年この時期は私の住む街では大雪になって、受験生が大変ってニュースで、「あぁ〜今日だったんだ・・・」って知るのですが・・・。
今年は、今朝、東大で起こった事件の報道で知りました。

受験生に「動揺するな」と言ったところで難しいでしょう・・・。動揺している自分を受け入れて、人生にはこういうことも起こるのだと、脳と気持ちと身体の回復のために、今日は早く寝てくださいませ。
あなたがここまで過ごしてきた時間を無駄にしないためにね。

時間と言えば・・・
TAには『時間の構造化』というジャンルがあります。
交流分析士インストラクターの最終試験は、TAの7つのジャンルのうちひとつを講師陣の前でインストラクションするのですが、そのジャンル選びは、私の時はくじ引きでした(笑)
きっと、試験を受ける者のほとんどが『時間の構造化』に当たることを、激しく希望したと思います。
私はそうでした・・・。だって、一番楽そうだったから(笑)
残念なことに私はみんなが避けたがるジャンル『人生脚本』を当ててしまいましたが・・・。

でも、今なら、間違いなく、『時間の構造化』を当てたいと思いません。あの頃、楽そうだと錯覚していたのは、テキストのページ数が異様に短かく、講義時間も他のジャンルと比べると、あっと言う間に過ぎ去るような時間数だったからです。

TAの創設者エリック・バーンは言っています。
『人間は退屈ということに耐えられず、ゆりかごから墓場までの自分の一生を、6つの方法を使って構造化する』

その6つの方法を紹介するのが、『時間の構造化』なのです。

「ゆりかごから墓場まで」という壮大な自分の一生を、どんな自分で生きたいのかを問うものだと、TAを学び始めて10年以上経って、なんて恐ろしいジャンルだと、あの時、くじを当てなくて良かったと、自分を褒めたいです!

6つの方法とは・・・
①閉鎖・引きこもり
②儀式・儀礼
③雑談・気晴らし
④活動・仕事
⑤ゲーム(心理ゲーム)
⑥親交・親密

この6つは①から⑥にいくほど、ストローク(コミュニケーション)の量が増えていきます。
ストロークの量が増えるということは、なんだか、よさげなイメージだけど、誰かの言動と自分が交わる量が増えれば、それは、無傷ではいられないこともありますよね?
傷だらけのローラでは、生きるのも辛くなるので、ストロークの量が一番低いとされる「閉鎖・引きこもり」にいることも大事なのです。
かと言って、私たちは社会的動物なので、一人では生きていけません・・・。誰かと必ずコミュニケーションを取って生きていくのです。

「6つの方法」は部屋だとイメージしてもらうと分かりやすいかな?
自分が今、①〜⑥のどの部屋に
いたいのか?
いたほうがいいのか?
いないとまずいのか?

その6つの部屋にいる自分を知るためにTAの他のジャンルはあるのかも知れないと、ここ数年考えているワタクシ・・・。

エリック・バーンは、私たちは、人生を退屈させないために、時間を構造化すると言いました。TAで言う構造化は、自分の一生をどうやって6つの部屋に割り当てるのかを考えることだと私は思っています。

去年秋からのフルリモートワークが始まって、それまでも、「閉鎖・引きこもり」が多かったのに、「雑談・気晴らし」がさらに減って、人としてヤバいかもとヒリヒリとしています。
「心理ゲーム」すら懐かしい過去の出来事のよう(苦笑)

私はそろそろ、「閉鎖・引きこもり」の部屋から脱出したいと計画中です(笑)

あなたは、今年、6つの部屋のどこに主に居たいですか?

くぼたじぶん研究所
くぼた あけみ
日本交流分析協会
交流分析士インストラクター

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