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Saturday night TA(交流分析) @note #15_自分の根っこ

こんばんは。

たった今、プチ旅行から帰宅しました。
車で片道250キロくらいの距離(笑)運転は下手ですが、ドライブが好きなので、ぷらぁ〜と、このくらいの距離なら一人で出かけます。
去年、ホテルを予約した時は、コロナに「オミクロン」なんて名前はついていませんでした。出かけるかちょっと迷ったけど、リフレッシュしたくて、出かけてきました。

実は今回の旅で事前に予定してなかったけど、急遽、思い立って今日立ち寄った場所があります。

それは、私が生まれて、7歳まで育った場所。

旅先から30キロくらいだったかな?
なんとなく、行ってみようって気持ちになったのです。


私が生まれ育ったその町にある、当時住んでいたアパートはもうありません。アパートの目と鼻の先にあった、通っていた小学校を訪れてみました。防犯のためか、入り口はしっかりと施錠されていて(しかも鉄条網まで張り巡らされてあって)中には入れなかったけど、校庭では、野球教室?をしていました。あまり写真を撮ると不審者だと通報されそうで、遠くからパシャリ(笑)

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TA(交流分析)でも、そのほかの心理学でも、過去を掘り下げて自分を知るということをします。
過去を探ったところで、これからの自分になんの役に立つのか?未来志向でいこうという心理学もあります。

私は・・・過去にこだわり過ぎるのは、いかがなものかと思うけど、でも、過去の続きに今の自分があって、今の自分の先に未来の私がいると思うので、過去を軽んじるわけにもいかない派です(笑)

私の核ができた場所。
あのまま、引っ越さず、ここで暮らしていたら、きっと今の私とは違う人になっていることでしょう。ヒトは、誰とか場所とかに影響される生き物だからね。でも、7歳と言えば、私の核と言うか、根っこの部分は、この地のエネルギーと、この地で私に関わってくれたご近所のみなさんによって育まれたのです。私のベースはここで出来たのです。

もう、そんなに記憶は残っていないけど、なんだろう?不思議と「ただいま」という気持ちになります。

駅から続く商店街を見ながら、ここで暮らしていた自分と、まだ20代前半だった両親の姿を探してしまいました。実家から遠く離れ、知り合いも少ない土地で、大変だっただろうな・・・と、自分自身が年齢を重ねて始めて見える想いもあるのだなと、ちょっと涙目になりながら商店街を運転していました。

今の自分を知る手掛かりは、過去の自分にあります。
TA(交流分析)の教えでは
『過去と他人は変えられない。変えられるのは、今ここからの自分』
というものがあります。
でも、過去に起きた出来事は変わらないだろうけど、捉え方が変われば、
今の自分も変えることができる・・・と、あらためて、今日思いました。

懐かしい場所に、
少し遠回りをして、立ち寄って良かったな。

みなさまの根っこ、どこにありますか?

くぼたじぶん研究所
くぼた あけみ
日本交流分析協会
交流分析士インストラクター

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