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Saturday night TA(交流分析) @note #7

みなさま、こんばんは。

満月、ブルームーンの土曜夜いかがお過ごしですか?

隔週アップ目標でスタートさせました『Saturday night TA(交流分析)@note』7回目となりました。土曜の夜、ちょっと気軽に読めて、来週からのスタートに試してみようかな?なんて思えることをアップできたらなぁと思っています!どうぞ、お付き合いくださいませ。

前回はメラビアンの法則のお話しでしたね。見た目なのか?声なのか?言葉の内容なのか?ご自分の得意分野はどこか探してみましたか?

今日も続きと言うか・・・『声』についてお話ししてみたいと思います。

私はFMを聞くのが好きで、車を運転中も、家でも流しっぱなしにしていることが多いのですが・・・。FMはラジオですから、『声』の情報ですよね?声だけで相手は見えないんだけど、やっぱり好きなパーソナリティーさん、苦手なパーソナリティーさんがいます。一度もビジュアルを拝見したことがないパーソナリティーさんもいるし、タレントさんとかだとテレビとかで見たことはあるって人もいます。例えばビジュアルを知っていて、テレビで見てる時には気にならない『声』が、声だけだと、妙に耳障りだなってタレントさんもいます。ビジュアルで声の情報が掻き消されているのかも知れませんね・・・。

『メラビアンの法則』は

言葉(7%)+話し方(38%)+表情(55%)=100%

声が持つ38%という数字は侮れないと思うのです。なぜなら、今、そんなに人と会う機会も少ないし、大きな面積のマスクが顔を覆っていて、その表情の全部が見えない。もちろん『表情』が持つ55%という数字は顔だけの情報じゃないけどね。

先日、人間ドックに行ってきました。こんな時ですから、病院のスタッフさんも私たちもみんなマスク姿。ヒトとの距離を取って院内を歩くので、表情も分からない。待ち時間は雑誌を見たりして下を向いている。そんな時にスタッフさんから「○○番のかたぁぁ〜」と検査で呼ばれます。とても大きな病院で人間ドック専門病棟があって、100名近くのドックを受ける人が「○○番のかたぁぁ」と、ひっきりなしにコールされます。個人情報からか今年から名前じゃなく番号でコールされるようになりましたが、聞き取りやすい声、反応したくなる声があるなぁと思いながら雑誌を読んでいました(笑)

声の大きさはもちろんだけど、聞き取りやすいって要素は声の大きさだけじゃないよね?滑舌のよさ?間の取り方?声の張り方?声の周波数?なんだろう?

聞き取りにくい声のスタッフさんは、何度も番号をコールしても気付いて貰えずに、結局最後には「お名前で失礼します。○○さまぁぁ」とコールしていました。私は「あぁぁ、番号で気づかれないんじゃなくて、声なんだけどなぁ」って思いながら、待合室のテレビでNHKを見ていました(笑)

個人的に好きな声、嫌いな声、自分の耳と相性のいい周波数があるのかも知れませんね(笑)

先日運転中にFMを聞いていて「あぁ好きだなぁ〜」と思ったのが原田知世さん。声の表情がとても豊かで素敵だなぁと、番組が終わるまでドライブしていたい気分になりました(笑)

そして金曜日の夕方は三四郎さんの「グルーブ・フライデイ」というローカル局限定?の番組を聞きながら帰宅するのが金曜ルーティンとなっています。正直、美声ではないけど(ごめんなさい!)、三四郎さんが話すエピソードに泣かされながら、「私も頑張ろう」って思ったりするのです。

意外に声という情報は38%という数字なんだけど、目を使わない分、耳に集中するから情報の伝達量が濃ゆいのかも知れないなぁ〜と勝手に思っています。濃ゆいからこそ、好き嫌いがはっきり分かれるのかも知れませんね。

実は・・・数年前、友人に頼まれて地元のFM局に出させて頂いたことがあります(笑)1時間ちかくの番組をパーソナリティーである友人と2人でテーマに沿ってお話をしました。その時の番組を録音してあるのですが、もぉぉ何度聞いても激しく落ち込みます(涙)ちゃんと自分の声や、話し方を見直さないといけないなと思っていたけど・・・。日々流されて生きております・・・。チィィン。

TA(交流分析)のお話しで、なんでメラビアンの法則をこんなにしつこくお話しするのかと言うと、TA(交流分析)は『コミュニケーション心理学』とも言われているからなんですよねぇ。コミュニケーションは自分が発信する全てが相手に届くことで生まれるもの、一方通行のものはコミュニケーションではないと思うのよね。

良好なコミュニケーションスタイルってなんだろう?って考えた時に、自分が発信した情報が、相手からどんな風に自分は見えるのか?どんな風に聞こえるのか?どんな風に言葉は捉えられたのか?を知っておくことはとっても大切です。

・・・って、話をすると「人の目を気にしろってことですか?」って聞かれることがあるけど・・・。私はそういう時はだいたい「はい、そうです!(笑)」って答えちゃう。自分が発信したものが、自分の意図どおりに届くことは無理だとしても、なるべく精度は上げたいと私は思うから。そのためには「人の目」は気にします。

『ほっこりした気分になって欲しい』と思ってるのに、だみ声でキツイ内容の言葉を発信していたら、98%くらいの確率でストレートに相手に届かないと思いませんか?(笑)やっぱり、ほっこりさが伝わる声の温度があるし、言葉の内容があるし、見た目があるんですよね。

なぁんて、ちょっと長くなってしまったので今日はこのへんでおしまい!週末は自分が発信したものがどんな風に届いているのか想像してみませんか?

次回は11月14日のアップを予定しております。それまで、みなさま、どうぞお元気で!

くぼたじぶん研究所
くぼた あけみ
日本交流分析協会
交流分析士インストラクター
TA心理カウンセラー

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