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【起業に挑む高校生】久保俊介を動かしたモノとは

 2006年東京で生まれ、大阪は近畿大学附属高校で起業を志す。
 学生起業活動家「久保俊介」について、自分自身で解剖していく!

起業志向のきっかけは「理不尽」

 なぜ久保俊介は起業を志すようになったのか。
 その理由は些細なことだった。

写真素材:Adobe Stock

 起業を志す前、小学生の頃から地元の文化財保存会に属し、中学生から青年団に入団した。コロナも明け祭りが再開された高校1年生、感じたことは「理不尽」だった。先輩2人の言っていることが全然違う。Aと指示する先輩とZと指示する先輩の間に挟まれ、指示に添えなかった片方の先輩から指摘を受ける。苦痛で楽しくない時間だった。

 丁度そう思っていたところ、自分の運命を変える教員に出会った。H先生だ。
 H先生には、高校自教室の公民を担当していただいていた。その先生が授業終盤に「起業したいな、みたいに思ってるやつおらんか」と言った。その場で手を挙げることは出来なかったものの「起業・・?社長・・?なんか面白そう」と思い、授業終了後H先生に駆け寄り「興味あります」と伝えた。
 なぜ興味が湧いたのか、「自分がリーダーになれば地車保存会のような、意見の板挟みの理不尽に遭わなくて良い」と思ったからだ。 
 「なんか面白そう」と「理不尽はやだ」という浅すぎる理由が、私を起業の世界に誘ったのだ。

人生初のビジコン

 起業に興味があると手を挙げた、1年先輩の岸田宗将(きしだそうすけ/記事末にnoteアカウント記載)と自分が演習室に呼び出された。H先生は「ビジコンエントリーしよ」と唐突に言った。附属高校の母体近畿大学の「近大ビジコン2022」だった。
「ビジコンってナニソレオイシイノ?」状態だった私は、ビジコンはビジネスアイデアコンテストの略称で・・・と詳しく理解した上で、解決するための社会課題を探した。なんの不満も抱いていない社会から課題をあげる行為はとにかく難しい。
 最終的に、自分に関連している朝食欠食問題にフォーカスし、朝ごはんを食べられない小学生が、毎朝欠かさず食べている老人ホームで朝食をとるビジネスアイデアをピッチ発表した。当然初めて発表したアイデアということもあり、見返すと内容は破茶滅茶であった。

近大ビジコン2022でピッチをする高校1年の久保俊介

  私は感動した。発表者が「私のアイデアめっちゃええやろ」と自慢げに輝かしく発表をしている姿が魅力的だったからだ。
 「起業ええやん」その場で私はそう思った。

まとめ

隠し芸マルシェ(PASSION JACK NIGHT MARCHE)で出展する久保俊介

 「理不尽な環境は嫌でなんか楽しそう」という変な理由で飛び込んだ起業活動であったが、私は現在とても充実していると実感している。
 自身の成長を実感し、砕けることもあるが、目標を持ちワクワクした毎日を過ごしているからだ。
 この記事を読んでいただいた皆様にお伝えしたい。「とりあえずやってみてください。それがきっとあなたを高めるパーツになります。」
 偉そうに言ったが、私も実際に行動せず「考えて終わり」「無理そうだから諦めよ」という高校2年間を過ごしていた。なぜアクティブになったのか。そこにもH先生の影響がある。この話の続きは別の記事で書こうと思う。

 私が3年間所属し様々な失敗を経験をしながらも、交流会団体の設立も行なった生徒会活動についてもゆくゆく記事にしていこうと思う。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

各種SNSのご紹介

 Facebook:久保俊介(近大附属高校 起業家)

 instagram:@kuboshun.challenge

 e-mail:kuboshun.challenge@gmail.com

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