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企業内診断士であることのメリット

こんにちは久保です。今回は私が担当します。

もうそろそろ更新のことも考えないといけないかなと思いつつも、年度末に向けて本業のことで頭がいっぱいです。

毎回テーマに悩むのですが、このマガジンは企業内診断士のチームのメンバーが執筆しておりますので、今回は企業内診断士であることのメリットをいくつか考えてみました。

1、他の業界の話が聞ける。

私の所属するこの企業内診断士チームにはいろいろな業種の方がいらっしゃいます。

・IT業界
・コンサル業界
・金融業
・製造業
・イベント業界
・印刷業
などなど

定期的にメンバーから各業界の情報共有会が行われていますが、その中で、業務スタイルやビジネスモデルなど各業界独自の取り組みなどを耳にすることができます。それら他業界の話には、自社の業務に活用できるヒントや企業診断に役立てられる情報を見つけるチャンスが多く含まれていると思います。

2、自身の強みを再確認できる

診断士になって他の業界の方とお話をして気づくのですが、自社で業務しているだけだと自身のこれまでの業務経験で培った知識、スキルが他の業界の方からはとても貴重なものであるということが再確認できました。私は製造業を相手にしたIT企業に勤めており、主にCADを業務に活用している部門の方々や製造業の会社の情報システム部門の方とやり取りが多いです。その中で一般に語られている設計や図面管理、データ保持や製品開発プロセスの話などは、自社のメンバーからすると基本知識として理解している内容ですが、ITや製造業から遠い業界の方からすると私の独自の強みとして聞こえるようです。今のところこれらの知識を診断士活動に活用するまでに至っておりませんが、今後製造業の会社が支援先となった場合、今の業務で得た知識は自身の強みとして自信をもって活用できることにつなげられると思います。

3、診断士活動の目的が異なる

独立診断士と違い、企業内診断士は本業である程度収入が見込めるため、診断士としての収入を第一の目的とせず活動することができます。そのため、がむしゃらに診断士活動に臨むのではなく良い意味で仕事を選ぶことができます。この点に関して意見がある方もあると思いますが、私の場合、今は主に勉強(修行)、人とのコミュニティづくりが大きな目的となってます。

診断士資格を得たからと言って、計画も立てずやみくもに会社を辞めてしまい収入面で苦労してしまう話はよく聞きます。今の勤務先の関係、もしくは診断士のコミュニティで、ある程度の収入を得るめどをつけてからでないと独立後の生活も安定しないと思いますので、企業内で(仕事を選びながら)経験を積み、周りを固められたら独立するという形が理想だと思います。

以上、簡単ですが私の考える企業内診断士であることのメリットをまとめてみました。これから実務補修を受けて診断士登録される方々の今後の活動方針のお役に立てられれば幸いです。


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