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本日はお疲れ様でした

本日は令和5年度 中小企業診断士の二次筆記試験が行われましたが、本日受験された方々はお疲れ様でした。
そこで今回は本日二次筆記試験を受験された方たち向けて、今後の過ごし方の参考になればと思いちょっとしたアドバイスをまとめさせていただきました。


何はさておき再現答案

試験が終わってひとまずほっとしているところかもしれませんが、まず何をしなければならないかというと再現答案の作成だと思っています。
文章まできちんとまとめなくとも、どんな意図で何を書いたかくらいはメモを残しておいたほうが良いと思います。

二次の筆記試験を合格すると次に口述試験が予定されております。口述試験は落とす試験ではないと以前から言われております。
本年度の試験スケジュールを見ても、令和6年1月21日に受験、1月31日に合格発表なので、一定の合格基準に対してしっかり合否判定するような採点など行っていないと思います。
また、令和4年度の二次試験統計情報を見ると、「口述試験を受験する資格を得た方の数」が1632人に対して、「合格者数」が1625人でした。当日口述試験を受験しなかった人も中にはいると思いますが、合格率約99.6%という点を見るとデータからもそう判断できると思います。
以前聞いた話では診断士となるための人間性、コミュニケーション能力を見るためだといわれておりましたので、一通り受け答えができる内容であれば問題はないと思います。

ただし、いくら落とす試験ではないとわかっていても口述試験で問われる内容に対してちゃんと答えられないと平静を保てなくなり全くしゃべれなくなってしまうことにもなりかねません。口述試験で問われることは二次筆記試験の事例の内容に関してです。何を聞かれても大丈夫なように準備万端で口述試験に臨むためにも再現答案は準備しておいたほうがよいと思います。
私は事例4の内容を問われましたが、経営分析の内容や数値を全く覚えていなかったので具体的なコメントができませんでしたが、喫茶店の事例だったため苦し紛れに自営業の実家の話をしてごまかしました。

それでは頭を切り替えて

再現答案をまとめたら、あとは筆記試験の合格発表までこれまでの試験モードから頭を切り替えてください。ただ沖縄で一次試験を後日受験される方はすみません。もうしばらくだけ受験モードを維持してください。

これまで二次試験に向けて家族との時間、趣味の時間など貴重な時間を削って試験勉強に費やしてきたと思います。

終わったことはやり直せません。
受験予備校の合格判定、採点サービスなどあり、内容に関して一喜一憂しがちな時期だと思いますが、今日解答用紙に書いた内容を今から修正することはできません。ご自分の解答に自信を持っている方もいれば、あとからいろいろ気が付いて後悔している方もいると思います。ただし、もうやり直しは効かないのでここは頭を完全に切り替えて今までセーブしていたことを思いっきり楽しみましょう。
家族サービスができなかった方は家族と一緒にどこかに出かけたり、家で一緒に過ごす時間を増やしたりなどしてください。趣味の時間を削っていた方は思いっきり趣味を楽しんでください。旅行の好きな方はどこか遠くに出かけてもよいでしょう。読書の好きな方はこれまでためていた本を読みまくるのもよいでしょう。
再現答案さえ用意しておけば、あとは筆記試験の結果が出るまで何もやる必要はないと思いますので、めいっぱい時間を自由に使ってください。

合格後の自分を想像してみる

それでは頭を切り替えるついでに合格後の自分を想像してみてはどうでしょう。
ご自身が合格した後の具体的な活動目標がある方は、その目標の活動で自分が活躍できているところを想像してみてください。具体的な目標がない方でも、診断士の活動例はこのブログのメンバーの記事を読むといろいろとイメージできると思います。
合格後のイメージを持つことができれば、実際に合格した後の活動に生かせると思いますし、もし来年以降の試験にチャレンジしなくてはいけなくなった場合でもモチベーションの維持につながると思います。

自分の経験から振り返ると二次の筆記試験が診断士試験の各イベントの中で一番大きなイベントでしたが、本日はその二次筆記試験が終了しました。
これまでいろいろと気を張った日々を過ごしてきたと思いますが、この日を境にいったん日常モードに戻って頭をリラックスさせてみてはいかがでしょうか。

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