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診断士一年目の今後のイベントに関して考える

先週末、口述試験を受験された方々、お疲れ様でした。

今年は例年と異なる異常事態での試験となりましたが、これで本年度の一連の試験スケジュールがすべて完了したことになります。
あとは結果を待つのみとなりますが、以前記事に書いた通り例年通りの試験ポリシーであれば口述試験は落とすための試験ではないと思われます。
そのため、合格後の流れ、今後とるべき対応に関して今のうちに整理しておいたほうがよろしいかと思います。

今回は、今後直近で皆さんが辿ると思われるイベントに関して、例年のスケジュールと自身の経験からご紹介したいと思います。

2-3月の実務補習

中小企業診断士の試験に合格された方のうち、診断士登録の条件を満たすための選択肢の中で一番メジャーなものは協会の主催する実務補習を受講することだと思います。
本年度2月に実施される協会主催の実務補習の予定は、既に診断士協会のホームページに公開されております。

コロナの影響で実務補習の予定が今後変更になることも考えられるかもしれませんが、予定通り開催される場合、2,3月のスケジュールに余裕のある方は15日間コースを受講することをお勧めします。5日間コースと比較して、同じ講師の先生と同じメンバーで長期間チームを組んで実務に当たることで連帯感が醸成され、その後の人脈作りにもつなげることに役立つからです。私は当時いろいろあったためこのタイミングで15日間コースを受講することができませんでしたが、上記のようなチャンスを逃してしまったことは残念に思っています。

4月 スプリングフォーラム

今年はコロナの影響で緊急事態宣言が発出された時期と重なり中止となってしまいましたが、私の所属する東京都診断士協会の場合、毎年4月にスプリングフォーラムが開催されます。参考のために2019年のスプリングフォーラムの案内は以下のページから確認できます。

スプリングフォーラムは東京都診断士協会に所属する各支部や研究会がブースや発表の時間を設けてアピールする会となります。
ご自身の関心や得意分野などに近い研究会が見つかれば、そこから知識の幅を広げるなどの機会につながる場となります。

各種プロコン塾申込

スプリングフォーラムや各種支部のイベントなどを介して、各支部が主催するプロコン塾の情報も確認することができます。
資格取得後、独立してプロのコンサルタントを目指す方や、自身の目標に向かってスキルを伸ばしていきたい方などは、春先に自分に合ったプロコン塾を探して申し込みを開始する時期になります。スプリングフォーラム以外にも東京協会や東京協会傘下の各支部のホームページなどで各種プロコン塾の情報が確認できます。参考までに私が所属する東京都診断士協会城北支部のプロコン塾の紹介を掲載いたします。

各種研究会への参加

同じ時期、新入会員が各研究会に参加し始めることになります。
ここで同期や先輩の診断士のつながりが一気に広がりフェイスブックの友達が増える時期になります。私も業務や学生時代の友人以外で、いろいろな業界の知り合いが増えて見識を広めるきっかけになりました。研究会への参加は任意ですが、今後意欲的に診断士として活動していきたいと考えている方は積極的に各種研究会に見学参加していき、自分に合った研究会を探すことをお勧めします。私が所属する中小企業政策研究会は毎年1月に新入会員向けにチーム紹介のオリエンテーションが開かれますのでご興味のある方はぜひご参加ください。

7-9月 実務補習

夏にも改めて実務補習の募集が開始されます。ここで登録条件を満たした方は 8、9、10月で診断士登録を終えることになります。私も9月の実務補習を終えて10月に診断士として登録することになりました。当時は猛暑の中、本業の合間を縫って報告資料をまとめてへとへとになった記憶が強く残っています。

10月 秋大会

スプリングフォーラムと比較して規模は小さいですが、秋にも同様に各支部、研究会が一堂に集まって夏の実務補習を終えた新入会員を勧誘するイベントとして秋大会が開催されます。
今年はスプリングフォーラムが中止となった代わりに秋大会は予定通り開催されました。その時の模様は以下の記事から確認できます。

例年を参考に、新規登録される診断士向けに開催されるイベントを紹介させていただくと以上のような流れになります。お時間の許す限りいろいろなイベントに参加していただき同期や先輩の診断士の知り合いを増やしていただくことで各方面から生の情報を入手することにもつながりますので、積極的に活動していただければと思います。

こちらのメンバーの記事でも各種イベントなどの情報や過去の経験など掲載される機会がありますのでお役に立てていただければと思います。

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