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坂道グループは部活動なのか

各方面で様々な例えを用いて坂道グループの団結力が表現される。その代表例が部活動だ。乃木坂3期のインタビューでは山下美月は私たちは野球部のような感じた。と言っていたり、日向坂の渡邉美穂も部活動をやってるような感覚でお互いに切磋琢磨していると語っていた。たしかに、同じグループに所属している仲間と目標に向けて努力するのに1番のライバルは仲間であり、フォーメーションという名の序列を賭けて競い合うという点も一致する。さらに時に休業等でメンバーが欠けたときはその穴を埋めるべく他のメンバーが肩代わりするという点も部活動に近いと思う。ただ、この価値観が変わったのが先日Huluにて久保史緒里(推しメン)の単独インタビューでのとある発言がきっかけだ。

「私は初めは部活動みたいな感覚で乃木坂として活動してきたんです。でもそれだと全然ダメで、部活動は結果を残すだけでいいけどアイドルはそれだけでは足りない。」

この発言は真のアイドルファンである久保史緒里だからこそ、アイドルとは何か?を常に追求し、実際の部活動でも部長という役職を務めたからこそ分かる人間の発言では?と思う。たしかに部活動においてのライバルは目の前の結果、周りの部活動の仲間という常に見える相手である。しかしアイドルにおいてファンの評価や自分自身という見えない敵と戦う局面や結果だけ追及する訳では無いのがアイドルだと思う。私自身は当然アイドルではないからあくまで推測に過ぎないけど久保史緒里の言いたかったことはこのことなのでは?と思っている。

ここで話を元に戻そう。果たして坂道グループは部活動なのか?結論は似て非なるものすなわち似非である。彼女たちにしか見えない景色や感覚仲間との関係性を私たちが知ることは出来ない。ただ部活動と違い「目に見える結果」がやりがいになるのではなく私たちの「目に見えない評価」が届くことで頑張れるのがアイドルという仕事だと思う。正しいアセスメントと辛い時でも彼女たちを支えることが私たちに出来ることだという〆でこの話を終えたいと思う

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