kubo_sen

ディスクライフについて呟く

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最近の記事

スローとパス

 この頃、スローの回数とパスの成功率は正比例しないことに気が付いた。熱心にスロー練習をするプレーヤーがいる。とてもスローが上手いと思う。でもゲームではパスが繋がらない。なんでだろう。スローは、一方通行で立ってる相手に投げればよい。パスは相手が居る。相手のことを考えて投げないといけない。  この頃にかぎらず、数年前から思うのは、ロングシュートの練習でディスタンススローをするプレイヤーが多い。そりゃ、風下に投げるときにディスクが飛びすぎでレシーバーが捕れない。ロングシュートもパス

    • 地区選抜の配信を見て

      試合の配信やアーカイブがあることはとてもありがたい。学ぶ者にとって貴重な教材である。 岩間氏の解説を聞いていて、共感する部分がかなりたくさんあった。例えば、「キャッチが大切」「いつもより長いレンジで投げる」「マンツーマンが発展してのゾーン」など。私も同じようなことを何度も言っている気がする。基礎ができていないのに応用はできない。なぜ、すぐにセット練習をしたがるのだろうか?まずは、オフェンスとディフェンスの原理を身に着けることが大切なのに。全日決勝でもマーカーが被ったりポーチに

      • 一丸

         先日の大会で小さな出来事があり、感心した。あるチームと対戦する際、コートサイドにいる控え選手が、コートの両サイドに分かれて声を出し始めた。これは、コロナ前に常に言っていたことの一つ。ディフェンスやコーチングはコート外からでもできるので、コート内の選手だけでなくコート外からも一緒にプレイしていることになる。ほんの些細なことだけど、それを自分たちで気づいて実践していることに感心した。何度も言っているのにその大切さがわかっていないチームはとても残念に思う。凡事徹底の積み重ねが勝利

        • 再開

          それともう一つは、ゴールラインを超えた際のターンオーバーからの再開。ディスクが止まった場所、もしくはラインを横切った場所から再開するか、ゴールラインまで持ってくるならその地点から最も近いゴールラインからの再開なのですが、オフェンスもディフェンスもわかっていなくて、中央寄りで再開するケースが目立ちました。お互いが認めればよいのでしょうが、すくなくともディフェンス側は認めるべきではないと思います。

        スローとパス

          マンツーマンディフェンス

           マッチアップについて、きちんと考えているのか疑問に思うことがある。真剣に勝負で勝ちたいなら、マッチアップする相手を真剣に考えたい。ゲーム形式のトレーニングを見ていて、身長差がかなりあるマッチアップが見受けられた。オフェンス側にそのことを指摘したら、その後に連続3回ぐらい身長差を利用して得点に結びついた。ディフェンスしていた本人に聞いてみても、特にそこ(身長差)は意識していなかったらしい。ただ、この前の練習を踏まえて、つき方を横か後かで試していたらしい。そんなの、マッチアップ

          マンツーマンディフェンス

          ロングパス

          先日、ゴルフディスクを投げた。それなりに飛んだ。普段、ウルトラスターしか投げていない若者がゴルフディスクを投げるとまっすぐ飛ばすのが難しい。手首をうまく使うのがポイント。 いつもロングシュートの練習をしているときに気になっているのが、ディスクの飛距離。そりゃ、ロングスローだから当然なのだが、気になるのは、ディスクが飛びすぎていてキャッチできていないということ。レシーバーにキャッチしてもらわないとターンオーバーになるのに。パスがつながっていないことにもっと執着すべきではないか

          ロングパス

          ゾーンディフェンス

          プレイモデルの必要性を痛感するこの頃。 ゾーンディフェンスの基本はいくつかある。 大前提は、チームで捨てる所(投げられても良い場所)を共有すること。 カップ以外の奥のディフェンスは、一人で相手二人を見る(インターセプトを狙える場所にいること)。最低でも相手一人は止めるポジションにいること。悪い例は、一人のオフェンスに二人のディフェンスがつくこと。そうなると必ず他のオフェンスが空いてしまう。 ゾーンディフェンスで大切なのは、パスのコースを切ること。パスを出されないポジシ

          ゾーンディフェンス

          スペースづくり

          このところ、よく言うことが「もらえなくても良いからミートに行け」。下級生ならともかく、上級生もその感覚がわかっていない。常に自分がディスクに絡もうとして動いている。絡めそうもなければ止まっていることが多い。せっかくフリーの味方がいるのに、それを活かそうとできていない。 ゾーンオフェンスも同じことが言える。囮の動きでディフェンスの隊形を崩すことが大切になってくる。 別の言い方をすると「連動」。これはディフェンスでも言える。味方の動きやポジションを見て、どうすべきか判断して行

          スペースづくり

          掴み方

           先日、おかしな方向に曲がった指を見た。飛んできたディスクを掴もうとして突き指をしたとのことでした。スローの回転によって掴みやすい手の向きと位置があることは、なんとなく身についているけど、それを説明する機会があまりない。右利きの人がバックハンドスローで投げると、ディスクは表から見ると時計回りになります。反対にフォアハンド(サイド)で投げると反時計回りになります。飛んできたディスクを両手でつかむ場合は、左右の手で上下左右が対象になるように掴めば、問題なくキャッチできます。  

          掴み方

          マッチアップ

           この前のゲームを見て思ったのは、マッチアップでミスマッチがあったこと。あまりにも身長差があったので、オフェンス側にうまくミスマッチを利用すべきと伝えました。その後、3連続でそのミスマッチを利用して得点に繋げていた。ディフェンス側にそのことをかくうにんすると、身長差は考えていなかったみたいでした。この前の練習試合でつき方を変えたらうまくいったので、そのつき方について検証していたとのことでした。マッチアップする相手や風の条件が異なるので、その都度、つき方を変えないといけないのに

          マッチアップ

          イメージ

           地域のローカル大会に行って試合を見た。気になるのは、コートサイドの控え選手の位置。コートから3m以上、離れることとなっているのだけど、きちんと認識していないように思う。特に今はコロナ対策のガイドラインが設けられており、控え選手の間隔を十分に空けて移動を控えることになっているのに。ローカル大会だからということもあるので、指導の意味で少しだけ外から指示の声を出した。  経験の少ない選手はどうしてもゴール前で慌ててしまう。誰もが経験するミスですね。それを経験するとそのイメージを

          イメージ

          レシーバー

           全日本選手権の本戦の配信を見ていて、モチベーションがあがりました。普段から気になっている点としては、ミドルとディープの役割分担についてです。どうも若い選手は固定観念があるみたいで、奥に走るのはディープの役割だと決めつけているような気がします。本戦の配信を見ていて、うまく循環していることが確認できました。ミドルの人が思い切って奥を狙うことも必要です。特に目についたのが、ミドルあたりから100%のダッシュでシュートをもらいに奥へ走る姿でした。もちろん、シュートの精度が高いので、

          レシーバー

          走り方

           練習を見ていて感じるのは、下級生の走り方が気になります。どのようなフォームで走るかというのではなく、どのようなコースで走るかということ。アルティメットはチームプレーなので、味方の選手との相互作用が必要になります。味方の動きがどのようになっているのかを常に把握してもらいたいです。わかりやすいのが、コートの両サイドからロングシュートを投げる練習です。ロングシュートを投げた後にレシーバーとなってゴール方向へ走るのですが、そのコースについて他人の走るコースをみている人はどれぐらいい

          フォース

          今日の練習で気になったのは、ディフェンスの戦術について。  どうも何も考えずにいつもの流れで、なんとなくサイドアップにしているように思います。違っていたら申し訳ないけど、きっとほとんどの人が何も考えてないように見える。風や相手の特徴を考えて、どちら側にフォース(押す)のか考えながらプレーしないとオフェンス側も伸びない。 サイドアップが得意だからという理由も考えられますが、簡単にパスが回っていたり点を取られているのだったら、守り方を変えることも必要でしょう。試合の際に毎回、

          フォース

          今津にて

          今津にて

          インターセプト

           今日は大会で下級生の試合観戦。改めて、油断大敵を実感。先日の全日予選で目にしたディフェンダーが叩いたディスクをオフェンスプレーヤーがキャッチする場面を何度も見ました。特に経験の少ないチームや下級生のディデンダーが掴めるディスクを叩いていました。キャッチする余裕がないのでしょう。誰でも一度は経験したことがありますね。経験して学ぶこともありますが、見て学んでほしいと思います。強いチームだと叩いてナイスディフェンスをしても必ず怒られるプレーです。ディフェンスする際に掴めるディスク

          インターセプト