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ドローン(tello)を持って、CoderDojo 田原本に行ってきました!

CoderDojo は7~17歳の子どもを対象にしたプログラミング道場です。
2011年にアイルランドで始まり、世界では100カ国・1,900の道場、日本では全国に150以上の道場があります。

CoderDojo で学べる内容は道場ごとに異なり、今回、お邪魔したCoderDojo田原本』は田原本町にある『安養寺』というお寺の本堂で開催している、かなり自由な道場です。

安養寺では、「おてらおやつクラブ」という貧困問題の解決を目指す活動をされています。お寺にお供えされるさまざまな「おそなえ」を、仏さまからの「おさがり」として頂戴し、子どもをサポートする支援団体の協力の下、経済的に困難な状況にあるご家庭へ「おすそわけ」する活動です。じつに素晴らしい活動内容ですね!

こちらが『CoderDojo田原本』の様子です。
お寺の本堂で子どもたちが主体的にプログラミングを学んでいます。
Coder道場では、Dojoに参加している子どもたちのことを『ニンジャ』と呼びますw

最初に、Dojoのマネジメントをしている若さん(Coder道場では、チャンピオンと呼びますw)から、『Coder道場とは何か?』という説明があります。

『作って、共有する(Create and Share)』
Coder道場は、オープンソースの文化を継承しているようです。

いつもなら、説明が終わると、ゴリゴリとプログラミングを書くのですが、今回はドローンおじさん(僕のことw)がいるので、「ドローンを飛ばしたい人!」って聞いてたら、全員の手が挙がりましたw

さっそく、みんなで境内に出てドローンを飛ばすことにw

子どもたちはおはしゃぎ。「やばい、やばい。」「僕も、僕も。」
まわりのオジサンも大喜び。「安定してますね。」「これ、いくらですか?」これは間違いなく「買ってほしい!」とねだられる、と感じたお母さんの顔がドンドン青ざめていく(笑)

ちょうど、プログラミングでドローンを飛ばすために、イベント前日にtelloを買った親子さんがいたので、こども向けのビジュアルプログラミング言語【Scratch(スクラッチ)】を使って飛行を試みる。

みんなで空を眺めて絵になる写真にw
お寺には、独特のリラックスできる雰囲気がありますね。

道場に戻って、プログラミングを始める。
ドローンを飛ばすプログラムを書くと決めた子は、プログラムを書いたり、
外に出てドローンを飛ばしたり、仮説と検証を繰り返していました。
うんうん、じつに理想的な学習方法ですね。

道場には、子供向けの楽しいプログラミング本が置いてあったり、

ロールプレイングゲームでプログラミングを学ぶ方法を教えてもらったり。

○HackforPlay
ハックフォープレイはゲームでプログラミングを学べる新しい形のオンライン教材です。

このHackforPlayは、金沢市生まれの寺本さんが、石川工業高等専門学校在学中の2014年7月に開発したソフトウェアで、「CVCK Award(クリエイティブベンチャーシティ金沢ビジネスプランアワード) 2014」で優秀賞を獲得。同年12月、『ハックフォープレイ株式会社』を創業したそうだ。すげーな。

お寺の住職である松島さんも、本が好きで、本堂には沢山本が置いてありました。以前は、NTTデータで働いていたこともあるそうで、なんだか親近感がw

空道(そらみち)では、創造的なことをするために、ドローンを通じて失敗できる文化をつくりたいのですとお話したら、「それは、仏教的な考えですね。」と教えてもらいました。なるほど、無意識のうちに仏教的なコンテキストになっていたのですね。

Coder道場では、その日の最後に、作ったプログラミングをプレゼンテーションする場があります。未完成でもいいので、成果を発表することが大事。日本人の弱いところですが、子供の頃から鍛えることで、随分と将来が変わってくるのだろうなと思いました。

発表してくれた子供には、ノベルティのシールをプレゼント!こういう小技は重要ですね。

帰りに、若さんの実家に立ち寄り、生アンジュとココにお会いしました。
かわいいーー!!

そして、これが有名な若空(若さんの空w)

天理にあるおしゃれなカフェで今後のCoder道場の動きや、これから神戸ではじめる空道黎明館の相談に乗ってもらい、帰宅の途につきました。

やはり現場を行くと、いろいろ勉強になりますね。
皆様、ありがとうございましたm(_ _)m 多謝。

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