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イラスト上達のカギは「添削」にあり?!在学生の添削例をご紹介!【第1回】

京都芸術大学 通信教育部 イラストレーションコースでは、課題作品に対して現役プロクリエイター講師が「添削」を行なっています。

第三者の視点から、自分では気づきにくいイラストの良い部分や改善点を教えてもらえるため、添削によるフィードバックはイラスト上達のカギとなります!

今回は、実際の添削例と京都芸術大学 専任教員 はるお先生による解説をご紹介します。

本コースの学習の様子や、具体的な添削の内容に興味がある方におすすめです。添削例を見るだけでも学びが得られますので、ぜひ最後までお楽しみください。


課題と添削例6つをご紹介

課題科目:イラストレーション基礎1 アニメーション

この科目では、対象物の「動き」をとらえて描写するための知識を身につけます。連続した「動き」を理解しながら描く力を身につけることで、イラストの表現の幅が広がります。最終的に、キャラクターが生き生きと見えるようになり、ストーリー性のある作品を作ることができるようになります。

添削教員:鹿子前しき先生

学生からの一言:
課題を通して感じたことは、視野の広がりと自分の得意な範囲がどのあたりなのか、というところです。100%出しきったと思う課題でさえ先生方の丁寧な添削やアドバイスにて新たな可能性を見せて頂きました。添削内容はメモにとり、時々見直しては復習させて頂いています。また、幅広いジャンルを経験することができるので自分の得手不得手、もしくは新天地を探しやすいというのもコースの特徴のひとつだと思います。(ペンネーム:葵パキラさん)

はるお先生からの一言:
動作ごとの手足の角度など、言われてみると「確かに!」と思えるフィードバックがたくさん詰まった添削ですね。自分の作品をベースにして「なぜ?」「どうすれば?」というところまで論理的に例示付きで解説してもらえることで、授業の内容がより身に着いていきます。

課題科目:イラストレーション演習II-1 世界観表現・コンセプトアート

この科目では、映画やゲームで使われる「世界観」を伝えるアートの手法を学びます。プロのコンセプトアーティストになるために必要なスキルや、制作の過程を身につけることができます。

添削教員:マルオユキヒロ先生

学生からの一言:
完成して提出した課題作品に対して、更にもっと良くなるブラッシュアップの方法や、改善点、デッサンの狂いや効果的な表現方法のアイデアなどを添えて添削して頂き、自分の持っていた視座が上がり次の作品からもっと良いものが出来上がった感覚がありました。

はるお先生からの一言:
元のイラストが持つワクワクするような世界観はそのままに、よりドラマティックでインパクトのある表現にブラッシュアップされています。見せたいところを効果的に見せる「視線誘導」のテクニックなど、こちらも「なぜ?」が具体的に説明されていますね。

課題科目:イラストレーション演習II-2 アートディレクション

この科目では、デザイン業界で重要な役割を果たすアートディレクションについて学びます。アートディレクターがどのような仕事をするのかを理解し、実践する科目です。また、ビジネスの基礎知識を身につけ、イラストが社会とどのように関わっているかを理解し、コンテンツに対する分析的な視点を養います。

添削教員:黒尾先生

学生からの一言:
入学より以前は、背景を全く描かなくて、人物もフィーリングで描いてる節があったが、課題によって背景の描き方や描く習慣を身につけ、また、ハイライトの入れ方や顔のバランスなど明確に添削してくれたことで、それらを意識して描くことが出来るようになりました。(ペンネーム:ミズベロさん)

はるお先生からの一言:
画面を構成する要素にはそこまで変化はないものの、光の当たり具合をはじめとして細かい点の表現が調整されたことで、より「キャラクターの魅力」が伝わるイラストになりましたね。元々の表現を尊重しつつ「より良くするには」という教員の想いが感じられる添削です。

課題科目:イラストレーション演習III-1 ビジュアルストーリーテリング

この科目では、ストーリーを視覚的に伝えるための表現方法を学びます。登場人物が画面の中で何をしているのか、何を考え感じているのかを表現するためのテクニックを習得し、実践していきます

添削教員:都丸千歌先生

学生からの一言:
社会でクリエイティブワークを一定期間行なっている中で、経済的評価軸が強くなり、芸術的評価軸のウェイトが少なくなっている現状がありました。その中で、1つの客観的評価指標としての本校の添削は、大変有意義な物でした。添削を利用し現状の問題点の可視化を行う為に、受講後時点での等身大のスキルで課題を提出し、頂いたフィードバックを用いて学習効果を最適化する事が出来たので有り難かったです。(ペンネーム:ギルバートさん)

はるお先生からの一言:
こちらの添削も、良いところは具体的にポジティブに、改善できるところはしっかり的確にフィードバックされていますね。プロの教員の手によって、イキイキと表現された自分のキャラクターが見られるのも嬉しいポイントです。

課題科目:イラストレーション演習III-2 ゲームイラスト

この科目では、カードゲームやモバイルゲームなどの商業媒体で使われるイラストの役割を学びます。ユーザーに魅力的に訴求するためのテクニックや描画技術を身につけます

添削教員:らすねこ先生

学生からの一言:
添削をもらったことにより自分の技術では表現できなかった細かな質感表現のアドバイスやどこをどうすればもっと良くなるのかを的確に教えてもらえて、その箇所を直すと一目で良くなったことがわかり、とても納得がいきました。できていない箇所を指摘するだけでなく、よくできている箇所も褒めてくれるので自分のモチベーションにも繋がり嬉しかったです。(ペンネーム:vipぱんださん)

はるお先生からの一言:
もともと高い表現力をもって仕上げられているイラストですが、添削後はその迫力がさらに引き出されていますね。ボカシやエフェクトなど、仕上げ表現のテクニックや演出が加わったことで、より勢いの感じられる画面作りが実現されています。

課題科目:イラストレーション演習Ⅳ ポートフォリオ

この科目では、ポートフォリオを通じて自分の作品を社会に発信する方法を学びます。ポートフォリオは、自分のイラスト作品をまとめて見せるための重要なツールであり、就職活動やフリーランスの仕事を獲得するために必要不可欠です。将来取り組みたい仕事に合わせた最適なポートフォリオの完成を目指します。

添削教員:堅貝先生
添削教員:堅貝先生

学生からの一言:
添削をもらって、自分の絵の良い点と改善点を教えてもらえるのがとても嬉しかったです。自分の絵を客観的に見れるので、どこを伸ばして改善すればもっといい絵が描けるか考えるようになりました。
また、期間内に課題を提出しなければならないので、計画を立てて制作する意識を持つようになりました。

はるお先生からの一言:
自分が作り上げてきたイラストたち、せっかくならその魅力を最大限に伝えたいですよね。「描く」作業とは少し異なる知識や技術も求められるポートフォリオ作りですが、プロの目線から客観的な意見をもらうことで、さらなる理解や自信に繋げることができます。

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京都芸術大学 通信教育部 イラストレーションコースの詳細を知りたい方へ

少しの工夫でイラストが格段に良くなることを実感していただけたのではないでしょうか。

普段イラストを描いていて、「何かがおかしい」と感じても、それが具体的に何なのかを言語化できないと修正できませんよね。また、「自分と他人の絵を比較して自信を失った」という声もよく聞かれます。

本コースの添削では、良い部分と改善点の両方を丁寧にお伝えするよう心がけています。このようなフィードバックを受け続けることで、「修正点」だけでなく、自分の「強み」にも気づくことができます。

「弱み」を克服する前に「強み」を伸ばすことで、全体的なスキルが向上し、「自分らしいイラスト」が描けるようになっていきます。

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