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最後に一人でごはんを食べたのはいつなのか

12月1日、10ヶ月の息子が保育園に入所した。
慣らし保育をしている。今週は1日2時間。

朝連れて行くと、何で帰っちゃうの?と私に訴えながら泣いている。昨日も泣いていて終わったらしい。

今日は初めての給食で、もし泣いてしまい何も食べられなかったらお呼び出しの電話がくるとのことだった。

食べるのか?食べられないのか?
いやでも食べることに貪欲な息子だから、大丈夫な気もする。
家ではごちそうさまをすると泣く。もっと食わせろと号泣する。それくらい食べる。

不安になりドキドキしつつも、一人でいられる時間のうちに少し早いお昼ごはんにしようと思った。



あ、でも、今日は冷蔵庫に食材がない。
でも買いに行く時間もあまりないなぁー…

スカスカの冷蔵庫を眺めながら、自分のおなかに質問する。こんなんでもいいですか?

冷凍ごはんを温めて、豆腐と梅干しをのせる。かつおぶし、いりごま、のりも。最後に醤油と胡麻油をたらり。


5分で完成した豆腐丼を一人で食べる。

っていうか、一人きりでごはんを食べたのって息子が産まれてからあったっけ。

息子が起きていればもちろん、寝ていてもいつ泣き出すかわからぬ中で食べるごはんは、食事というよりも補給でしかなかった気がする。

こんなズボラ飯でも、ゆっくり食べると染み渡るよ。



結局、息子は給食を難なく食べ、おかわりまでしたらしい。

最近回数の減っていた授乳も、今日はついに見向きもしてくれずに息子は眠りについた。

息子のために摂っていた食事が、また私だけのための食事になる日も近いのか。

最近我慢していた、シュークリームや激辛坦々麺やピザポテトのことを想いながら布団に包まる夜がついに私にやってきた。嬉しいけど、寂しいような。

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