読書感想文#4「VRその2」

ちゃそです。
ちょっと感想文の執筆をサボりました。

その間も本は読んでいたのですが,この場で書かないと感想が薄れてしまいますね。

私事ですが,PCのパーツ交換をしました。前のPCを7年も使っていたので古代遺産と化していました。リフレッシュです。Ryzen導入マン。

かなり金かけているからしっかりと働いてもらわないと!

何読んだん?

今回はバーチャルエコノミスト 千莉さんの『マニア必見!VTuber究極の解説本!行動経済学でバーチャルYouTuberの本質を分析』を読みました。

kindle unlimitedのURL貼っときますね。

読んだ理由は,著者の前作を読んだから,前作の中で行動経済学というワードがたくさん現れていたため,これを軸に解説を行う本書を読みたいと思ったからです。

まあ単純にVRやVtuberという界隈が非常に面白いと思っていることが読む一番の理由なんですけどね。

内容

本著はVtuberを取り巻く様々なことを行動経済学の知見から解説する内容となっています。

取り上げている内容は5Gに代表される通信の進化,Vtuberのキャラクター性,企業とVtuberの関係性など多岐に渡っております。

どの内容についても説明の論拠は行動経済学に根ざしており,使われる専門用語はどれも簡単に説明されています。

また,Vtuberそのものだけでなく,Vtuberを扱う企業やより広い国の規模でみた経済についても焦点を当てています。

そこで,新しい職に対する企業のあり方や日本のVtuberの世界に対する優位性についての見解も示しています。

総合するとVtuber個人というミクロな視点,Vtuberを取り巻く経済環境というマクロな視点から考察した評論と言えるでしょう。

感想

全体的に理解しやすく賛同できる内容が多かったです。

「まだまだVRやVtuberは発展途中」という筆者の主張と,主張を支持する社会的背景の関係が明快であったため説得力があると思いました。

説明から近年のVtuberを取り巻く環境はVtuberにとって追い風となっており,チャンスであると感じました。

また,所々で紹介している行動経済学の知見は一般的な生活にも根付いていると感じ,本書の範囲のみならず幅広いビジネスや生活のシーンで応用可能と思いました。

特に企業と一企業人であるVtuberの間に存在する関係や軋轢の問題は何を目的に仕事をするのかについての重要なことを示していると思い,今後の他者に対する考え方,伝え方の軸にしようと感じました。

おわりに

感想文は以上です。今回は丁寧に推敲を行いました。

読みやすい文章を作ることのなんと難しいことやら…

読んだ本のストックは溜まってきたのですが,それを感想文としてアウトプットするのに時間がかかるのが難しいところ。

サボらずに書きたいです。次回はハートドリブンの本の感想文書きます。かなり衝撃を受けた本です。

おしまい。

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