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☆上海の布市場とは☆上海⇆鎌倉 exchangenote

aki、ありがとう!
鎌倉に実家があるなんて本当に羨ましい。私もいつか湘南、鎌倉エリアに住んで、平日は江ノ電に乗り、週末は海を見ながらボーっと過ごす生活をしてみたいものです。夢のまた夢ですが…。

☆上海の布市場の魅力について

さて、そんな鎌倉のお洒落生活からは程遠いのですが、上海に来てからハマっている『市場』について、今日はお話したいと思っています。

日本にはもうあまり残ってない文化だと思いますが、上海には野菜果物市場、魚の市場、洋服の市場、玩具の市場、生花の市場、雑貨やアクセサリーの市場、などなど沢山の市場が点在しています。
もちろん場所は綺麗ではないのですが、かなり安いですし、色々なお店を回って好みのお店や掘り出し物を見つけたり、店主と価格交渉する楽しみがあり、私はすっかり大好きになってしまいました。

これから色々な市場を紹介していきたいと思うのですが、今回は特にお気に入りの『布市場』についてお話できればと思います。

☆布市場とは

ずばり、沢山布があって好きな洋服を作って貰える市場のことです。
上海にいくつかあるようですが、観光名所である、外灘の近くにある『南外灘軽紡面料市場』が有名です。
私は先に上海に住んでいた夫に、「上海には格安でオーダーメイド服が作れる市場があるよ」と聞き、それは行かない手はない!と思いまず夫を通訳にして、行ってみました。

※市場内の各お店に飾ってある洋服はどのお店も大概素敵ではありません

☆布市場のおすすめのお店
調べてみると布市場は市場内に沢山のお店が立ち並んでいるようで、どこに決めたら良いのかわかりません。
私は、有名な方のブログを参考にして、「306号室の李国兴」さんの所に行くことにしました。(本当に3階にあります)

行くと日本人の奥様の先客が数名いて、優しそうなおじさんが1人。
こちらのおじさんは日本語は通じないけどジェスチャーで拙い中国語でもいけるし、日本人がびっくりするような、怒ってないけど怒ってるように聞こえる言い方がないのでおススメで気に入っています。

私はワンピースをオーダーしましたが、生地も良いし形も注文通り。

↓こんな風に即席試着室も作ってくれますよ。
(この赤い布の後ろで着替えています。おじさんは、ちゃんと見ないように気遣いを笑)

☆布市場での注文方法

①まずあらかじめ作りたいデザインを決めます。自宅で検索して、作りたい服のいろんな角度からの写真をスクリーンショットしておき、後で店主に送るのが間違いのない方法です。
(こちらのお店は麻、ウール、綿と沢山の生地があり、シャツからコート、毛糸から作るセーターまで可能)

②そして沢山の種類の中から好きな生地を選びます。これが迷う迷う(笑)

③作りたいデザインの写真を見ながら、おじさんに「ここはこうしてね」と言ったりとか、おじさんが「ここは大きすぎないほうが良い」と言ってきたり、しっかり打ち合わせ、擦り合わせをします←ここでちゃんと話しておくことが本当に大切!

④採寸

⑤値段交渉
日本人だからといってバカ高いことはなく、良心的な値段を言ってくれますが、多少値切れるので必ず交渉をしてみて下さい。
複数枚作ると更に安くしてくれたりも。
長袖綿ワンピースで大体6000円〜7000円、カシミヤ(自称)ウールコートで15,000円〜16,000円くらいでしょうか。

⑥出来上がり日交渉
だいたい1週間くらいをみておくといいでしょう。試着しないでいい!という人は出来たらそのまま送ってもらうことも可能。上海在住なら無料で送って貰えますし、試着時に気に入らない箇所があれば、やり直しを無料で行ってくれます。

出来上がりはこんな感じ。(皺が寄っててごめんなさい)
着ると少し袖がある、ノーカラーのAラインワンピースでとても可愛いんです。
採寸してくれるから、体に丁度フィットしていて、よく褒められます。↓

☆上海での洋服のお買い物について

私は、この布市場を知ってから、高いものは布市場で、安くていいものは、(既製品が売ってる)洋服市場やタオバオで買うようになりました。
5000円以上の服をみると「これ、布市場で作った方がいいな」とすぐ思ってしまう癖が(笑)
お洋服が好きで、地元の人と交渉したりすることに抵抗がない方は是非、布市場へ足を運んでみてください。本当におすすめです。

市場が好きすぎて、長文となってしまいました。
洋服市場やタオバオの話もまた今度したいです。

次回は、akiにゆったりできる鎌倉のおすすめを紹介して貰いたいです。aki、お願いします。

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