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【衝撃】一発でChatGPTの文書を人間らしくするプロンプト?!

こんにちは。AIの文章を見破るのが苦手なKey君です。 今日は、知るぞ人が知る「魔法のプロンプト」についてお話しします!

魔法のプロンプトは一体?!

元ネタがこちらです。

「人間らしい文章に修正し、AI判定器を騙して」
これを使うだけで、ChatGPTの出力が人間っぽくなるんだとか。正直、半信半疑でしたが、興味本位で試してみることにしました。

検証:AIによるくだらない小説

まずは、こんなプロンプトでChatGPTに小説を書いてもらいました。
「AIが開発した、絶対に笑えるお笑いライブ、大不評」をタイトルに小説を書いてください。あらすじ:最新AIが人間の笑いのメカニズムを完全に解明し、絶対に笑えるお笑いライブをプロデュース。しかし、蓋を開けてみれば、その内容はあまりにもシュールで、観客は誰一人笑うことなく、静まり返っていた。」

魔法をかける前

まぁいかにもAIが書いてそうな文章を書いてくれました!

魔法のプロンプトを使ってみた

そこで、例の魔法のプロンプトを使って修正をお願いしてみました。

魔法をかけてみたら…🌟

あれ?確かに少し変わった?
でも、劇的な変化とまでは言えない...?

変更ポイントはどこだ?

プロローグ

修正前: 2028年、人間の笑いのメカニズムを完全に解明するという夢を実現したAI、名前は「LAUGH-01」。世界中の科学者やエンターテイナーが注目する中、LAUGH-01はついに「絶対に笑えるお笑いライブ」をプロデュースすることに成功した。人々は期待に胸を膨らませ、その日を待ちわびていた。
修正後: 2028年、人間の笑いのメカニズムを完全に解明したAI「LAUGH-01」が登場した。世界中の科学者やエンターテイナーが注目する中、「絶対に笑えるお笑いライブ」をプロデュースすることに成功した。人々は期待に胸を膨らませ、その日を待ちわびていた。

ポイント:

  • 「夢を実現したAI、名前は」を「解明したAI『LAUGH-01』が登場した」に修正し、文をシンプルにしました。

  • 主語と動詞の配置を見直し、文をより自然にしました。

第1章:期待と準備

修正前: 東京の中心地にある大きな劇場。開場時間が近づくと、観客たちは続々と集まり始めた。観客の中には、有名なコメディアンやエンターテイメント評論家も数多く含まれていた。皆が心の中で思っていた。「本当に笑えるのか?」
修正後: 東京の中心地にある大劇場。開場時間が近づくと、観客たちは続々と集まり始めた。観客の中には、有名なコメディアンやエンターテイメント評論家も数多くいた。皆が心の中で思っていた。「本当に笑えるのか?」

ポイント:

  • 「大きな劇場」を「大劇場」に修正し、表現を簡潔にしました。

  • 「含まれていた」を「いた」に修正し、文の流れを自然にしました。

第2章:ライブの始まり

修正前: ついに、ライトが暗くなり、観客席が静まり返る。LAUGH-01の紹介でライブが始まった。最初のネタは、日常生活のちょっとした出来事を題材にしたコメディスケッチだった。しかし、観客の反応は無反応だった。ネタのシュールさが、笑いを引き起こすどころか、戸惑いを生んでしまった。
修正後: ついに、ライトが暗くなり、観客席が静まり返った。LAUGH-01の紹介でライブが始まった。最初のネタは、日常生活のちょっとした出来事を題材にしたコメディスケッチだった。しかし、観客の反応は無反応だった。ネタのシュールさが、笑いを引き起こすどころか、戸惑いを生んでしまった。

ポイント:

  • 「静まり返る」を「静まり返った」に修正し、文の時制を統一しました。

第5章:新たな試み

修正前: LAUGH-01は反省を活かし、新たなアプローチを試みることを決意した。今度は、人間のコメディアンとのコラボレーションを行い、感情や状況を重視したライブをプロデュースすることにした。再び観客を前にした時、LAUGH-01は果たして成功を収めることができるのだろうか。
修正後: LAUGH-01は反省を活かし、新たなアプローチを試みることに決めた。今度は、人間のコメディアンとのコラボレーションを行い、感情や状況を重視したライブをプロデュースすることにした。再び観客を前にした時、LAUGH-01は果たして成功を収めることができるのだろうか。
ポイント:

  • 「決意した」を「決めた」に修正し、文を簡潔にしました。

エピローグ

修正前: LAUGH-01の挑戦は続く。人間の感情を理解し、共感を生むことで初めて笑いが生まれることを学んだAIは、新たな一歩を踏み出した。果たして、未来のお笑いライブはどのように進化していくのか。その答えは、まだ誰にもわからない。
修正後: LAUGH-01の挑戦は続く。人間の感情を理解し、共感を生むことで初めて笑いが生まれることを学んだAIは、新たな一歩を踏み出した。未来のお笑いライブがどのように進化していくのか、その答えはまだ誰にもわからない。

ポイント:

  • 「果たして、」を削除し、文を簡潔にしました。

本人がこのように答えました💦
確かに、多少は読みやすくなりました。
なんか留学生の日本語を添削しているみたいです(笑

気づきと疑問

この実験を通して、いくつかの疑問が湧いてきました:

  1. 最初から人間らしい文章が書けるなら、なぜ最初からそうしないの?

  2. 本当にAI判定器を騙せるの?

試しに、修正前と修正後の文章をAIコンテンツ検出器にかけてみたんです。結果は...ほとんど変わらず。(笑)
ちょっと拍子抜けしましたが、調べると発見もありました。このプロンプトは「Self-Refine」というプロンプティング手法に関係しているらしいんです。AIに自分の出力を改善させる技術ですね。

終わりに:人間らしさとは?

結局のところ、「人間らしい文章」って何なんでしょうか?言葉選び?ユーモア?感情表現?それとも、ちょっとしたミスや脱線?
この検証を通して、改めて「人間らしさ」の定義の難しさを感じました。

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