推しが尊い話
緊急事態宣言が解けて、でも職場は最後に更新したあの日からずっと緊急事態で、なんやかんや気づけば9月。
この4ヶ月間、いろんなこと考えたり考えなかったり、落ち込んで相談して時に号泣して、たくさんの人に心配してもらって、手も差し伸べてもらって、
ちょうど5ヶ月になる日に次に進むことにした。
ずっと先が見えない状況の中で、期待して裏切られて振り出しに戻るのを繰り返して疲れてしまった。
決心したつもりでもすぐに気持ちが揺れて、後悔したりこれで大丈夫と自分に言い聞かせたり、急に涙出て来たり、そんな情緒不安定な日々、本来はこんなに長く続けるべきじゃかったはず。
それでもようやく前に進むことにできたのは、話を聞いてくれる人がいて、助けてくれる人がいて、応援してくれる人がいたから。
そんな人たちはほとんどここを見てないけど、
みなさんありがとうございます。
そして不安定な状態から逃避させてくれるかのように、突如流星の如く現れた推し、ありがとう。
そう、前置きがだいぶ重ためになってしまったけど職場に推してるメンズ、通称推しができたのだ。
6月、応援要請がきた仕事でたまたま知り合って、その日のうちに推しになってた。
今日初めて顔知ったけど、名前は聞いてたわ。
って。
合うと思うって言われたんよね。
って。
言われ、はい、推しですってなった。
なんて単純なんだろう、わたし。
そこから今日までずっと推してるし、なんなら最近推しが加速しすぎて訳わかんなくなってきた。
でも推しを思えば憂鬱だった出社も喜んでするし、わたしも頑張ろ。って思える。
最強の逃避ルートに入ったな、と。
はにかみながらの関西弁の威力が絶大で、ギャップに萌えたところから始まってるから、かわいい。
かわいい ≧ かっこいい
かっこいいから入ると減点方式で、何か残念なところを見つけると幻滅しちゃったりして、どんどんポイントなくなって最終冷めちゃったりする。
まぁ、勝手に幻滅するなよっていう、相手に対して失礼この上ない話なんですけど。
逆にかわいいは強い。同じように残念と捉えられるようなことでも全てがかわいいで加点される。かわいいポイントは増えることしかない。マイナスなんて概念がない。かわいいは正義。かわいいは無限大。たまにかっこいいが見えた日にはポイント100倍。
社外電話でめちゃ楽しそうに笑ってるじゃん、かわいい。
次決まった瞬間パーマ当て直してる、かわいい。
仲良しの同期と名前+くんで呼び合ってる、かわいい。
お酒飲めないけど飲み会は好きだから甘いお酒ちょびちょび飲んでる、かわいい。
フォーマルが求められた日、窮屈で着替えわざわざもって来たらしい、かわいい。見たかった。
社外作業の日、満を辞してサンダル履いて来たんだな、かわいい。
もうなんでもかわいい。かわいいの沼が深い。
それなのに昨日はジャケット姿見ちゃって、
かっこいいポイントですよ。ポイント100倍。
推しが尊い。かわいいの沼が深い。
最近はもっぱらこの2文が常に漏れちゃう。
推しと会えるのもあと一月だからなのかな、急速に尊み爆上がりしてるの。
先が違えてもずっと会いたい。飲みに行きたい。
返事こない。あんな絡みしなきゃよかった。
仲良くなりたい。
なんかもう訳がわからなくなってる。
周りにはもはや好きじゃんってよく言われるし、あれもしかして…?って思うことも、正直ある。
でもここ何年も目の前の人間を恋愛的に好きになってないからその感情がわからない。好きとは。推しとは。
推しとタイプと好きな人は全部違うって、どこかで誰かが言ってたけど、わたしの推しメンは全てをひっくるめて推しなのかもしれない。
仲良くはなりたいけど、推す気持ちは一方通行で大丈夫。
6月、精神安定のためわたしの脳みそが現実逃避先に選んだと思われる推し。
9月、気づけば推しのことで一喜一憂する不安定な日々。なんやねん。
推しの沼、難解すぎるけどとても楽しい。
あと少し元気にかわいいポイント見つけてこう。
この際いけるところまで沼にはまってみてもいいかもしれない。
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