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頼み事を受けてもらうには?

人になにかを頼むとき、依頼をそのまま頼んでいませんか?
かくいう、私も以前は何も考えず頼んでました。
仲の良い人や、普段からコミュニケーションがよく取れている人であれば
気を遣うこともなく気軽に頼めます。

でも、業務上でほとんど関わりのない人に頼み事をする場合
こちらとしても頼みづらいし、
相手も普段の自分の仕事とは関係ないことはやりたくない
のでほとんどの場合断られます。

では受けてもらうにはどうすればよいのか?

それは、
人から何かもらったら返したいっていう

「返報性の原理」

を使えば、受けてもらえます。

今回はその事例を紹介します


事例紹介

ある日の出来事。

社内の業務改善で会社から表彰された人に、
(今まで、行ったこともない別の部署で、会ったこともない人)
「目の前のその仕事をより良くしようという改善の意識」
「それを実際に行ってくれたという行動」
「とてもすばらしいことですね」
「ありがとうございます。」
って
承認と感謝を伝えにいった。

そして
「よろしかったらどうぞ」と
持参した缶コーヒーを差し上げた。
あわせて、その人の所属する部署の他の人たちへも
ご協力いただいたことの感謝も込めて全員にコーヒーを配った。

会社からの支給だと思ったらしく
「会社からですか?」と聞かれたので
「私からです」と。

そのあと、「頼み事があるのですが、断ってもいいですよ」って
事前に言ってから
社内報の編集員をしていることを伝え、

社内報の原稿(1記事)書いてくれないでしょうか?
とお願いしてみた。

「なかなか書いてくれる人がいなくて
原稿が集まらずに困っているので
書いてくれると助かります」
と依頼したけど

その場で断られてしまった。

そして、話しを聞いてくれたことに感謝してお別れした。

心の中では、
 「受けてくれたらありがたいな」ぐらいの
気持ちなので、まあそんなもんかなって思ってたら、

その数分後に、
電話がかかってきて、
「やっぱり書きます!」
って連絡をいただいた。。
「うれしい、ありがとう」って伝えた。

一度は断ったのに、わざわざ電話をかけてきたってことは、

・業務改善での会社からの報奨金
・私からの承認と感謝(言葉のプレゼント)
・現物(コーヒー)のプレゼント。
・その周りの人たちにもプレゼント

これらのプレゼントが、効いてる?

人から何かもらったら返したいって言う気持ちが働いたのか、
周りの人たちから促されたのかは分からないけど
「返報性の原理」がはたらいたのではと思う。

与えると、必ず帰ってくる
しかも帰ってくるときは
とてもうれしい気持ちになる

与えるって行動は人生を豊かにして、
・自分のやりたいこと
・相手にやって欲しいこと
の両方が叶いサイコーですね。

まとめ


以上今回の事例が
どんなことにも使えるとは限らないけど

大事なことは
相手から先に奪う(頼み事)ではなく

「先に与える」

ということ
これにつきますね。

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