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部材の方向(向き)

現場には日々、製作物が搬入されます。

製作物にはそのまま架設(設置)する部材もあれば予めいくつかの部材をひと塊に組んでから架設する部材などをさまざまなモノがあります。

そしていずれの部材にも最終的に設置されるカタチに合うような方向(向き)が発生します。

その方向は工場ではっきりマークしてくれる場合は問題ありませんが、全く印が無くてパッと見では判別がつかないものがよくあります。

方向のマークがない場合は最終的に設置されるカタチを想像しながら、図面をよく確認して、外形や孔配置から判断しなければなりません。

部材の方向を間違えるととんでもないです手戻りになりますので、方向の判別が難しそうな部材がある場合は、搬入される前に図面を読み込んで、自分で寸法を引き出したり、組み立て図を描いてみるなどして事前準備をしておきましょう。

何事も段取り8割です。
(大体の仕事の8割は準備作業です。)

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