手作りスコーンと憧れのアフタヌーンティー
こんにちは。
吉祥寺セラピストスクール スタッフのmomiです。
美容や健康を内側から叶えてくれるのに、とっても簡単!
いつもの食材で作れるのに、薬膳の知恵を取り入れて。
これまでmomi’s kitchenでは、そんないいとこどりのレシピを“動画”にして、ブログで発信してきました。
これからはnoteにて、日々お仕事やご家族のためにがんばっている方へ向けて、少しでも心身のバランスケアになるような、簡単レシピをご紹介してまいりたいと思います。
さて、今回は特別編として“ブリティシュスタイルで愉しむアフタヌーンティー”の様子をお届けします。当スクールの代表が本場イギリスから持ち帰ったレシピで作ったスコーンにmomi’s kitchenイチオシのメニューを加えて、自分たちでもできるアフタヌーンティーに挑戦。ティーセットやカトラリーをならべると、アットホームでわくわくするようなお茶会の雰囲気を味わうことができました。
イギリスのホテルアフタヌーンティーの様子、おすすめイギリス紅茶のブランド、スコーンには欠かせないクロテッドクリームの塗り方など、知っているとアフタヌーンティーがもっと楽しくなるお役立ち情報も、おしゃべりを通してお伝えしています。
こちらのYouTube動画になりますのでぜひご覧くださいね。
簡単に内容をご説明すると・・・
今回いただくスコーンは、デヴォンシャー(デヴォン)やコーンウォールというエリアのタイプのものなので、クロテッドクリームを合わせました。
※デヴォン地方もコーンウォール地方も、イギリス南西部に位置する自然豊かで美しい地域です。
クロテッドクリーム(Clotted cream)とは「凝固した濃厚なクリーム」という意味で、デヴォン地方でよく作られる高脂肪クリームです。バターよりも軽く、生クリームよりは濃厚な味わいが特徴で、スコーンに合わせると絶品です。
スコーンと紅茶のセットは「クリームティー」と呼ばれています。クリームティーと聞くと、 生クリーム入りの紅茶を想像してしまいますが、そうではなく、このセットにはクロテッドクリームが付いていることからクリームティーといわれるようになったそうです。個人的には、スコーンに濃厚なクリームを塗るので、紅茶はストレートが合うと感じました。
「狼の口」に例えられる割れ目の部分で横半分にしたスコーンの上に、たっぷりのクロテッドクリームとジャムを塗るのが一般的とされますが、クリームとジャムどちらを先に塗るかの論争もあるそうです。ちなみに、先にクリームを塗り、その上にジャムを乗せるのがデヴォン式。その逆がコーンウォール式です。私たちも両方試してどちらのスタイルもとっても美味しかったので、にぎやかに検証しながら食べるもの、おうちアフタヌーンティーの醍醐味かもしれませんね。
とはいえ、英国式アフタヌーンティーといえば優雅で贅沢なホテルアフタヌーンティーの世界を思い浮かべるものですよね。日本でも今や一大ブームとなっている憧れのアフタヌーンティーですが、本場イギリスではどのようなスタイルで提供されているのでしょうか。
最近、クラシックなイギリスのホテルでアフタヌーンティーを愉しまれた当スクール代表のお話では、夕方5時半くらいまで30分毎に予約が取れ、日本人にとってはランチや夕飯替わりにもなるボリュームのようです。スコーンの他に、小さなケーキなどのプチフール、おかずなどの品々もケーキスタンドに並び、食べきれない場合は箱などに入れて持ち帰ることも可能とのこと。また、スコーンに添えられるクリームですが、ロンドンではクロテッドクリームではなくホイップクリームが出てくるところの方が多いかもしれないそうです。私も一度体験してみたいものです!
今回お皿にならべたのは、スコーンをはじめ簡単なものばかりでしたが、少し改まった感じにテーブルセッティングをして、誰かと一緒にアフタヌーンティーとして食べるだけで、普段何気なく食べているものでも何とも贅沢な味がしました。また、ゆったりとした穏やかな時間にとても癒されました。
全くの初心者ではありますが、時代や国境を越えてアフタヌーンティーが支持される理由が少しわかった気がします。そこには一杯の紅茶からはじまる奥行のある世界があり、心にきらめきや潤いを与えてくれる要素が散りばめられていて、日々の何気ない暮らしを豊かにしてくれるものなのだなと。
スコーンのレシピ動画はこちらでご覧いただくことができます。
次回は、パエリアのレシピをご紹介する予定です。
身近な材料で簡単に作れる一品なので、どうぞお楽しみに。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。
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