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ゼルダを甘く見ていた自分へ

応募していたSwitchの購入権利が当たって、すぐに本体を購入しに行った。蛍光カラーの青と赤のコントローラーにちょっと恥ずかしさも感じたが、よく思えば私は蛍光イエローホイールのバイクに乗っているではないか!笑 全然大丈夫だ。むしろ良い!!

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…さて話を戻そう。

Nintendo Switch Onlineというサービス(年額2,400円)に登録すると様々な特典があるのだが、その中でもちょっと変わった特典が『ニンテンドーカタログチケット』だ。

え?約1万円もするの!? と思う方がほとんどかもしれない。でも、PS4やXboxの様に頻繁なセールを実施しない(そもそもゲームを安売りしない)任天堂においては、これは革命的チケットなのだ。

私はダウンロードソフト派なので、パッケージ版などここ数年買っていないし、ダウンロードで少しでも割引が効くならこれは買いだと思って即買いを決めた。

しかし、交換対象ソフトの中から2本を選ぶのは難しい。基本的には任天堂のソフトしかない。今話題の(いや逆に今更?)どうぶつの森やスマブラSPを交換したら、確実にどっぷりハマって妻や息子への対応がかなり疎かになるだろう。

そこで私が出した結論が、ゼルダ だ。

今回のブレスオブザワイルドは、ネットの評価も異常に高いロングセラーで、Wii Uからの移植作品(悪く言えば旧作)なので、Switch独自の3D振動機能には対応していない等の欠点はあるものの、今回は今までと違ってオープンワールド作品であると知ってワクワクした。

という事は、自分の好きな様に好きな順番で物語を進められるし、これは子育て世代の私にもピッタリだ!と思って1本目の交換を決めた。

2本目は1年以内に決めれば良いので、他の良いソフトが出るのを待つことにする。さて、ダウンロードも終わったし遊び始めようか。

約10分後…

あれ、癒されすぎて寝てしまった。何だろう、この何とも言えない感覚は。

一言で言えばとにかく綺麗。グラフィックが綺麗という意味ではなく、画面の淡い色合いや、風が吹き抜ける感じ、滑らかに動くアニメーション、バックで流れる音楽も最低限の味付け程度で非常に安らぐ。

そうか、このゲームは戦うためのゲームじゃないんだ。私が別世界に迷い込んで、リンクを操作してるだけなんだ。

敵をぶっ殺して楽しいオープンワールドゲームが多い中、このゲームは全く違う。別次元というか種類が違う。とにかく安らいで寝てしまう。

武器に耐久値があって使いすぎると壊れてしまったり、間違えて剣を高いところから投げてしまったら2度と戻ってこないのも面白い。

水に飛び込んで泳げるんだけど、がんばりゲージを超えてがんばりすぎると溺れてしまう。全然泳げない私からしたらすごくリアルだ。

そうか、このゲームは『がんばりすぎないゲーム』なんだ。がんばりすぎると壊れたり、溺れたり、落ちたり、悲劇が待っている。

でも、少しずつ自分を鍛えて、高めていくにつれ、コツをつかんでスムーズに進める様になってくる。

そうか、人生ってこういうものだったよな。今日も頑張ろう。

もしあなたがスイッチを持っていて、チケットで1本交換するとしたら、このゲームは本当にオススメ。ゲームとしてじゃなく、安らげる音楽や映像の中を自由に動き回れる箱庭として。

多くの疲れた日本人に、この世界を体験してみて欲しい。
やってみな、とぶぞ!笑

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