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思い続ける夢の話:その1

おはようございます。

私には、今いくつかの夢があります。自分用のメモとして、みなさんにみていただくnote記事として此処に残しておきます。

約10年くらい前に東京から地元の香川に帰ってきてすぐ、私は近所のおばあちゃんの家に呼ばれました。小さい頃もそんなに遊んだ記憶もないおばあちゃんでしたが、『まあゆっくりお茶でも飲んでいきまい!』という感じで、実家から徒歩2分くらいの場所にある、おばあちゃんのお宅にお邪魔しました。

何か私に話したいことがあるのかなぁ?と疑問に思いながらよくよくお話を聞いていると…『あんた機械とか得意なんやろ?パソコンとかも分からんし、ウチの家を全体的に便利にしてもらえんやろか?』そんな感じのことを言われました。

確かに、私は服飾の専門学校に通っていましたが、服の型紙を引くよりパソコンを触っている時間の方が長かったほど文化祭の音響や映像に力を注いでいたので、確かに機械モノは得意といえば得意です。

まず取りかかったのはパソコンから。『まず、今使っているパソコンを見せてもらえますか?』と聞いて、現状の環境を確認したところ、私は固まってしまいました。『これ、ワープロですよね?笑』

『いやいや…農協で買ったんやけど、カラー画面やし、インターネットもできるんよ!』

え?そんな機種が世の中にあんのかよ!!?笑

記憶が確かならば、こんな感じの機種でした。https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1801/27/news005.html

『いやいや、これはヤバすぎます。おばあちゃんはパソコンで何がしたいですか?』と聞くと

『インターネットと、メールと、写真を管理・保存したい』と。そうか、基本的なことが出来ればいいんだな。でも今のワープロじゃ無理だな!笑 と咄嗟に判断した私は『とりあえず一緒に買い物に行きましょうか!』ということで、後日一緒に家電量販店に行くことになりました。

私は当時、地元に帰ってきたばかりで車も持っていなかったので、おばあちゃんの車に乗せていってもらって、地元の家電量販店へ向かいました。

『おばあちゃん、店員さんに言われるがまま、進められるがままの機種を買ったらダメ。俺に任せて!!』と言い、私は機種選びを始めました。

下調べしていた機種を見つけて価格交渉し、延長保証に加入し、店舗のサポートは外して使い方は全て私がサポートすることにしました。他にも必要なものを買って帰路につきました。

その後、新しいパソコンを中心としたおばあちゃんと2人だけのパソコン教室が始まりました。これが私のIT家庭教師の始まりです。

地元に帰ってきたばかりの私は、すぐに次の転職先を決めていない時期だったので、時間だけはたっぷりあったのです。それからしばらく、おばあちゃんとマンツーマンでパソコンを中心に、いろんな機械の使い方を教える時間を過ごしました。

数週間後…

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おばあちゃんは…町で1番のコンピューターおばあちゃんになりました!私の教えた基本操作を全てマスターし、簡単なブログを始め、旦那さんがやっているTシャツの展覧会のポスターも作り出したのです!!!わずか1ヶ月未満の短期間で想像以上の進化を遂げたおばあちゃんにビックリしました。

『あんたの教え方が良かったからやわ。お店の人に聞いたら、何いうてるか分からんことも、1つ1つ丁寧に教えてくれるから、次々覚えたくなったんやわ』

いやぁ、本当に嬉しかったですね。東京での激務に疲れて超田舎の地元に帰ってきて成し遂げた、初めての仕事です。

その後も、田舎のクチコミスピードはTwitter並に速いので、実家の周りの様々な家や、隣町からも頼まれるようになりました。案件によっては、お金を頂くこともできるようになりました。

しかし、その後間も無くして就職が決まった私は、IT家庭教師の活動をやめて、普通のサラリーマンとして会社に出勤する毎日を始めるのです。

会社員になってからも、田舎の口コミの威力は凄まじく、現在では友人関係中心ですが継続的な仕事として、地元のお花屋さん、美容院等もお手伝いさせて頂いています。(機械周り、ネットワーク環境、デザイン関係、総合ディレクション等)

いつか、このように地元のために役立つ仕事を、私の本業にしたいと夢見ています。

昨日の記事でも書きましたが、思い続ければ夢は叶う(というか自分で叶えるように動く力になる)と思うんです。

これは私の夢の1つであり、他にもいろいろな夢はありますが、それは次回以降にご紹介させていただきます!ということで。

会社員やりながらでも、必死に考え、準備し、勉強し、タイミングを見計らい、いつか勢いで前へ飛び出したいと思います。

スタートを切った後、例えそれが失敗だとしても…失敗することがダメなんじゃない。何もしないことの方が大失敗だと思うので、私は進みます。

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