見出し画像

このnoteのタイトル画像に使っているイラストでZINEを作りました。

今さらながらですが、ZINEを作りました。

たしか1990年代に米国西海岸で流行ってましたね。
自主的に制作される小部数の冊子です。


同人誌との違いはわかりません。


作ったZINEは、「MOUNT  ZINE」 さんで取り扱っていただいています。


東京の田園都市線駒沢大学駅から歩いて10分ちょっとの住宅街の一角にお店があります。

こちらは、ZINEを専門的に扱って、さらにお店の一角で個展やグループ展もしているお店です。

アーティストやクリエイターにとって作品を発表できるとても貴重なところですね。


ZINEは、渋谷をぶらぶらして立ち寄る「ユトレヒト」さんや、展示会の帰りに立ち寄る六本木の「MORI ART MUSEUM SHOP」さんでよく見かけていました。


それでZINEが気になって調べて行ったのが「MOUNT ZINE」さんでした。

https://zine.mount.co.jp/shop/

早速出かけてみると、すごい種類のZINE!

150から200冊ぐらいあるそうです!

夢中になって手当たり次第、手に取ってページをめくってました。

そのうちから2冊購入!

素敵なイラストで構成されていて、見ていて楽しくなっちゃいます。

その時にお店の方といろいろとお話をさせていただいていると「ZINEを作ってここに置いてみませんか?」とのお誘い。

こんな素敵なお店に自分が作ったZINEを置けるなんて!

単純なのですぐにその気になっちゃいました。


iPadにProcreateで描き溜めていたイラストを使うことに決め、サイズとページ数を検討して、Illustratorでレイアウトまでは、仕事と同じようなのであっという間です。


で、小冊子にするにはどうしたらいいんだ?と。


ちゃんとした印刷会社は個人では高いし、ネット印刷は安いけど。。。
手作りは。。。

仕事だと10万20万ぐらいだとすぐに発注しちゃうけど、個人だと1万2万でも悩みます。


で、見つけたのが、神宮前にある「羽車」さん。

https://www.haguruma.co.jp/37396

すぐにショールームへ伺っていろいろとご相談。

こちらは、用紙の種類が豊富で選ぶのが大変です。
しかも「表紙と本文の紙を変えてもできますよ」と選択肢が増やされちゃいます。オリジナルの用紙も揃えています。

さらに綴じ方だけでも、糸ミシン中綴じ、糸ミシン平綴じ、ホッチキス中綴じと3種類から選べます。

これは想定外の選択肢だったので、サンプルを持って一度退散!

紙の見本と綴じ形の見本が用意されています


発注はネットからなので家でじっくりと考えてから。

勢いでZINEを作っちゃいましたが、仕上がってくると嬉しいものですね。

綴じ方は「糸ミシン中綴じ」、紙は手触りが良い「コットン スノーホワイト」を選択


個人が情報発信するのが、このnoteをはじめとしてtwitter、instagramなどと当たり前になっています。

そんなデジタルで気軽に簡単にできるものがあるのに、あえて手間暇かけて作って発信するのはどうなのだろうって思っていました。


作ってみてわかりました。

手間暇かけてアナログの印刷物に仕上がったものは、完成品までの途中経過までもが自己表現になっているのじゃないかと。

紙の表情や手触り、厚さ、テンション、綴じ方、そこに乗っているインクの風合いと、グラフィカルなものや文章と共にクリエイティブの一部ではないかと。


アナログだけの時は当たり前のことでしたが、今改めて確認できたことが、自分の財産になった気がします。


ブームから外れて作っちゃうのが自分らしいのですが、これは遅れているんじゃなくてトレンドの先取りだと思っています!

よろしかったら覗いてみてください。
https://zine.mount.co.jp/55


リアルなアナログ感ってやはり捨て難いものがありますね。
って言う話でした。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?