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ピッチングで胸を張る!おすすめのエクササイズと、そのポイントは?

埼玉県草加市、東京都駒沢公園・曙橋の野球の動作改善専門トレーナー北村智哉(Twitter:@kugayamatomo)です。

皆さんは投球を行う際に胸を張ろうと意識していませんか?

胸を張るためには、様々なポイントがあるのですが、今日は、胸を張るためのエクササイズをご紹介します。

今日ブログでご紹介するエクササイズを実践してもらうと、投球を行う際に胸を張りやすくなってきます。

今日は、そのエクササイズの内容とポイントをお伝えしていきます。

トレーニングやストレッチをやってもうまく胸が張れない

ピッチャーの投球時には、必ず胸の張りというのが必要になってきます。

胸の張りを出していくことで、ボールの球速などをあげることが出来ます。

プロ野球選手のピッチャーやメジャーリーガーのピッチャーの投球フォームを見ても分かるかと思います。

この胸を張るという形を獲得するために多くの選手が日々トレーニングやストレッチをしたりしています。

しかし、それらをやってもうまく胸が張れない選手がいます。

それはなぜでしょう?

その理由として、背骨(胸椎)の動きの悪さが関係して来ます。

脊柱_野球_胸椎_腰椎

胸椎というのは、背骨の中でも肩甲骨と肩甲骨の間にある背骨の部位のことを指します。

そして、画像を見てもらうと分かるかと思いますが、胸椎は少し丸みを帯びた状態で連なっています。

そこから投球する際にこの丸みがなくなり、逆に反り返るような動きをし、胸を張るという動きが出てきます。

つまり、この胸椎の反るという動きが出にくくなってしまうと、胸を張ると言う動作が行いにくくなってきます。

これに関しては詳しくは別のブログでもご紹介していますのでそちらを参考にしてみてください。

さて、胸を張るという動きですが、投球時は意識的に行うということではなく、身体を動かしている中で、結果的に胸を張るという状態になっているのです。

そのためには、まずはエクササイズなどで胸を張るという感覚を少し身体に覚えさせることが必要になってきます。

今日は、胸を張りやすくするためのエクササイズを紹介していきます。

ダンベルプレス

ここでお聞きしたいのですが、ウェイトトレーニングを行う際に胸のエクササイズをすると思いますが、どんなエクササイズをしますか?

ベンチプレス、または腕立て伏せが、きっと多くの方が行っているエクササイズだと思います。

この2つは、私も野球のウェイトトレーニングの中で、お勧めしているエクササイズでもあります。

ただ、胸を張るということに関しては、これらよりも今からご紹介するエクササイズの方がお勧めです。

それはダンベルプレスです。

ダンベルプレスというのは、簡単に言ってしまえばベンチプレスをダンベルで行うエクササイズです。

ベンチプレスというのは、通常バーを使用します。

ベンチプレス_筋トレ_野球

しかし、ダンベルプレスでは使用するのはバーではなくダンベルを使用します。

ダンベルを使用することで、バー使うベンチプレスと比較し、大きな違いがあります。

それは・・・肩関節可動域いっぱいに動かしエクササイズを行える。

ベンチプレスの場合、スタートの位置から下げていくと胸のところに当たりますよね。

そこがいわゆるベンチプレスのゴールのポジションになってきます。

しかし、ダンベルプレスですと、ダンベルと胸は当たりませんので、さらにゴールのポジションを深くすることができます。

すると、胸をストとレッチするように肩関節を大きく動かし、必然的に胸を張るという動作がベンチプレスよりも行いやすくなってきます。

これが大きな違いになっていきます。

実際にやっていただくと分かるかと思いますが、かなり胸のストレッチを感じやすくなるはずです。

このダンベルプレスを行っていくことで、より今まで以上に胸の張りを出しやすくなってきます。

ただ、1つデメリットがあります。

それは、ベンチプレスよりも扱える重さが軽くなります。

そのため筋力向上と言う部分で比較していくと、ベンチプレスのほうがいいのかなと言う考えが私にはあります。

目的をしっかり持って行えば、どちらもいいエクササイズです。

ダンベルが自宅やトレーニングルームにない場合

ここまで聞くとダンベルプレスをやってみたいなぁって思うかもしれません。

しかし、中にはダンベルが自宅になかったりトレーニングルームにない場合もあります。

そのような場合はこんな方法でやってみてください。

腕立て伏せをする際に台やプッシュアップバーを使ってやってみてください。

腕立て伏せ_筋トレ_エクササイズ_野球

用意した台・プッシュアップバーをいつもの腕立て伏せの幅位に置き、その上に手を置いてください。

そして、そこからいつも通り体を落としていくと、いつもやっている腕立て伏せの可動域よりも深く沈むことができます。

これにより家にダンベルがなくても腕立て伏せでより胸を張ると言う形を作ることができるのでダンベルプレスに似た効果を獲得することができます。

まとめ

いかがでしたか?

胸を張るという動作には、最初にお話しした通り、胸椎の動きを出していくことが大切になってきます。

それがある程度できるのであれば、次は胸を張るという動きを実際に行っていき、身体に覚えさせることが大事になってきます。

それを獲得するためのエクササイズの1つとして、今回ご紹介したダンベルエクササイズをお勧めします。

最初は、ダンベルの起動を獲得するのがとても難しい種目ではありますが、しっかり行っていくことで、肩の可動域を大きく使い、胸を張るという動作ができるようになっていきます。

ぜひ今度トレーニングする機会がありましたらダンベルプレスまたは大を使った腕立て伏せをやってみてください。

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