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野球選手の為のウォーミングアップ、ウエイトトレー二ングメニューとそのポイント!

埼玉県草加市、東京都駒沢公園・曙橋の野球の動作改善専門トレーナー北村智哉(Twitter:@kugayamatomo)です。

このノートの内容は、冬場のトレーニングを行い、来年の春・・・そして夏にレギュラー、エース、中心バッターとしてなっていく為に、どのようなウエイトトレーニングを行なっていけばいいかをまとめたものです。

トレーニングの方法を出来る限り細かく書いていきますので、このノートの内容を確認しながら、ぜひ冬場のトレーニングを行なってみてください。


はじめに

私自身、高校生の時にウエイトトレーニングを行いました。公立校でしたので、なかなか器具が揃った環境ではありませんでした。


部の備品として、初めて簡易的なベンチプレスの台などのセットが購入されたのは、1年生の冬でした。


それまでは、基本的な腕立て伏せ・腹筋・背筋というものしかやってきませんでした。(原始的なトレーニングだったな。。。なんて今では思いますw)

しかし、出来る環境になると、少しずつ部員がやるようになっていきました。やるといっても、短い練習時間の中で、部員全員が行なっていくので、ベンチプレスを1人3セットやるぐらいです。


今、考えると、もう少し真面目にやっておけば・・・なんて思います。

そして、時が流れ、2年の夏が終わってから、どのようにすればレギュラーを取れるかなと考えました。学校での練習時間は決まっているので、そこで頑張るよりも家に帰った後にどれだけやるかということを考えました。

そこで、行き着いた考えが・・・・

「ウエイトトレーニングをして、身体を大きくする!」

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ということでした。
(さすがに写真の様な男性を目指してはいません・・・w)

私立の強豪校の選手たちを見ると、一様にみんな身体が大きかったです。身長が自分と変わらないぐらいの選手でも胸板の厚さや、脚の太さなどが一回りも、二周りも大きかったのです。

また、チームの中でも力がある方ではなかったので、それを少しでも改善していこうと思ったのです。

身体を大きくし、力をアップさせることを目標に、夏休みから本格的にウエイトトレーニングを初めました。

近所に公共の運動施設があり、マシンやダンベルが揃っていたので、そこでウエイトトレーニングをやるようにしました。

メニューに関しては、そこにいたスタッフの方に作ってもらい、週2回を目安に行うようにしていきました。

最初は、打った時の飛距離が伸びるなどはありませんでしたが、11月のある日、他校と合同で練習を行いました。

その時にマシンを使ったフリーバッティングをしたのですが、その時に今までにない打球を打ったのです。

ホームランとまではいきませんでしたが、フェンス間際まで飛ばせました。正直、それは自分でもとても驚きました。

当時の監督も後日、学校ですれ違った時に、この時の打球に驚いたことを話してくれました。

そこから少しずつ打球に変化が出てきて、また守備でのバックホームなどの返球も伸びるようようになりました。

ウエイトトレーニングの効果が出てきたと思いました。

そこから引退する時まで継続して行なっていきました。

練習試合の最中に怪我をしてしまい、最後の大会と時は、残念ながら二桁の背番号でした・・・。

でも、怪我するまでは、練習試合でもしっかりスタメンで出ることが出来ていましたので、1年前の自分からは、想像出来なかったものでした。

ウエイトトレーニングを含めて、全てのトレーニングの効果というのは、一朝一夕で出すことは出来ません。

地道に1つ1つしっかり行なっていくことで、徐々に効果が出てきます。

今回の内容をしっかり読みつつ、日頃からトレーニングや自分の身体に対して敏感になり、様々な変化を感じるようにしてみてください。

ウエイトトレーニングの種目は、私が指導している中で、初めの一歩として行なってもらう種目です。

選んだ種目のほとんどが、ダンベル or バーベルがあれば出来るものとなっています。

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<目次>
1:ウォーミングアップ
2:上半身の筋トレ
3:下半身の筋トレ
4:ウエイトトレーニングの頻度
5:日々のケア

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